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備前・旭川の憂鬱 (「世界最高の国2018年度ランキング」 18-88) [日記・雑感]

「Best Countries Ranking:ベストカントリー・ランキング」が発表され、日本は昨年から順位に変動なしの〝5位〟となりました。

ランキングは統計情報サイト〝USNews〟が主要項目9つ(冒険心・市民権・文化的影響力・企業家精神・歴史的資産・発動力/原動力・事業へ開放的・軍事力・生活の質)に基づいて、世界80カ国・地域を評価したものです。原本は下記を参照ください。
https://www.usnews.com/news/best-countries/overall-full-list


上位20位をまとめてみました。14位と15位でscoreに段差がありますので、まあ14位のフィンランドまでが世界最高の国として良いのではないかと思います。


世界の最高の国.png



この表の評価項目と、評価項目の詳細、は以下の通りです。かなり〝微に入り細に入り〟で評価しています。ただどうしても西欧・北欧的価値基準が目に付きます。各評価項目の〝重み付け〟は昨年の拙blogを参照ください。端数があり計算的に理解できない部分もあります。https://ironbridge-uk.blog.so-net.ne.jp/2017-04-05

❖ Adventure
(Fun, Scenic, Pleasant Climate, Friendly, Sexy)

❖ Citizenship
(Respects property rights, Progressive, Trustworthy, Gender equality, Well-distributed political power, Cares about the environment, Cares about human rights, Religious freedom)

❖ Cultural Influence
(Prestigious, Culturally significant in terms of entertainment, Fashionable, Trendy, Modern, Has an influential culture, Happy )

❖ Entrepreneurship
(Provides easy access to capital, Well-developed infrastructure, Transparent business practices, Educated population, Skilled labor force, Entrepreneurial, Connected to the rest of the world, Innovative, Technological expertise, Well-developed legal framework)

❖ Heritage
(Culturally accessible, Many cultural attractions, Has a rich history, Has great food)

❖ Movers:発動力/原動力 ⇐ 以下の評価項目を日本語に訳す適当な単語が思いつきません。
(Distinctive, Different, Unique, Dynamic)

❖ Open for Business
(Corrupt, Favorable tax environment, Bureaucratic, Transparent government practices, Cheap manufacturing costs)

❖ Power
(Strong military, Strong international alliances, Economically influential, Politically influential, A leader)

❖ Quality of Life
(Economically stable, A good job market, Affordable:手頃な価格, Safe, Politically stable, Family friendly, Well-developed public education system, Well-developed public health system, Income equality)


日本のscoreをじっくり見てみたいと思います。低scoreに注目します。
〝市民権〟この中には〝Gender equality〟〝Well-distributed political power〟〝Cares about human rights〟この辺りは「フムフム」と思い当たる節があります。しかし〝Cares about the environment〟〝Religious freedom〟辺りは、スウェーデンと較べても全く納得できません。


何時も日本と比較して喜ぶ韓国22位、インド25位、ロシア26位、トルコ36位、でした。



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備前・旭川の憂鬱 (「ランキング・モノの危うさ」 18-87) [日記・雑感]


久しぶりにイカガワシイ〝調査〟とその〝ランキング〟を見てしまいました。それは〝NationMaster〟というサイトです。

DEFINITION: Number of rape incidents per 100,000 citizens in different countries. Figures do not take into account rape incidents that go unreported to the police.
各国の市民10万人あたりの強姦事件の数。 警察に報告されていない強姦事件は、この調査に反映されておりません。

原本の〝リンク〟を貼っておきます。
http://www.nationmaster.com/country-info/stats/Crime/Rape-rate


最近TVの海外ニュースを見ていますと、レイプの悍ましい画面は「インド」からのモノが多いように感じます。ところがこの〝NationMaster〟の統計を見ますと、あっと驚きます。


インドのランキングは10万人当たり1.8件94位です。カナダ1.7件97位でして、インドとそんなに変わりません。我が日本はさすがにインドより良好でして1.0件105位です。このランキングは数値が大きいほど〝良好〟です。右端に〝History〟欄がありまして、増減傾向が示されています。

最も悪いのは南アフリカで132.4件です。そしてこの国も驚きです。スウェーデン63.5件6位です。ついでにアメリカは27.3件14位、ニュージーランド25.6件16位、フランス16.2件27位、フィンランド15.2件29位、そして何でも日本と較べて喜ぶ韓国13.5件30位です。


A1.png



A2.png



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この調査・統計が今一つ信頼できないのは〝Figures do not take into account rape incidents that go unreported to the police.〟です。このタイプの犯罪は警察に申し出ない事が多々あるようでして、統計的にどんなに正確に調査しても「母数」の信憑性が疑われます。


