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備前・旭川の憂鬱 (「厄介者のコニシキソウ」 18-78) [日記・雑感]


いわゆる〝雑草〟の「コニシキソウ」ですが、筆者にとっては厄介者です。今年になってこの〝雑草〟を「コニシキソウ」というのだ、と知りました。


猫の額の庭にも、今年の酷暑を何のその、しっかりと〝雑草〟の「コニシキソウ」が繁殖します。

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何故〝雑草〟の「コニシキソウ」が厄介者かと言いますと、兎に角水平方向に蔓延ります。

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草むしりしようにも〝根っ子〟が深く入り込んでいます。乾燥した土の場合、強く引き抜こうとしますと、間違いなく根っ子は取れません。

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それでも涼しい時間を見計らって、「コニシキソウ」と根競べです。



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備前・旭川の憂鬱 (「瀬戸大橋?」 18-77) [日記・雑感]


そういえば「瀬戸大橋」を通行した事は、電車や車で何回もあるけれど、「瀬戸大橋」を見たことが無いと気付きました。まあ〝木を見て森を見ず〟ですね。

今年の夏、当地・岡山は散々な目に遭いました。先ずは七夕の「H30/07西日本豪雨」です。

次に、7/29「逆走12号小台風」で猛暑日が途切れました。

8月4日から連続3日間連続で37℃以上を記録しました。旧盆中の8月14日が〝とりあえず〟猛暑日の最後でした。

そして昨日、台風20号が直撃する予定?でしたが、ルートが少し東にずれまして当地岡山では大きな被害は無かったようです。秋に向けて何が起きるか予断を許しません。


熱帯夜が続く中、8月18日は早朝の気温が突然〝17℃〟を記録しました。天気も良いので「瀬戸大橋」の全貌を見に「王子ヶ岳(おおじがたけ)」に出向きました。当日は天気も良く、湿気も少なく感じまして〝期待〟して出向きました。

「王子ヶ岳(おおじがたけ)」は倉敷市児島、瀬戸大橋本州側の起点でジーンズの聖地、と玉野市宇野、瀬戸大橋が開通前は本州と四国の交通の要衝、の丁度中間地点にあります。その謂れは結構ロマンチックです。左下のイラストは当地出身の〝いしい ひさいち〟さんです。

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ほとんど山頂まで車で行くことができます。駐車場も十分整備されています。そして山頂への遊歩道の入り口に興味深い看板がありました。「思わず時を忘れ、新鮮な感動をあなたへ」

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これは本当でした(笑)。近くに「王子ヶ岳」からの眺望の案内板があります。ご覧のように備讃(吉備:岡山県、讃岐:香川県)瀬戸の大所が総て眺望できます。モダンアートで有名な「直島」も見えます。反対側、北側を望めば岡山市まで眺望できます。勿論天気が良ければですが...

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山頂近くに「王子ヶ岳・パークセンター」があります。最近リノベーションされた、洒落たカフェ「belk」あります。残念ながらweek day は休みですが金曜日は営業です。ランチはありません、ご注意を!

前述の如く素晴らしい眺望を期待したのですが、残念ながらモヤがかかっていまして「瀬戸大橋」の全貌を見る事はできませんでした。最後に2枚だけご覧いただきます。

「王子ヶ岳・パークセンター」からの備讃瀬戸の眺望をご覧ください。先ずは花崗岩で出来ている岩山です。

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多島海の瀬戸内海に浮かぶ、おにぎり島「大槌島」です。

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小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」のような小舟の航跡です。

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四国の香川県丸亀にある「讃岐富士」です。このご当地富士の本名が「飯野山」です。あの「丸亀製麺」の店に飾ってありますね(苦笑)。

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目の前に面白い顔をした岩が見えます。これは「おじさん岩」「にこにこ岩」「ひつじ岩」とか呼ばれているそうです。よく見ると女性が登っていますね。海岸線から30分程度で登れるのだそうです。この辺りはこのような「岩」とその景色があちこちで見る事が出来ます。

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最後に予告通り、見苦しい「瀬戸大橋」の一部です。先ずは「櫃石島橋」と「岩黒島橋」です。これは典型的な〝斜張橋〟です。首都高速湾岸線の「鶴見つばさ橋」と同じ構造ですが、鉄道との併用橋ですから全体にゴツイです。吊っているロープの太さも倍以上あるように思います。

