備前・旭川の憂鬱 (〝新型コロナウイルスで判ってきた事〟 20-35) [日記・雑感]
まず、村西とおる@Muranishi_Toru 2020/05/27 のTwitterのTLをご覧ください。
ようやく緊急事態宣言を冷静になって考える時。コロナ禍はTVメディアが朝から晩まで「怖い、怖い」と恐怖を扇動したことで起きたメディア犯罪。追及すべきは表現の自由を免罪符にして、殺人に等しい「人の不幸は飯のタネ」の極道メディア。国民の財産の電波をこれ以上殺人集団の自由にさせてはならぬ。
筆者がこのblogで述べてきた事とほぼ同じでして、世の中には同じような考えを持った方がいらっしゃると安心しました。しかし現実はやはり新型コロナウイルス禍を〝数値〟で押さえる必要があります。
新型コロナウイルスに関する情報、感染者数や死亡者数はアメリカのジョンズ・ホプキンズ大学:Johns Hopkins University 《過去ノーベル賞学者を36名も輩出しています》 のsite〝COVID-19 Dashboard〟が世界の総ての国や地域の状況をリアルタイムで発信しています。
例によって、主に〝COVID-19 Dashboard〟から数値をピックアップして比較表を作成して見ました。メディアが信用できませんので、面倒ですがこのような作業が必要となります。
先ず国や地域別です。
まあ感染率はTVで無意味な議論をしていますが、PCB検査を沢山やっている国は感染者が沢山出ます。多分未発症感染者はこの数値の10倍位はいると思います。でも死者数は、役所の手続きのミスがあっても、まあ正確ではないかと考えます。
国や地域で明らかな「差異」は認められます。次に比較の目的で、都市や州別の比較表です。
日本、ドイツ、アメリカを比較しても、国全体(田舎)と都市部では死者数が2倍から8倍も違います。感染は人口密度と関係しています。これは容易に想定できます。
ジャーナリスト:佐々木田鶴さんは以下のように発言されています。今回の比較表にはベルギーは省略しましたが、欧州各国も同じような環境ではなかったかと推察します。
ベルギーは単位人口あたりの死者数が不名誉にも世界最悪となってしまった。その約半数が、老人ホームや老人介護施設などの高齢者と聞けば、いったい現場で何が起こっているのかと疑問を持つに違いない。医療崩壊どころか、高齢者たちが医療も受けられずに見捨てられ、バタバタと亡くなっている。
さらに、当初はPCR検査が実施できる件数も限られ、高齢者施設で亡くなる方々が陽性かどうか確定することは不可能だった。仮に感染が判明しても、直接の死因かどうかはほとんどの場合判定できない。こうしたケースを「COVIC-19:新型コロナウイルスの疑いあり」としてより広い定義で集計に含めてきた。
事態が落ち着いてから、過去の高齢者施設での例年同期平均死者数と照らした超過死亡数を見て調整するしかないという考えからだった。これこそがベルギーを世界最悪に見せた原因だった、そうです。
突然のウイルスの襲来で行政も医療も準備ができなかった、という事になります。日本のオールドメディアや一部の学者モドキの扇動者は〝日本は遅れている、直ぐにパンデミックになる〟といい加減なご発言を繰り返していました、いや今でも繰り返しています。
日本の感染者数のトレンドを再確認しましょう。「絵」をクリック頂くと少しは見易くなります。
TV漬けの学者さんや一部のジャーナリストさんはご不満でしょうが、第一波の流行は日本ではパンデミックにならずに終息しつつある、といって良いのではと思います。もっとも北九州市や東京都でクラスターが発生しているようですが...第二波の流行を否定する材料は何処にもありませんし、今年の冬季には季節性インフルと並行してやって来る、と考えておく方が賢明と思います。
この「絵」から、日本では感染が減った原因は緊急事態宣言ではない!という主張もあります。
マスコミでは「4月7日の緊急事態宣言で感染が減った」といわれているが、これは誤りである。新型コロナの感染確認者数のピークは4月11日の714人だが、感染からその確認までは約2週間かかる。
発症のピークは、その2週間前の3月末だった。これは「8割削減」する必要はなかったという事になります。
さらに、日本やアジアの国々は幸運であった。BCGが有効に抗体?か何かを体内に作ったのではないか!?という一部の学者の主張です。