本来は怪しい統計を〝投稿〟すべきでない、と思いますが反面教師の例としてuploadさせて頂きます。



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備前・旭川の憂鬱 (「ハナミズキの着色」 18-86) [日記・雑感]


PCの消耗品を買いにビックカメラへ出向きました。途中〝西川緑道公園〟を通りました。

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すると「ハナミズキ」が真っ赤な「実」をつけ、葉っぱも着色し始めていました。「白のハナミズキ」の実は「赤色」でした。


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そういえば気温も下がり、今夏の猛暑が何処かへ行ってしまいました。




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備前・旭川の憂鬱 (「河野太郎・外務大臣」 18-85) [日記・雑感]


全く意味の判らない自民党総裁選挙が終わりました。何故に3年毎に総裁選挙が必要か理解できません。国民の信任は「総選挙」で既に昨年の10月22日に投票が行われました。自民党は安倍総裁の「看板」で勝利したのですから、そのまま安倍総理が継続して何の問題もありません。

大体「総裁選挙」とか「代表選挙」は時間と労力の無駄です。仕組み上、国民全員が関与できないのですから、本来は無効ではないかと思います。


まあ、それは兎も角、次の「総選挙の顔」が気になります。長期政権の後ですし、海外には胡散臭い危険な「トップ」が多数います。トランプ大統領、プーチン大統領、習近平国家主席、金正恩委員長、エルドワン大統領、等々。

彼らと丁々発止とやりあえるのは〝誰だ!?〟


一つの回答が『河野太郎・外務大臣』ではないでしょうか。現在の本職の外交では、あの韓国へも正論を発信されています。在野時、原発反対の主張もされたようにも思いますが「国益優先」の意味を充分にご理解頂いています。

東日本大震災、福島原発事故の処理では、早い時期2011.07.22に彼のblogで以下のような発信をされています。あえて全文を紹介します。

東京電力福島第一原発事故に関する賠償スキームの法案の修正協議が与野党間でまとまった。
とりあえず政府案をベースとして、新機構を作るスキームだが、自民党からの修正要求がかなり盛り込まれた。

一番大きいのは、東京電力を債務超過にしないとうたった閣議決定を事実上、取り消したことだ。この法案が成立することによって、あの閣議決定は意味を失うという事をはっきりさせ、東京電力が債務超過になることがあり得るということを認めさせた。

純資産が1兆6千億円程度だから、そうなれば債務超過は早晩、避けられない。
それに伴い、今回のスキームそのものをなるべく早く見直すということが盛り込まれる。我々が当初主張していた即時法的破綻処理ではなく、二段階方式ではあるが、東電を破綻処理して出直しをさせる、つまり、長期間債務の返済だけをやるゾンビ企業にはしないということが確認された。

東電以外の電力会社と今回の賠償を分断することも確認された。
仮払いも盛り込まれ、被災者に対する早期の賠償支払いも実現していくことになるだろう。

菅内閣が財務省主導でねじ曲げようとした賠償スキームが、正常化に向けて大きな一歩を踏み出すことになる。


筆者は何が言いたいかと言いますと「経済政策」にも明るいのではという事です。これは野党と決定的に違います。アベノミックスの後継政策を打ち出せる可能性が高いと思うからです。


以下<順序不同>で河野太郎・外務大臣と他国要人との面会の様子をご覧ください・

米国ジェームズ・マティス国防長官です。6月29日頃と思います。

aJun.29_2018.jpg


ASEAN リム ジョクホイ事務総長です。3月8日頃と思います。

ASEAN リム ジョクホイ事務総長.png


ミャンマー、ウイン・ミン新大統領です。8月6日頃と思われます。

ウィン・ミン大統領.jpg


スピノザ第73回国連総会議長、エクアドル出身です。8月30日頃と思います。

エスピノサ第73回国連総会議長エクアドル.jpg


オーストラリア、ジュリー・ビショップ外相、8月2日頃でしょう。

オーストラリア外相ASEAN2018.jpg


これが傑作です。今までの日本人、外相では絶対にあり得ません。カナダ、フリーランド外相の誕生日だそうです。海外からは『お主、なかなかやるな!』と思われたと思います。