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最後に最も四国・香川県坂出側の「備讃瀬戸大橋」です。これは吊り橋です。この橋も車で通ると、その吊っているロープの太さに圧倒されます。

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この「瀬戸大橋」1988年4月、「青函トンネル」は1988年3月、ほぼ同時に開通しました。昭和の輝いていた時代の後世への贈り物です。ついでに瀬戸大橋は本州側から四国側へ順に以下の橋で繋がっています。

❖ 下津井瀬戸大橋(しもついせとおおはし) 、吊橋(橋長1,400m、中央支間長940m)

❖ 櫃石島橋(ひついしじまばし) 、斜張橋(橋長790m、中央支間長420m)

❖ 岩黒島橋(いわくろじまばし) 、斜張橋(橋長790m、中央支間長420m)

❖ 与島橋(よしまばし) 、トラス橋(橋長850m、最大支間長245m)

❖ 北備讃瀬戸大橋(きたびさんせとおおはし) 、吊橋(橋長1,538m、中央支間長990m)

❖ 南備讃瀬戸大橋(みなみびさんせとおおはし) 、吊橋(橋長1,648m、中央支間長1,100m)



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備前・旭川の憂鬱 (オールド・メディアは『頓珍漢の宴※』 18-76) [日記・雑感]


トランプ大統領は、各地の新聞社に対してトランプ大統領に批判的なmediaを「fake news」= 嘘のニュースと攻撃しています。こうした中、全米各地で300を超える新聞社は、トランプ大統領に抗議する社説を8月16日付けの紙面やweb siteに一斉に掲載しました。

社説掲載の運動を呼びかけたボストングローブ紙は〝ジャーナリストは敵ではない。mediaを敵だと名指しすることは市民社会を破壊する行為だ〟と、日本のmediaは報道しています。

そのトランプ大統領はその後、Twitterにて「報道の自由は望む。新聞社は主張したいことを書けばいい。しかしその大半がfake newsだ」と反論しました。


珍しく原本をチェックして見ました。8月16日にトランプ大統領が投稿したTweet 3本、正確を期すためにコピペします。訳は超意訳です。

THE FAKE NEWS MEDIA IS THE OPPOSITION PARTY. It is very bad for our Great Country....BUT WE ARE WINNING!
fake news mediaは反対勢力です。 私たちの偉大な国にとっては非常に悪いです...しかし、私たちは勝利しています!

The Boston Globe, which was sold to the the Failing New York Times for 1.3 BILLION DOLLARS (plus 800 million dollars in losses & investment), or 2.1 BILLION DOLLARS, was then sold by the Times for 1 DOLLAR. Now the Globe is in COLLUSION with other papers on free press. PROVE IT!
経営状態の悪いNew York Times紙に13億ドル、あるいは21億ドルで売却されたBoston Globe紙は、その次にTimes紙によって1ドルで売却されました。今、the Globeは他の新聞と報道の自由で共謀しています。

There is nothing that I would want more for our Country than true FREEDOM OF THE PRESS. The fact is that the Press is FREE to write and say anything it wants, but much of what it says is FAKE NEWS, pushing a political agenda or just plain trying to hurt people. HONESTY WINS!
本当の報道の自由より、私の国にもっと欲しいものは何もありません。 事実、報道陣は自由に書いて、言いたい事は何でも言っているが、しかし〝言っている事の多数はfake news〟政治の議題を押しつけたり、明らかに人々を傷つけようとしている。 正義は勝つ!


まあ何時ものトランプ大統領節が炸裂です。

もう一つ気になった事があります。それは、トランプ大統領が〝私はmediaを国民の敵と呼ぶことにした〟と日本のmediaは報じた、という事です。これは演説かなにかのご発言のようでして証拠がありません。当Twitter上で文字起しを見つけました。それは、

「I call the fake news “the enemy of the people”」

トランプ大統領が国民の敵と呼んだのは「media」ではなく「fake news」ですね。日本の報道機関の意図的な誤訳でしょうかね。先ほどのTweetでも〝本当の報道の自由より、私の国にもっと欲しいものは何もありません〟と言っています(本心か否かは検証できませんが)。

これだから〝mediaはfake news〟と言われるのです。市民はmediaを信用していないのが実際のところでしょう。


我が日本国でも〝mediaはfake news〟と言われる明らかな証拠があります。何故にお金を払っている報道に、受け手がここまで立証しなければならないのか、全く理解できませんが...

