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備前・旭川の憂鬱 (「巨石建造物」は天体の動きを予測するため? 19-99) [日記・雑感]


筆者は長距離の転勤を、数回経験しています。幸か不幸か〝海外駐在〟の経験はありません。転勤してみると、不思議なことに転勤ごとに「書物」が減少します。しかしまた転勤先で「書物」が増殖します。

現在は「終の棲家」に落ち着ていますので、延々と同行して来た「書物」を読み返しています。

その中で下記表題の洒脱な本を読んでいます。著作権順守ゆえルールに基づきご紹介します。

無題0.jpg

その中の「立石(スタンディング・ストーン)」です。まあ一般的には「ストーンヘンジ:Stonehenge」をを想起させます。

無題.png


この10行目と11行目です。〝スコットランドでは、夏至であれ冬至であれ(付け加えれば、一年中)〟太陽の姿をろくに拝むことなどできないのだから、そのような解釈には無理があるだろう。〟です。

巨石建造物」は天体の動きを予測するため?ではなく、〝オークニー諸島では、これらの巨石は巨人が姿を変えたものだ〟と伝えられているそうだが、こちらの方がよほど信憑性がある。〟と主張されています。


そこで偶々訪れたことのあるイングランドの方の「ストーンヘンジ:Stonehenge」のphotoを見返してみました。2008年当時はポンドが高くて200円位と記憶していますので、入場料は£6.5-で1,300円でした。

e.jpg


それは兎も角、当時のphotoを眺めてみましょう。先ず平面のベタなphotoです。

a.jpg


次は少し近付いたphotoです。

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最後に見る方向を変えた平面のphotoです。

d.jpgl


イングランドの方の「ストーンヘンジ:Stonehenge」は、スコットランドの「立石(スタンディング・ストーン)」とは少々異なり、やはり天体観測といいますか、太陽の動きと農作業の関係を見る現在の天文台ではないかと思います。


この本の中では最後の方で〝鋭い指摘〟があります。ご案内のようにスコットランドは、1707年イングランドに併合されました。

スコットランドは〝つまらない言い争いと激しい内輪もめが延々と続いていた。その国の人々は私利私欲を優先し、(優秀な)指導者は生まれて来なかった。その国は国であることを諦めた。〟と。

スコットランドは未だにイングランドからの「独立」を志向していますね。我が日本国も近隣の国々から蹂躙される、そうならない事を願います。





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