カナダフリーランド外相8月2日.jpg


バングラディッシュ、シェイク・ハシナ大統領、8月7日です。

シェイク・ハシナ大統領Aug.07’18.jpg


ブルネイ外相です。

ブルネイ外相July02_2018.jpg


最も厄介なロシア、ラブロフ外相御一行様です。3月21日。

ラブロフ外相20180321.jpg


ラオス、サルムサイ外相です。

ラオス_サルムサイ外相.png


モントリオール女性外相プラスG7外相の会合、モントリオール クイーン・エリザベスホテルで。
この会議は、EUのモゲリーニ外相とカナダのフリーランド外相の共催で、女性外相プラスG7外相の会合ですが、男性外相は私一人になりましたそうです。

モントリオール女性外相プラスG7外相の会合2018.jpg


そして最後にドイツ、メルケル首相です。

ドイツ9月6日.png



切りが有りませんのでこれで止めます。興味のある方は「河野太郎」のTwitterをご覧ください。ここ数年SNSが、国会議員と国民の有力なコミュニケーション・ツールとなっています。オールドメディアが機能していませんからね。



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備前・旭川の憂鬱 (「【クレーマー】と【モンスター・ペアレント】」 18-84) [日記・雑感]


最近は報道されなくなりましたが、大凡5年前は毎日といっていいくらい「モンスター・ペアレント」の悪態が報道されました。その後事態は改善されたか否かは判りません。

筆者の認識は「モンスター・ペアレント」も「クレーマー」も〝同じ穴のムジナ〟と思っています。大凡5年前をググってみました。

メルセデスで学校へ乗りつけ、先生に〝うちの子供に、こんな不味い給食を与えるのであれば給食費を払わない〟のような悪態が次々と報道されています。

〝成績表上げろ〟と提訴する親、〝殴った親〟に対して、教諭が保護者を相手取って損害賠償を求める訴訟も起きました。

〝子供の朝食を作る時間がないから、登校時間を遅らせろ〟〝子供がクラスメートから「死ね」と言われた。指導がなっておらず土下座しろ〟等々、モンスター・ペアレントは先鋭化していました。



香川県、2015年12月、クレーマーの典型です。「強いコシ 色白太目 まるで妻」。香川県が作った「うどんかるた」のこの文言が問題視され、販売中止が一旦決まりました。「うどんかるた」は「うどん県」として売り出す香川県がPRの一環として作製したものです。この県の決定には疑問の声が多く出たそうです。Twitterなどネットには

〝え、どこがアウトなの?〟
〝何でもかんでも悪いイメージに結びつけすぎだろ〟
〝一応、褒め言葉じゃないの?〟

香川県によると、寄せられた苦情は〝わずか1件〟だったそうです。結局、浜田恵造知事の英断でそのままの形で「販売」されました。



これと同じ現象が〝金沢工業大学・写真部〟でごく最近発生しました。事の顛末は以下の通りです。

〝金沢工業大学〟は50年以上の歴史があります。金沢工業大学・写真部では、60人以上の部員が活動しています。色々な場所へ足を運び、美しい光景や瞬間をフイルムに収めている写真部の部員たち。撮影した作品は、写真展やブログで展示しているようです。

しかし、ブログに掲載した『ある写真』を発端に、一通のクレームが入ったといいます。ある日、写真部がTwitterに設置した、匿名で質問を送ることができるウェブサービスに、一通のメッセージが届きます。質問ではなく、にわかには信じがたいメッセージでした。以下投稿サイト「GREE」を参照しました。

『貴校の写真部のブログを拝見しました。あのような、戦争の負の遺産である戦闘機の写真を載せるのは、よくないのではないでしょうか?戦闘機に関する記事を、すべて削除してください。削除されない場合は、学校さんへの連絡も考えていますので、そのつもりで。』

〝自衛隊の航空機が写った作品を削除しろ〟というクレームです。それも、「削除しなければ学校へ苦情を送る」という脅迫まがいの内容でした。その写真は以下のモノです。おそらく9月16日に公開した、航空自衛隊による「小松基地航空祭」の写真を指しているのでしょう。


kanazawa8.jpg


しかし、公開されているのはブルーインパルスをはじめとした現用機の写真。投稿者のいう「戦争の負の遺産である戦闘機」とは思えません。寄せられたクレームを受け、写真部のTwitterアカウント(@kitphotoclub)は投稿者に向けた返答をツイートしました。


金沢工業大学 写真部@kitphotoclub
部員が撮影した自衛隊機の写真を掲載しているだけであって、何かしらの政治的主張等を行っている訳ではございませんので、全く問題はないと考えております。よって、ご指摘に該当する記事および写真を削除することは一切考えておりません。
01:46 - 2018年9月17日