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西川解説委員(NHK沖縄問題担当)
「先週末開かれた辺野古移設阻止を目指す県民大会には7万人が参加しました」
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筆者は8月12日、Tweetしました。その他の方々のTweetも参照ください。

奥村 精@Tadashi_Okumura 2018年8月12日
「沖縄県民大会」主催者発表:6万人、有田芳生議員:7万人。収容人員:9千人、実数:7千人。以上Tweet情報が拡散。正解は7千人かな!?渋谷電視台(別名NHK)は7万人と放映したそうな。正体がバレました。

沖縄サンゴハート@sango810 8月11日
重要な真実
基地反対派や過激派が集まる集会主催者発表6万人と言われていますが名護市民の総人口6万2千人程度が奥武山陸上競技場に入るのでしょうか?管理団体発表だと「収容人数9,000人」の施設であり、6万人と言う数字は毎度ながら馬鹿じゃないの?と思ってしまう。

まるち@multi_horoyoi返信先: @sango810さん
奥武山陸上競技場より約22倍も広い東京ディズニーランドでも、7万人集まると『かなり混雑』すると感じるそうです( *¯ ꒳¯*)



次はギャグかネタです。TwitterのTLで見つけました。

松下秀雄@hideomatsushita  2018年8月19日
政治を監視し、批判する自由がなくなれば、民主主義は息絶える。監視し、批判する者を「偽ニュース」などと貶める風潮とどう戦うか。この時代、問われているのはそこだと思います。「国民の敵」大統領発言に対抗 米紙、一斉社説で問う:朝日新聞デジタル

松下秀雄さん、プロフィールは〝朝日新聞社の編集委員です。政治や民主主義を広く担当していますが、とりわけマイノリティー、ジェンダー、戦争などと、政治や民主主義のかかわりに関心があります。憲法改正国民投票に関する取材・研究も担当しています。よろしくお願いいたします。〟とあります。

どの口が云っているのだ!?とか、お前が言うな!?と罵声が飛びそうです。


日本や欧米において批判する自由は発揮されています。〝正確な一次情報〟を得られるようになったおかげでmediaを堂々と批判できるようになりました。極めて健全な状況です。まさかmediaが批判する事は許されても、mediaへの批判は許さないとでも?

mediaの偏向報道やフェイクニュースは日本でも度々問題になります。それが悪意のないケアレスミスやちょっとした誤解なら許せますが、昨今のmediaを見ていると悪意の塊のようにしか思えないのが実情です。

mediaが政治家や一民間人をバッシングする権利があるのなら、逆に政治家や一民間人がmediaをバッシングする権利もまた認められなければなりません。

mediaは普段は他人のことをボロクソに批判するくせに、いざ自分が批判される側になるとムキになって怒る。どちらを信用するかは国民が決めることですが...


※筆者注:『頓珍漢の宴』はピノキオピーさんの曲のタイトルです。今回の見出しにピッタでして借用しました。ピノキオピー(ピノキオP)とは日本の作曲家、イラストレーター、キャラクターデザイナーです。その中の一曲に-『頓珍漢の宴』があります。筆者にはラップのような、お経のような、ロックのような曲に聞こえます。



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備前・旭川の憂鬱 (「政」まつりごと の基本は治水 18-75) [日記・雑感]


平成30年7月西日本豪雨で岡山県内の複数の河川で堤防が決壊し、各地で甚大な被害が出た事は、いやとなる程報道されました。

しかしながら、旭川(あさひがわ)下流の岡山市街への氾濫被害は免れました。百間川(ひゃっけんがわ)が放水路の役割を存分に果たし、旭川(あさひがわ)の水位が下がったからです。

地方紙、山陽新聞の2018年(平成30年) 8月17日の31面に大変興味深い記事が掲載されていました。以下同紙を参照します。

百間川は以下の漫画図と記事を参照ください。江戸時代初期に岡山城下を水害から守るために造られました。

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国土交通省岡山河川事務所は2014年10月から旭川(あさひがわ)から百閒川への分流部の改修に着手、「二の荒手」の改修は2017年6月に完了し、同年10月から「一の荒手」の改修に取り掛かりました。