今後の冷静な研究が待たれます。
最後に「なぜ日本の新型コロナ死者数は少ないのか?」山中伸弥さんが橋下徹さんに語った“ファクターXの存在”があります。筆者はそれは《妖怪アマビエ》だと信じています。
ようやく緊急事態宣言を冷静になって考える時。コロナ禍はTVメディアが朝から晩まで「怖い、怖い」と恐怖を扇動したことで起きたメディア犯罪。追及すべきは表現の自由を免罪符にして、殺人に等しい「人の不幸は飯のタネ」の極道メディア。国民の財産の電波をこれ以上殺人集団の自由にさせてはならぬ。
筆者がこのblogで述べてきた事とほぼ同じでして、世の中には同じような考えを持った方がいらっしゃると安心しました。しかし現実はやはり新型コロナウイルス禍を〝数値〟で押さえる必要があります。
新型コロナウイルスに関する情報、感染者数や死亡者数はアメリカのジョンズ・ホプキンズ大学:Johns Hopkins University 《過去ノーベル賞学者を36名も輩出しています》 のsite〝COVID-19 Dashboard〟が世界の総ての国や地域の状況をリアルタイムで発信しています。
例によって、主に〝COVID-19 Dashboard〟から数値をピックアップして比較表を作成して見ました。メディアが信用できませんので、面倒ですがこのような作業が必要となります。
先ず国や地域別です。
まあ感染率はTVで無意味な議論をしていますが、PCB検査を沢山やっている国は感染者が沢山出ます。多分未発症感染者はこの数値の10倍位はいると思います。でも死者数は、役所の手続きのミスがあっても、まあ正確ではないかと考えます。
国や地域で明らかな「差異」は認められます。次に比較の目的で、都市や州別の比較表です。
日本、ドイツ、アメリカを比較しても、国全体(田舎)と都市部では死者数が2倍から8倍も違います。感染は人口密度と関係しています。これは容易に想定できます。
ジャーナリスト:佐々木田鶴さんは以下のように発言されています。今回の比較表にはベルギーは省略しましたが、欧州各国も同じような環境ではなかったかと推察します。
ベルギーは単位人口あたりの死者数が不名誉にも世界最悪となってしまった。その約半数が、老人ホームや老人介護施設などの高齢者と聞けば、いったい現場で何が起こっているのかと疑問を持つに違いない。医療崩壊どころか、高齢者たちが医療も受けられずに見捨てられ、バタバタと亡くなっている。
さらに、当初はPCR検査が実施できる件数も限られ、高齢者施設で亡くなる方々が陽性かどうか確定することは不可能だった。仮に感染が判明しても、直接の死因かどうかはほとんどの場合判定できない。こうしたケースを「COVIC-19:新型コロナウイルスの疑いあり」としてより広い定義で集計に含めてきた。
事態が落ち着いてから、過去の高齢者施設での例年同期平均死者数と照らした超過死亡数を見て調整するしかないという考えからだった。これこそがベルギーを世界最悪に見せた原因だった、そうです。
突然のウイルスの襲来で行政も医療も準備ができなかった、という事になります。日本のオールドメディアや一部の学者モドキの扇動者は〝日本は遅れている、直ぐにパンデミックになる〟といい加減なご発言を繰り返していました、いや今でも繰り返しています。
日本の感染者数のトレンドを再確認しましょう。「絵」をクリック頂くと少しは見易くなります。
TV漬けの学者さんや一部のジャーナリストさんはご不満でしょうが、第一波の流行は日本ではパンデミックにならずに終息しつつある、といって良いのではと思います。もっとも北九州市や東京都でクラスターが発生しているようですが...第二波の流行を否定する材料は何処にもありませんし、今年の冬季には季節性インフルと並行してやって来る、と考えておく方が賢明と思います。
この「絵」から、日本では感染が減った原因は緊急事態宣言ではない!という主張もあります。
マスコミでは「4月7日の緊急事態宣言で感染が減った」といわれているが、これは誤りである。新型コロナの感染確認者数のピークは4月11日の714人だが、感染からその確認までは約2週間かかる。
発症のピークは、その2週間前の3月末だった。これは「8割削減」する必要はなかったという事になります。