金沢工業大学 写真部@kitphotoclub
返信先: @kitphotoclubさん
皆様からの暖かいご意見・応援のお言葉ありがとうございます。本日も当部の航空班が小松基地航空祭の撮影行っております。Webサイトには予行の写真等が掲載されていますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。 
https://www.kitphotoclub.com/ 16:43 - 2018年9月17日

どんなに理不尽なクレームであっても、「申し訳ありません」と謝罪を強いられる現代社会、正当なクレームであれば意見の1つとして受け入れるべきですが、明らかに理不尽な言い分まで聞き入れなければならないのは〝おかしな話〟です。

そんな中、写真部は「ご指摘に該当する記事および写真を削除することは、一切考えておりません」と一蹴。毅然とした対応に、多くの人から称賛する声が寄せられています。筆者がTwitterで見つけた意見を転載します。

〝素晴らしい!いまの若い人はしっかりしている。〟
〝あなた方の写真も拝見した。実にすばらしい!これからもいい写真をどんどん撮ってほしい!〟
〝クレームつけた連中に言ってやればいい。「これこそが表現の自由だ!」と。〟
〝匿名でしかものをいえないような輩に負けないでくれ!〟
〝この質問者が何の端末を使っているのかは分かりませんが、「負の遺産」と言いながら携帯や
PC、もしかしたら自動車をも利用しているとすれば自己矛盾ですね。(液晶の富士通は戦車部品の 製造を行っていますし、三菱は言わずもがな、スバルの前身は名戦闘機メーカー中島飛行機)〟


その後、金沢工業大学の公式アカウントが今回の件に言及。写真部の判断に対し、温かい対応を見せました。投稿からは、「もし学校側に苦情が来ても生徒を守る」という強い意志が伝わってくるようです。



そしてもう一つ全く理不尽で非合理的な「クレーマー」です。そのままコピペです。

ショッピングモール 埼玉・鴻巣 自衛隊参加の催し 中止に 市民の声が力を発揮(しんぶん赤旗)

埼玉県鴻巣市内にあるエルミこうのすショッピングモールで自衛隊が行う予定だったイベントについて16日、自衛隊埼玉地方協力本部がイベントを中止すると明らかにしました。

日本共産党鴻巣市委員会、同市議団、新日本婦人の会鴻巣支部、平和遺族会鴻巣支部、市民有志らが15日に行った、同ショッピングモール館長への要請に自衛隊が応えた形です。

中止されたイベントは、「夏休み特別企画!自衛隊と警察ふれあいフェスタ 2018」と題したもので、合同採用説明会に加え、自衛隊の子ども用迷彩服の試着体験や、軽装甲機動車の展示などが行われる予定でした。

要請では、イベントが市民の目につく商業施設等で行われることや、戦争法の成立などをうけ、自衛隊の果たす役割が変化するもと、迷彩服や装甲車が戦争を想起させると指摘。参加した親子らは、不安の思いを同館長に訴え、自衛隊にイベントを中止するよう申し入れていました。

自衛隊がイベントを中止したことを受け、竹田悦子市議団長は、「市民が声を上げたことが力となり、大きな成果になりました。自衛隊はほかにも、市内で行われるイベントに積極的に声をかけています。これからも声を上げ続けていきます」と語りました。

自衛隊が参加する予定だった埼玉県鴻巣市でのイベントが、「市民の声」によって中止に追い込まれた。市民と言っても、「新日本婦人の会」や「平和遺族会」は共産党系の活動団体で、このイベントは共産党によって中止されたと見てよいはずだ。


立派な事を主張される竹田悦子市議団長にお教えします。あなたの党の上層部は北海道の被災地で、本来は被災者に支援すべき「炊き出しのおにぎり」をかすめ取っていますよ!上層部ご本人のTwitter投稿すよ!?

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「自衛隊埼玉地方協力本部」もクレーマーに対して「香川県」や「金沢工業大学」のような毅然とした対応が取れなかったものなのか!?と悔やまれます。勿論、自衛隊と県や大学を同じプラットフォームで論ずる訳には行きませんが...



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備前・旭川の憂鬱 (「今年の初秋の風情」 18-83) [日記・雑感]


冬の〝厳冬〟時、今年は「春」が来るのだろうか?と、そして今年の〝猛暑〟日の連続は、今年は「秋」が来るのだろうか?の繰り返しです。自然と言いますか、季節は必ず巡ってきます。もっとも10万年後は保証の限りではありません。

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ここのところ、健康維持のウォーキングをサボっていましたので、久しぶりに定例コースへ出向きました。先日瀬戸大橋を〝パノラマ・モード〟で撮影しようとして、見事に失敗しましたので、その練習も兼ねました。岡山市街地方向のphotoを2枚、撮影はできる事が判りました。あとは〝腕〟ですね。

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旭川(あさひがわ)堤防には〝ヒガンバナ〟が咲き始めています。やはり初秋を感じます。

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7月6日豪雨の跡が、川の中州に残っています。その中に黒いものを見ましたので、兎に角、撮影しました。やはり「カワウ」でした。撮影したphotoを見てビックリ、「アオサギ」?の後ろ姿も映っていました。微妙な距離感を保っています。判っていればそれなりに撮影したのに...