工事は土砂を取り除き、水が流れ易いよう越流部を「1.1m」切り下げたほか、花崗岩の底部をコンクリートで補強するなどし、今年7月5日までにほぼ終了した。

雨脚が強くなったのは翌6日からで、同日未明より「一の荒手」の越流が始まり、分流部は最大秒速4,500ton だった旭川(あさひがわ)の流量の内、同1,300ton が百間川に流れ込み、旭川(あさひがわ)の水位が「1.5m」低下したそうです。

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同整備局は「百間川がなければ岡山市街地は約450 ha に渡って浸水し、約5,000戸が被害を受けたであろう」と。その時の「一の荒手」の越流状況と水が引いた後の平時の状況をご覧ください。

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政(まつりごと)は治水、すなわち土木技術が大切です。土木は〝civil〟です。それを展開して〝civilization〟は「文明」です。ですから治水は文明なのです。洪水が発生するのは、政(まつりごと)の怠慢でして、文明が欠落している事になります。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典web版の解説によりますと、

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平地での生活を行うようになって以来,人類はときに増水して氾濫する川との戦いを余儀なくされ,治水事業に重大な関心を払ってきた。

すでにエジプトでは前 2000年頃の中王国時代からモエリス湖を貯水池として利用することによりナイル川の水を調節することを行なっており,インドや中国でも古代から大規模な治水事業が行われている。

日本では鎌倉時代以後,特に戦国大名たちによって本格的な治水事業が行われた。武田信玄,加藤清正,豊臣秀吉らが治水に努めたことは有名であるが,彼らの治水技術は,水勢に逆らわない洪水遊水策であった。
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日本国の土木技術は〝世界最先端〟ですが、事業形態は江戸時代と変わりません。談合や山吹色が飛び交うように思います。最近でもリニア新幹線で顕在化しましたね。

この「談合」は聖徳太子の「十七条憲法」に第一条 に〝人と争わずに和を大切にしなさい〟と最後の第十七条に〝大事なことは一人で決めずに、必ず皆と相談しなさい〟とありまして、意地悪く解釈すれば「談合」は日本人のDNAに埋め込まれているのでなないかと思います。これは井沢元彦著「逆説の日本史」で詳しく論じられています。

小泉政権時代、GDPに占める土建セクターが10%もある、先進国は3%程度だ、という理屈で大幅に削減されました。これにより中小の土建業者は廃業や転業を余儀なくされました。これに追い打ちをかけたのが、ご承知の民主党政権時代の「事業仕分け」です。


この様に「政(まつりごと)」は本当に大切です。くれぐれも〝オールド・メディア〟に煽られないようにしましょう。



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備前・旭川の憂鬱 (「原発から出るトリチウム水の海洋放出の「是」を問う」 18-74) [日記・雑感]


福島第一原発にたまり続けている汚染水と呼ばれている〝放射性物質トリチウム(三重水素)〟は写真のような「タンク群」に今後の見通しのないまま〝放置〟されています。

福島民友新聞(2016年3月3日)によれば
◇ 現在の汚染水発生量は1日当たり約500 ton。
内訳は
❖ 地下水流入分が約150 ton、
❖ 護岸から移送した地下水分が約350 ton
となっています。

トリチウムという放射性物質は取り除くことができないため、およそ600k tonが敷地内のタンクにためられたままになっています。こうして、放出の足止めを食っているうちに、「汚染水」は日に日に増加して、溢れんばかりになっています。

もはや、福島第一原発の復旧作業は、廃炉作業ではなく〝タンクのお守り〟ではないかという自嘲すら生まれているようです。

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〝放射性物質トリチウム(3重水素)〟とは何ぞや!?を議論しても多分埒が明きません。

そこで〝原発が稼働してから日本を含む世界中の原子力施設は凡て、トリチウムを告示濃度限界の60kベクレルまで希釈してから、海に計画放出し、拡散させて来ました〟と理解したいと思います。


すなわち従来から〝希釈〟して河川や海へ計画放出して来ましたし、稼働を再開した原発もこれに倣っています。これが「現実」です。世界の「現実」をしっかりとご覧ください。

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では、トリチウム除去は困難なのでしょうか? 

