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備前・旭川の憂鬱 (大きな〝ひとりごと〟 19-101) [日記・雑感]


「即位礼正殿の儀」が滞りなく行われました。名実共に「令和」の時代が始まりました。

午前中は雨が激しく、儀式が無事行われるか、どうかな!?と思っていましたが、日経によりますと〝午後0時58分、即位礼正殿の儀を前に都内の空にはうっすらと虹がかかりました。

TwitterではKAWABE Kentaro@dennotaiさんが、皇居をまたがる形で虹がかかってる。こんなことってあるですね〜と投稿されていました。

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一方、韓国の韓国の李洛淵(イナギョン)首相来日時、羽田空港は荒天で風が強く、ご覧のような状況でした。今の日本の韓国に対する〝カゼ当リ〟の強さを示したものですかね(苦笑)。

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今上天皇は1983/06から2年4ヵ月間、イギリス・オックスフォード大学マートン・コレッジに留学されています。帰国後、徳仁親王著『テムズとともに』 平成5年(1993) を上梓されています。

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目次の章立てに〝8 オックスフォードにおける研究生活〟があります。この中で「テムズ川の交通史」を研究テーマに選んだかを述べておられます。現在では広く「水」をテーマに国際的に発信されています。

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あらためて今上陛下の「即位礼正殿の儀」でのお言葉(正式名称が不明です) を見てみましょう。

さきに、日本国憲法及び皇室典範特例法の定めるところにより皇位を継承いたしました。ここに「即位礼正殿の儀」を行い、即位を内外に宣明いたします。
上皇陛下が三十年以上にわたる御在位の間、常に国民の幸せと世界の平和を願われ、いかなる時も国民と苦楽を共にされながら、その御心を御自身のお姿でお示しになってきたことに、改めて深く思いを致し、ここに、国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います。
国民の叡智とたゆみない努力によって、我が国が一層の発展を遂げ、国際社会の友好と平和、人類の福祉と繁栄に寄与することを切に希望いたします。


この中で上皇陛下の「即位礼正殿の儀」のお言葉とを対比して、同じように〝平和〟が謳われているので良かった、とする論調がオールドメディアを中心に流布されていました。

勿論〝平和〟は大切です。日常生活を送るにも、企業活動を展開するにも〝平和〟が基盤であることは云うまでもありません。

しかしながら「平成」の時代は以前投稿 https://ironbridge-uk.blog.ss-blog.jp/2019-04-01 しましたように、日本国に限定すれば〝平和〟でありましたが、日本の国力は大幅に低下しました。所得だけの比較ですが、昭和と較べますと、20%も低下しています。

「令和」の時代は今上陛下のお言葉の最後の部分に注目したいと思います。何と言っても「国民の叡智とたゆみない努力によって、我が国が一層の発展を遂げ」なければなりません。

幸いにも今上陛下御夫妻は〝国際派〟でいらっしゃいます。やはり国内だけに留まるのではなく、令和の時代は広く世界に日本を発信し続けることが必要です。

ノーベル生理学・医学賞に輝いた大村智さんも「即位礼正殿の儀」に出席されたようでして、国民みんなで頑張ろう!と仰っていました。令和の「即位礼正殿の儀」では190以上の国・地域からの来賓がありました。

この様に「日本国」の存在意義が、21世紀も令和の時代も、変わらず継続して行けばいいなあ、と思いました。



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