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今年も残すところ3ヶ月と少々、何事もなく年末を迎えたいものです。



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備前・旭川の憂鬱 (「今年の台風と温暖化」 18-82) [日記・雑感]


今年は、「冬の寒波」もありましたが、「大阪北部地震」、「平成30年7月西日本豪雨」、「早い梅雨明けと37℃猛暑日・熱帯夜」、「台風21号」、そして「北海道胆振東部地震」と大災害・天変地異の連続でした。被災者の方々は今でも避難生活をされています。

「2011年東日本大震災」やここ数年毎年発生している「豪雨」による被災者の方々も未だにいらっしゃると思います。無責任ですが、一刻も早い元の生活、あるいは新たな生活に入られることをお祈りするばかりです。

ところが8月24日に上陸した台風第20号が通過してからは、陽気は一気に「秋モード」となりました。あの熱帯夜の連続がウソのようです。


しかし、台風第21号は非常に強い勢力を保ったまま9月4日12時頃徳島県南部に上陸しました。上陸時の中心気圧は950hPa、最大風速は45m/sでした。

ここで報道された事に、ひねくれジジイの筆者は強い疑惑を持ちました。例によって〝地球温暖化でこのような強い台風が増える〟また〝毎年、台風発生個数が増える〟という 【脅し】 です。

以前にも感覚的にはup-loadしましたが、多分〝fake news〟であろうと思い、気象庁のHPから「過去の台風資料」の中の「巨大台風ランキング」と「台風発生個数」を参照にし〝表・グラフ化〟してオールド・メディアが正しいか否か検証しました。

大勝台風ランキング.jpg

「巨大台風ランキング」と「地球温暖化」の関係は、素人がこの表を見る限り全く見出せません。

「台風発生個数」もご覧ください。

台風発生個数.jpg


1951年から現在まで、「地球温暖化」との関係は、素人がこのグラフを見る限り全く見出せません。意地悪くみれば、発生個数は減少傾向ではないか?とも見えてきます。


今の世の中はオールドメディアの言う事は全く信用できません。なにゆえに、報道の受け手がイチイチ検証しなければならないか、怒るより呆れます。こんないい加減な報道に「受信料」や「購入費」を払わなければならないかバカバカしくなります。


北海道胆振東部地震による北海道全域の「ブラックアウト」も、その経緯や原因もいい加減な報道がされている事は想像に難くありません。また別途検証したいと思います。北海道民の方々は冬季の命がかかっていますから......



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備前・旭川の憂鬱 (「全米オープン、事の次第」 18-81) [日記・雑感]

筆者は「テニス」は全くの門外漢です。しかしながら「大坂なおみ」選手の快進撃には、「錦織 圭」選手と並列で、ここ数週間その成り行きを見て来ました。


結果はご承知の通りですが、決勝戦のアクシデント?で、スポーツの勝敗よりも〝文化人類学?〟の方向へ行ってしまいました。その中で「吉原真里さん」のblogに注目しました。これに賛否両論が投稿されています。

日本国内から見た全米オープンの決勝戦とは一味異なる〝文化人類学?〟が見えてきます。


「吉原真里さん」の経歴は以下の通りです。

Mari Yoshihara 吉原真里 ホノルル, ハワイ州, United States
1968年ニューヨーク生まれ、東京育ち。1991年、東京大学教養学部教養学科卒業。1997年、米国ブラウン大学アメリカ研究学部博士号取得。1997年よりハワイ大学アメリカ研究学部、2008年よりハワイ大学アメリカ研究学部教授。専門は、アメリカ文化史、アメリカ=アジア関係史、アメリカ文学、ジェンダー研究など。


ここで取り上げさせて頂いた彼女のblogは、

「USオープン ウィリアムズ=大坂 ドラマにみるマイノリティ女性選手の葛藤と連帯」https://mariyoshihara.blogspot.com/2018/09/us.html