経済産業省の部会 2016/04/19 は〝東京電力福島第一原発にたまり続けている低濃度の汚染水対策で、〝放射性物質トリチウム(3重水素)〟の分離・除去は困難である、との評価をまとめました。

汚染水は〝多核種除去設備ALPS(アルプス)〟で取り除いていますが、トリチウムは水分子をつくる水素そのものが放射性同位体化したもので、いまある設備で分離するのが困難でした。さらに5つの処分方法を検討した結果、水で薄めて海に放出する方法が最も短期間で安く処分できると評価した〟とあります。


何故このような理不尽で不条理な事が延々と続いているのでしょうか!?一義的には事故発生当時の東京電力の対応・措置に地元民や国民が不信感を抱いている事が大きいと思います。

しかし一方、日本には「反原発活動家」がいます。最近では元総理3名までもが反原発を言い出しました。結局〝反原発運動〟の格好の【錦の御旗】となってしまった事が最も大きいと思います。彼らは社会の仕組みを破壊することを目的としていますから...

勿論、漁業者の方々に対する「風評被害」も大きいと思います。

解決法は、世界に〝ひ・と・つ〟しか存在しません。国際ルールに則って、希釈して海に放出することです。これ以外にあり得ません。



<追記>08/21/'18

8月20日報道で「トリチウム汚染水」にさらに他の放射性物質が含まれている事が判った。さあ、どうする!?というものです。

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筆者の結論は、ヨウ素129を考慮して〝10倍に希釈して放出〟です。余りにも「ゼロ〝0〟リスク」を追求し過ぎです。これでは医療の手術もPM2.5も総て〝ゼロ=無し〟にしなければなりません。



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備前・旭川の憂鬱 (「恒例 岡山・後楽園 夏季幻想庭園 - 続き」 18-73) [日記・雑感]


恒例 岡山・後楽園 夏季幻想庭園に行って来ました。「恒例 岡山・後楽園 夏季幻想庭園 18-72」の続きです。

先ず「正門」を入る前のエントランスです。Twitterの投稿では〝福島の桃はフランスの赤ワイン、岡山の桃はドイツの白ワイン〟とありました。

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ここ数年〝竹〟がテーマとなっています。竹のオブジェは、今、全国的にはやりのようです。

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「松林」の中の〝竹のオブジェ〟です。

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最近〝若者たち〟が夕方の外出や花火大会へは「浴衣」で行くのが常態化しています。京都に代表されるインバウンドの外国人よりは〝着こなし〟が良好でホットします。当たり前ですかね!?

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園内を回遊する流水の沿った光のオブジェです。この場所がフォトジェニックですね。

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備前・旭川の憂鬱 (「恒例 岡山・後楽園 夏季幻想庭園」 18-72) [日記・雑感]

恒例 岡山・後楽園 夏季幻想庭園に行って来ました。さすがに夕方は若干の風があり30℃以上でも〝涼しく〟感じられました。

今年の見どころは「影絵アートプロジェクト延養亭(えんようてい)」です。8月1日から15日まで開催です。今はやりのプロジェクション・マッピングではありません。

〝お殿様の居間として使われていた延養亭は、そのままの姿でも美しいのですが、日本の美・後楽園の美が影絵となって映る、美しい建物に変わります〟とwebでは謳っています。


延養亭の昼の佇まいです。このphotoは今年の春に撮影したものです。オレンジ色で囲った障子(しょうじ)に投影します。

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作品は岡山・後楽園の春夏秋冬を表わしていると思いました。順次、ご覧ください。

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どの図柄も数枚で構成されていますが、代表例を抜粋しました。

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最後に制作者のクレジットです。

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備前・旭川の憂鬱 (「【放射線ホルミシス】とは!?」 18-71) [日記・雑感]


どうしても執拗に追及せざるを得ない事柄に、福島の放射線に関する「風評」があります。当blogでも筆者は素人なりに風評被害を払拭しようと過去何回もup-load しています。

なにぶん専門家では有りませんので、あちらこちらの確からしいと思われる情報をまとめて、そして理解した範囲でup-loadしています。その一助となれば良いなあ!と思っている事に【放射線ホルミシス】という〝仮説〟があります。

それは一言でいえば、低線量放射線、数値でいえば〝年間100mSv以下〟では人体に悪影響を及ぼすことは無く、むしろ健康に良い、という仮説です。この〝年間100mSv以下〟も200mSv以下かも知れませんし、50mSv以下かも知れません。

下の「図」をご覧ください。上のグラフが「放射線ホルミシス仮説」、下の図が「LNT仮説(the linear-no-threshold hypothesis)」です。