さらに、日本やアジアの国々は幸運であった。BCGが有効に抗体?か何かを体内に作ったのではないか!?という一部の学者の主張です。
今後の冷静な研究が待たれます。
最後に「なぜ日本の新型コロナ死者数は少ないのか?」山中伸弥さんが橋下徹さんに語った“ファクターXの存在”があります。筆者はそれは《妖怪アマビエ》だと信じています。
2020-05-28 20:30
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備前・旭川の憂鬱 (〝オールドメディアの〝暴走〟&〝fake〟が止まらない〟 20-34) [日記・雑感]
〝新型コロナウイルス禍〟でメディアはパニックに陥っています。まともなことは報道しません。最早、何が正常か?何が異常か?さえも判断できない状況となっていると思います。
一つ前の投稿で、地方紙の〝共同配信では無い記事〟には、大変有意義な記事がある事をお示ししました。
〝新型コロナウイルス禍〟を煽ってビジネス、すなわち視聴率向上にひたすら走っています。ですからモーニングショウやお昼のワイドショウをご覧になって現在の〝新型コロナウイルス禍〟を判断するのは大変危険です。
それでも賢明な日本国民は〝常識を弁えている〟と思いますし〝民度が高い〟と思います。極一部の検察官僚やジャーナリスト達、ワイドショウ漬けのまやかし学者達、パチンコ依存症の方々はいますが、大凡の日本国民は政府の給付金の手続きが果てしなく面倒でも、また支給が遅くても、平静を保って行動しています。
その成果は顕著でして、海外からは不思議がられています。どうだ!参ったか!?と言ってやりたいです。
オールドメディアの〝暴走〟&〝fake news〟が止まらない具体例を2-3紹介します。本当はこんな非生産的な投稿は時間の無駄ですから避けたいのですが、こんな酷い現実は白日の下に晒さなければなりません。
順序不同でご紹介します。原本がある記事はlinkを貼っておきますので、ご興味のあるかたはクリックして頂ければと思います。
● テレ朝『グッド!モーニング』が医師コメント で“訂正放送”。「大変おわび」でも検証も反省もなし!https://news.yahoo.co.jp/byline/mizushimahiroaki/20200512-00178057/
5月7日(木)の放送で取材を受けた澁谷泰介医師が「恣意的な編集」で「真逆の報道」だったとしてSNSで「残念な気持ち」を明かしたことで番組に批判が集まっていたのです。その正体は、
【PCR検査について】(澁谷泰介医師・6日取材)《要点のみ》
「PCR検査を今後増やしていくこと自体は大事なことではあるのですけれども、今現在、現場で不必要な検査が増えることは現場としては全く望んでいません。と言いますのも、感染が心配な方からの電話が救急外来に今もひっきりなしにかかってきます。 もちろん基礎疾患があるですとか、感染している家族と濃厚に接触していたとか、プラスアルファのものがある方には積極的に検査をする、またはそれができるように検査数を増やすことは大切なことですけども、今現在、急場で検査数だけ増やしてくれと言われても、ちょっと難しいなというのが正直なところです」
この取材に対してテレ朝は、この澁谷医師の4分ほどのインタビューを流した後で、坪井直樹アナは、
「(VTRを受けて)はい。つまり、PCR検査が増えることについては澁谷医師は取材の中で、『一般の人、心配だと思っている人たちにとっては良いこと』だとおっしゃっているのに対して、一方の医療現場では『ただひたすら数が増えるのは医療崩壊、医療の逼迫につながるおそれがあるのでその辺については望まない』とおっしゃっているんですね。私たちはこの医療現場の声の部分を放送につなげる、その受け止めを疎かにしていました部分がありました。この辺については大変おわびいたします」
要するに「真逆」の内容に編集・加工して放映したという報道機関として有り得ない事です。視聴者をバカにし間違った方向へ誘導したお話しです。
この長文のコメントを読み上げた後で、坪井直樹アナはカメラに向かって話して、このコーナーを終えた。「私たちも今後、より丁寧に放送に努めてまいります」と悪びれる様子もなかったようです。
安倍総理の〝丁寧に説明をしたいと思います〟と全く同じです。何処が違うのでしょうか!?