です。筆者の独断で本文を切り取ります。趣旨が変わる事を承知です。

...私はアメリカのテレビ中継を生で見ていたのだけど、日本の報道の形容と私がアメリカのメディアを通して見たものは、かなり違う

アメリカでは、テレビ解説者の試合中とその後のコメントにしても、メディアでの報道にしても、審判の警告は行き過ぎであり、「男性選手だったらもっと酷いことを言ったりしたりしても警告など受けないのに、抗議をしたことで一ゲームも取るのは女性アスリートへのセクシズムである、というウィリアムズには言い分がある」という論調が主流。

これは、単なるアメリカ贔屓、ウィリアムズ贔屓ということだけではなく、スポーツにおける女性、とくにマイノリティ女性の位置付けの歴史の背景がある、というのはアトランティック誌の記事などをみるとよくわかる。


それに対して、たとえば朝日新聞の記事では、「主審に対して『私に謝りなさい。あなたはポイントも奪ったから、泥棒』と口汚く罵倒し、1ゲームの剝奪を言い渡された」との記述があるので驚いた。

ウィリアムズの発言は、確かにとても強い口調での抗議ではあったけど、「口汚く罵倒」などはしていないし、You owe me an apology.を「私に謝りなさい」という命令調に訳すのも誤解を呼ぶ。


日経新聞には「次第にS・ウィリアムズはイライラを爆発させ、警告を受けた」という文があるが、これはプレーが自分の思うとおりにいかないことにイライラしていたような印象を与える。

らに、授賞式での大坂さんについて、「ブーイングの中で始まった優勝インタビューでは『勝ってごめんなさい』とひと言」という文もあるが、これは明らかな誤訳で、彼女は「勝ってごめんなさい」などとは言っていない。I'm sorry it had to end like this.は「このような終わり方になったことは残念です」であって、謝罪ではない。(sorryという単語が出てくると謝罪だと思うのは間違い。

たとえば親しい人を亡くした人に、I'm so sorryというのは普通のことで、悲しみやシンパシーや遺憾の意を表現するのにもsorryは使われる。)テニスの試合の報道でもこのようなことがあるのだから、国際情勢についての報道でどれだけこうしたことがあるのかと思うと、恐ろしい気持ちになる。...


英語が不得意な筆者には〝目から鱗〟です。これに対して反論や意見が投稿されています。

Yas さんのコメント...長年、テニスを見続けている者としての感想です。ことの経緯は

①全体的にセレナが押されていて苦しく、頼みのサーブが入らずイライラする展開
②そこにコーチング・バイオレーション
③"久しぶり"にセレナの癇癪発動。彼女は以前よく癇癪を起しており、2009全米セミのクライシュテルス戦で線審に暴言を吐き、ウォーニング二回目を食らい、1ポイントはく奪。そのポイントがマッチポイントだったという出来事がありました。

今回の癇癪を見て、久々に大きい癇癪が出た、それが、ラケット破壊、暴言へとつながったという印象です。あくまでも原因は自身のプレイ内容へのイライラであって、コーチングのバイオレーションは後付けの理由ではないかと想像します。


さらに、

Simpson さんのコメント... 男性の暴言やらracket abuseに甘い審判は確かに見かけます。それが見慣れてしまった結果としたら、そこにジェンダーの非対称性はあると言えます。

しかし、この主審は男性にも厳しくcode violation取る、平等に厳しい人物だと思います。

たとえばマレーの「馬鹿な審判だ」発言や、見逃されがちなナダルの時間オーバーにも反則判定をして愚痴を言われていました。「盗人」も当然許さないでしょう。

ですから、性差別があるとしたら他の仕事をしない審判(とそれを許すテニス界)であって、彼ではないのではないでしょうか。

Raceで例えるなら、人種を問わず厳しい取締りをする真面目な警官が、「白人ならいつも見逃してるくせに黒人差別だ!」と抗議されている図です。悪いのは他の汚職・差別警官なのに……。



やはり色々な方々のご意見ご批判を吟味しないとダメですね。特に日本のオールド・メディアの言う事は常に〝眉唾もの〟と思わざるを得ません。

※投稿は総てコピペです。余白を入れる以外の修正はしておりません。



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備前・旭川の憂鬱 (「津山まなびの鉄道館」 18-80) [日記・雑感]


「JR西日本」は先日の「台風21号」と7月の「西日本豪雨」の後始末で大変なご苦労をされていると思います。

災害が起きても、略奪、民家の打ち壊しやレイプが全く(ゼロではありませんが)発生しない日本は本当に〝スマート〟なお国柄、完全な復旧が待たれます。

JRFの輸送量の30%以上を占める山陽線、広島県内の復旧は一刻も早期に実現する事を期待します。

8月24日より伯備線・山陰線を迂回した貨物列車が運行されていますが、山陽線の一列車・最大26両編成に較べると〝ナントカナランカ〟と言わざるを得ません。関係者のご努力には敬意を払いたいと思います。