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福島原発事故の時言われた放射線被害は、この「LNT仮説」に基づくものです。グラフでお判りのように放射線の危険度は〝直線的〟すなわち放射線量に比例するという仮説です。ですから放射線量が〝0〟以外は放射線量に比例して、何らかの放射線被爆による障害が発生するという仮説です。

ですから福島原発事故の後、原発の放射線漏洩・拡散は勿論、自然界に存在する年間の数mSvでも危険だという事で〝移住〟や〝除染〟が実施されました。


この両者は真っ向から対立する「仮説」です。


1985年頃、宇宙飛行士は桁違いの自然の放射線を浴びている(許容量は年間600~1,000 mSv)。宇宙飛行士の健康被害をずっと研究してきたのがミズリー大学のトーマス・D・ラッキー博士が従来の仮説を覆す仮説「放射線ホルミシス仮説」を発表しました。

ラッキー博士が提唱した放射線ホルミシス効果には次のような効果があると主張しています。
 ・免疫機能の向上
 ・身体の活性化
 ・病気の治癒
 ・強い身体をつくる
 ・若々しい身体を保つ

この仮説は、アメリカ・ローレンスバークレー国立研究所の研究チームが、低線量の放射線リスクに関する新たな知見として2011年に報告しています。

研究で得られた証拠は、「放射線による生体へのダメージには閾値(しきいち):threshold がなく放射線量に比例して健康被害が直線的に増大する」というLNT仮説が低線量では成り立たない可能性を示唆するものであります。


素人の筆者はSNS上の危うい情報も含めて探索してみました。

❖ 不思議な話ですが、ガン治療に効く温泉は日本に二ヶ所あって、秋田県の玉川温泉と、鳥取県の三朝(みささ)温泉。いずれもラドン系です。つまり適量の放射能を浴びて、ガンを直すわけです、とあります。

<追記 09/04> 鳥取三朝のある温泉では癌やリュウマチ、原因不明の疾患を抱える湯治客が毎時25µSv → 219mSv/年の値を示す源泉を飲んでいるのです。そして、その源泉が湧き出す場所の上に作られた部屋で療養し間違いなく回復を実感しているのです。

❖ 世界有数の放射能温泉である鳥取県の三朝(みささ)温泉は、ラドン温泉です。(ラジウムがアルファ線を放出してラドンになります)三朝温泉区域内の住民のガン死亡率は、全国平均の半分以下であり、胃がん、肺がんは4割以下、大腸がんに至っては2割以下です。

❖ 武田信玄が発見した増富温泉は有名です。いわゆる、放射能温泉です。まだ放射線が発見されていなかった江戸時代以前にここに入ると何故か病気が治り、疲れがとれるので湯治客が訪れたことで有名です。明治になって放射線が出ていたことが分かりました。

❖ 私は健康会社で購入したラジウム鉱石のネックレスを四六時中身に付けている。放射線量を測定したら毎時5µSv (=年間43.2mSv ※筆者注) であった。私はネット中毒者なので、眼精疲労、首肩の凝りに悩まされていたのだが、身につけると明らかにこれらが軽減するのである。

❖ 福島原発事故前後のカリフォルニア産ワインを放射能鑑定してみたら、核実験が狂ったように行われていた冷戦当時のワインがピークで、1957年産ワインなんて今の何百倍も放射性物質が含まれています。核実験禁止後は年々漸減していて、福島第一よりチェルノブイリの事故の方が影響は深刻でした。これはキチンとしたデーターがあります。

次はチョット迷いましたがコピペします。
❖ 広島で被爆した方で90歳を超えて元気だった人を2人知っている。1人は20km位離れた平地を行軍訓練中に被爆。もう1人は死体置き場で意識を取りもどした。
私の亡父(68歳死去)は原爆手帳をもっていましたから、特に意識はしていませんが私は被爆二世ということになります。
広島の実家は爆心地から約2.4kmで、このとき、祖父(84歳死去)はエノラゲイからパラシュート(原爆? 観測機?)が飛ばされた後、エノラゲイは急旋回してすごい勢いで飛び去ったので、すぐに太田川支流の川の土手の影に隠れて難を逃れたと言っていました。父は家のなかにいたようです。
色んな話を総合すると、爆心地から1.5km以内はほぼ殲滅された感触ですから、実家はギリギリ900m位の差で致命傷的被害を免れた感じです。
父は小学6年でしたが、戦後は食料がなくて、太田川支流のエビ・カニ・貝などで飢えを凌ぎ、「川がなかったら飢え死にしていた」と云っていました。いまなら、放射能で食用とするのは禁止されていたかもしれません。