JR西日本は鉄道博物館を〝2ヵ所〟保有しています。余りにも有名な「京都鉄道博物館http://www.kyotorailwaymuseum.jp/」は置いておきまして、もう一つ余り知られていないと思われる【津山まなびの鉄道館 http://www.tsuyamakan.jp/manabi/ 】をご紹介します。

詳細は「旧津山扇形機関車庫 http://www.tsuyamakan.jp/manabi/house.html 」をご覧ください。開館は2016年(平成28年)4月2日に岡山県津山市の津山駅構内に開館しました。


筆者が訪問したのは、2016年7月17日でしたが、既に来館10,000人ですからマアマアの入場者数と思います。順次写真をご覧ください。いわゆるテッチャンではありませんので「解説」はできません。

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少し見難いですが入り口の表示板、館全体の案内です。

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扇形機関車庫の全景です。

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C57の動輪です。やはり大きいですね。それと狭軌でこれだけ大きい直径でよくぞ高速運転ができるものだと感心します。

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余りにも有名なD51です。孫と遊んでいますと必ず「機関車トーマス」の話題と付き合わなければなりません。この英国の劇画には日本から来た「ヒロ」という真っ黒の機関車が登場します。このモデルがD51です。蛇足ですがあの英国にしては日本を好意的に扱っています。

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館の外はこのような情景です。津山線開通120年記念の復刻色のディーゼルカーです。ピカピカでした。

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そして定期運行用のディーゼルカー群です。

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典型的なローカル線ですが、津山駅は東西南北4方向に路線が走っています。最近津山駅近くの国道53号線沿いにも「D51」が静態展示されているようです。一度見学される良いと思います。〝ノスタルジー:郷愁〟満載です。



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備前・旭川の憂鬱 (「『なんでもかんでも温暖化』に警鐘」 18-79)  [日記・雑感]


「NEW TOYK POST web版」August 26, 2018に興味深い言説がありました。『なんでもかんでも温暖化』に警鐘を鳴らすものです。投稿者はデンマーク人(たぶん) the Copenhagen Consensus Centerの〝Bjorn Lomborg さん〟です。

原本 は「How the war on climate change slams the world’s poor  https://nypost.com/2018/08/26/how-the-war-on-climate-change-slams-the-worlds-poor/ 」です。

「表題」は〝気候変動に関する先陣争いが世界の貧困層を脅かす〟となります。原題のwarは確かに戦争ですが〝先陣争い〟と訳したいと思います。


温暖化の活動家は〝今日も地球温暖化に苦しんでいるので劇的な炭素削減が必要だ、と主張しています。しかし、温暖化の解決策」が逆により多くの「損害・被害」を引き起こします。

国際研究機関の「Applied Systems Analysis」曰く、〝強力な地球気候変動対策は、気候変動自体が起因する「飢餓と食糧危機」よりも、より多くの「飢餓と食糧危機」をもたらす事が判った。

この国際研究機関は、2050年までの様々なシナリオを分析するために、8つの世界農業モデルを使用しました。その結果は、〝気候変動は、さらに2,400万人を飢餓の危険に晒す可能性がある。しかし、気候変動対策である炭素税は食糧価格を引き上げる事になり、最も脆弱な地域のサハラ以南のアフリカとインドでの飢餓の危険に晒される人は7,800万人に増えるだろう。

これは地球温暖化対策が、さらに5,400万人を飢餓の危機に晒すことになる、と述べています。温暖化対策で救済できる人口よりも、食料危機に晒す人口の方がはるかに大きいという事になります。


英国の慈善団体「ActionAid」曰く、〝10年前、「緑の活動家」は化石燃料からの転換で「バイオ燃料」に熱狂した。しかし、食糧作物はエタノールを生産するために取り替えられ、結果的に食糧価格が高騰してしまった。その結果、少なくとも3,000万人を貧困に、3,000万人を飢えに晒した


私たちが飢餓を根絶するより効果的な方法がある。現在世界は貧困のために約8億人の人々が栄養不足に陥っている。 可能性のある最も重要なinitiative:戦略は、世界経済を鈍化させる政策ではなく、貧困を削減する政策、それは世界的な貿易協定である。

実は2001年、WTOの「ドーハ開発アジェンダ」で、『なんでもかんでも温暖化』ではなく世界的な貿易協定を、という気分が少しあった。しかし、自由貿易が国の貧富の格差を広げる、と主張する途上国や、激しい反グローバリズム運動で何度も頓挫した。

筆者は〝自由貿易が国の貧富の格差を広げる〟という途上国の主張は現実を見ると正しいと思います。勿論〝行き過ぎた貿易自由化〟ですが...


その後、コペンハーゲン合意(筆者注:Copenhagen Consensus 2012と思う) により委託された研究によれば、「ドーハ開発アジェンダ」の自由貿易を復活させると、2030年までに1億4,500万人を貧困から救うだろう。開発途上国の平均的な人の生活を毎年改善して、より良い保健医療と教育とより豊かな生活を送ることができます。


一方、パリ合意(筆者注:例の大騒ぎした会議、第21回気候変動枠組条約締約国会議(COP21) 2015年12月12日に採択) に基づくEUの気候政策は、21世紀の残りの部分で毎年約6,000億ドル(66兆円も) の費用を負担するが、せいぜい21世紀の終わりまでに、僅か0.09°F (0.5℃) の温度低下をもたらすだけである。


多額の地球温暖化対策コストと、気候温暖化の被害を少しだけ遅延させる効果を比較すると、費やす1ドル(110円)あたりの効果は3セント(3円 )に過ぎません。つまり、ハリケーン被害の減少、熱波の減少、農業被害の軽減程度です。

安価で豊富なエネルギーは経済的な繁栄をもたらしているため、貧しい国に排出削減を強制することは貧困を継続をさせる事となりす。 例:活動家はバングラデシュが石炭の使用を削減すべきだと主張する。 これは約1億ドル(110億円) 相当の地球温暖化抑制効果をもたらすでしょう。 しかし、バングラデシュ経済へ約500億ドル(5.5兆円) の費用支出を要求する。


炭素削減を強制する対策にグリーンエネルギーがあるが、それが救世主ではないということです。グリーンエネルギー生産には多額の投資が必要で、それを支援するために補助金を出している。今年は1500億ドル(16.5兆円)以上あっても、IEA:International Energy Agency(国際エネルギー機関) は、風力エネルギー需要のわずか0.6%、太陽光発電0.2%を提供しているに過ぎない、と言っています。


2040年までに、気候変動に関する「パリ協定」のすべての壮大な約束が達成された場合ても(そうなるとは思わないが)、IEA(国際エネルギー機関) はこれらの数字が僅か風力 2.1%と太陽光 1.5%程度にしかならないと見ている。

欠陥のあるパリ条約は、2℃以下の気温上昇に抑えるのに必要な対策のせいぜい1%に過ぎないだろう。 それでも毎年1兆ドルから2兆ドル(110兆円から220兆円) の費用がかかる。 これは途上国の栄養、健康、教育の改善に費やすことのできないお金だ。


我々は気候変動にもっと賢く対応しなければならない。私のシンクタンクの実行可能な結論は、グリーンエネルギーの研究開発に長期的に投資する、でした。この研究開発への支出は、気候変動損失の内、11ドル分は回避できるでしょう。

ここは筆者と若干意見の相違もあります。より安全で中規模な原子力発電も有望と思います。

概略は以上の通りです。つまり「悪戯にパリ協定にお金を使うより、目先の貧困にもっとお金を使うべきだ」という当たり前の考えです。


「地球温暖化」はこの100年間進行しているそうです。気象庁のデーターでは日本の平均気温は、1898年(明治31年)以降では100年あたりおよそ1.1℃の割合で上昇していると発表しています。

地球の歴史、あるいは人類の歴史である数10万年の長さで考えてどうなんだろう!?と思います。たかが100年間でたった1.1℃気温上昇が「人類」に悪影響を及ぼしたでしょうか??海面上昇もあったでしょうが、それで太平洋の島々で何人の方々が直接被害に遭遇したのでしょうか?

2011年の東日本大地震で被災地の海岸の一部は突然1mも沈下しました。これは海面上昇1mに相当します。でも数年で復旧できました。

農業にしてもこの100年間で品種改良効果もあり、マクロ的には増産されているように思います。筆者の小学校時代、60年前は北海道では寒冷地ゆえ米作には不向きと教えられました。品種改良30年、北海道のおいしい米は誕生しました。

地球温暖化が事実としても、ある日突然3℃とか4℃上昇する訳ではありません。「An Inconvenient Truth」アル・ゴア元アメリカ副大統領が主演している長編ドキュメンタリー映画(第79回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞)やオールド・メディアに踊らされる事なく、冷静に対応したいものです。



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