❖ イランのラムサールの一部地区は年間200mSvです。ところがここで生まれ生活している人々は健康問題がないどころか、長寿です。

以上のような事実にもかかわらず、かつての日本の民主党政府は、年間1 mSv以下に抑えなければいけない、などと非科学的な事を言っていました。


以上のようでして、筆者はさすがに健康に良いから〝積極的に放射線にあたれ!〟とは言いません。医学の世界は個人差・個体差が大きいと思います。でも【放射線ホルミシス仮説】の方が正しいように思われます。



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備前・旭川の憂鬱 (「岡山県北・山乗(やまのり)渓谷」 18-70) [日記・雑感]


蒜山高原、今年は避暑とは行きませんでした。そこでもう一つ予定していた「山乗(やまのり)渓谷」へも車を走らせました。

途中は標高500m程度の山道でして、一部はかなり危険なヘアーピン・カーブの連続でした。でも林業はしっかりと根付いていまして、ご覧のような美しいスギの林が見受けられます。

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当blog〝https://ironbridge-uk.blog.so-net.ne.jp/2015-04-11〟でバイオマス発電を取り上げています。興味のある方はご覧ください。


やっと「山乗渓谷」へ到着しました。

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関西方面からキャニオニングに来る方もいらっしゃるようでして、案内人がこの季節は常駐されているようです。

駐車場もまずまず完備されています。早速「山乗渓谷・不動滝」へ向けて出発です。案内によりますと滝まではそんなに遠くなく、歩道も取り付けられています。

10数年前のTVドラマ「武蔵」のロケ地に着きました。現在は「ソーメン流し」になっています。でも小ぎれいに整備されていまして好感が持てます。

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さらに歩きますとこのような渓谷となります。勿論、渓谷の端に老若男女用の「歩道」が整備されていまして、安全に歩行ができます。

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そして滝から流れて来たなだらかな清流を見る事が出来ます。〝平地の暑さ〟を忘れます。

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もうひと踏ん張りで「山乗渓谷・不動滝」です。意外に簡単に到着しました。途中、先日の豪雨の後遺症、大きな流木が数本〝岩〟に引っ掛かっていました。

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滝本体はそれほど大きなものでは有りません。如何にも「滝です」といった風情です。山水画のようなフォトもとれました。インスタ映えはどうですかね!?

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振り向くと結構な〝渓谷〟であることが判ります。

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暫しの涼を楽しみました。



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備前・旭川の憂鬱 (「岡山・蒜山(ひるぜん)高原ジャージー牛」 18-69) [日記・雑感]


岡山はH30年07月西日本豪雨の後、本日8月4日まで1か月に渡り、最高気温は35℃以上の猛暑日、および夜間の最低温度が25℃以上の熱帯夜が続いています。記録的には1日か2日僅かに下回った日があったようですが、生活者としましては関係ありません。

今朝も〝今日は37℃の猛暑日〟とTVは情け容赦なく放映しています。


そこで少しは「涼」を求められるであろう「蒜山(ひるぜん)高原」へドライブしました。高原の風は涼しかったよ!と申し上げたいのですが、今年の風は少々生温かいと感じました。


「蒜山(ひるぜん)ジャージーランド」へ行って見ました。

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1ヵ月前の情報では、併設されている「ひまわり畑」に向日葵が何十万本植えてありますとの事。

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さすがにシーズンを終えていまして、見るも無残になっていました。これは当然ですね。

いよいよ本来の「蒜山(ひるぜん)ジャージーランド」です。蒜山(ひるぜん)高原の南向きの景観は、結構鑑賞に耐えられると思います。

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この炎天下、比較的大勢の方々がジャージー牛の見学に来ています。このフォトの真ん中のジャージー牛に注目下さい。額の真ん中に「白色のハート♡マーク」が確認できます。なーんだ、皆さんは既にご存知、この牛をお目当てに見物に来ていたのです。

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観光慣れしたこのジャージー牛の「雄姿」をご覧ください。

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ついでに「ジャージー牛」の情報です。

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「ジャージー牛」のソフトクリーム、380円は美味でした。



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