● 日刊ゲンダイDigitalより 公開日:2020/05/14 14:50
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/273154
タレントのダレノガレ明美(29)が5月12日、自身のツイッターで、薬物使用に関する「毛髪検査」を受けたことを投稿した。
筆者はTVやエンタメ業界には疎遠でして、ダレノガレ明美さんをググってみました。ブラジル生まれの日本の女性ファッションモデルだそうです。成る程、昨今の芸能人ドラッグネタは販売促進になるのでしょうね。これでほとんどの状況は理解できたのですが、もう少し踏み込んでみましょう。
ダレノガレは、5日配信の「AERAdot.」で、「マトリが次に狙うセレブタレントA」として報じられていた(現在記事は削除)。記事は匿名だが、ダレノガレを思わせる“におわせ”の記述も含まれており「捜査当局の内偵リストに載っただけで今後、番組に起用しづらくなるのが現状です」という社会部記者のコメントも掲載していた。
AERAは朝日新聞の別動部隊、この記事は彼女に対する、営業妨害、偽計業務妨害に相当すると思います。そして冗談にも程があると思うのですが〝親会社である朝日新聞では、今年3月に“薬物報道は慎重であるべき”というオピニオン記事を掲載〟しているのだそうです。
● 『バイキング』都内の“人混み”映像で訂正・謝罪 3月撮影のものを放送5/20(水) 14:07配信オリコンhttps://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200520-00000362-oric-ent
フジテレビ系情報番組『バイキング』が3月撮影の竹下通りや表参道の模様を放送したことを謝罪。フジテレビ系情報番組『バイキング』(月~金 前11:55)で、17日の原宿・竹下通りや表参道の混雑の模様として紹介された映像が、実際は3月に撮影されたものだったとして、20日放送の番組内で謝罪した。
この『バイキング』という番組は筆者が知る限り、TVとして最も〝品位〟は勿論〝傲慢〟で〝倫理観〟欠如の完全に無駄で時間を浪費するだけの番組です。
● 「モーニングショー」が撮り鉄に謝罪 「クソ」ハッシュタグがトレンドに、デイリースポーツ 2020/05/20 13:58
http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/dailysports/entertainment/20200520047
テレビ朝日の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」が20日、“撮り鉄”に謝罪する一幕があった。この日の放送で、19日に、千葉市のJR蘇我駅で車両を撮影するために駅や周辺に鉄道ファンが集まったと報道。この中で使用した、ホームにあふれんばかりの鉄道ファンが殺到した写真が、実際には3月に撮影されたものだったとして、番組内で訂正した。
このように際限なく〝fake news〟は枚挙に暇なく流され続けるのです。どれだけ多くの人々が印象操作の毒牙に引っ掛かり、間違った判断をしたのでしょうか!?
10数年前だったと思いますが〝食品偽装事件〟時の報道で、尤も悪いのは食品会社側ではあるのですが、集中砲火的で人民裁判的扱いを受け、雪印は廃業解散、不二家は山崎製パンの子会社、赤福餅は休業、北海道の食肉業者が倒産となりました。
オールドメディアはどんな〝fake news〟を流そうが、人権を著しく傷つけようが【お咎め無し】です。出版社系は販売不振で休刊や廃業も散見されますが、オールドメディアは今回の検事長麻雀事件でも【お咎め無し】です。治外法権なんです。
尤も日本人は識者や傲慢なオールドメディアが思うほど「バカ」ではありません。これが唯一の救いです。最後に朝日新聞のいい加減さを見てください。かなり古い記事ですがこの程度です。どこがハイクオリティーか全く理解できません。
昭和33年(1958) 5月10日の朝日新聞、新幹線構想を「世界三大バカ」と揶揄しました。
2020-05-22 20:51
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備前・旭川の憂鬱 (〝新型コロナウイルスはいつ終息するか?〟 20-33) [日記・雑感]
兎に角、情報源がモーニングショウやワイドショウに依存している方々は、最前線の医療現場に馴染まない医師や、研究所での研究成果に疑義のある方々の怪しい「解説」に一喜一憂されていると思います。
要するに彼らや彼女らは、多分局側の意向に沿い、視聴者を煽るだけ煽り、無意味な医療情報を垂れ流しています。
時々真っ当な医師や研究者がいらっしゃいますが、具体的には澁谷泰介医師のように「恣意的な編集」で「真逆の報道」をされたとSNSで「残念な気持ち」を明かしておられます。
しかし昨朝05/18の地方紙「山陽新聞」の11ページに〝川崎医科大学〟の尾内一信主任教授と中野貴司教授が大変判り易い、納得できる解説をされていました。全文をそのまま転記させて頂きます。
主題は「新型コロナウイルスはいつ終息するのか」前半と「医療がパンデミックに耐えるために」後半です。
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●旧来のコロナウイルスとの違いは?
皆さんがかかる「風邪」はかなりの割合で4種類のコロナウイルスが原因です。皆さんはある程度、抵抗力を持っているので、これらのウイルスで命を奪われることはほぼありません。
一方、次々に新しいコロナウイルスが出現しています。
2002年末:SARS(サーズ)
2012年 :MERS(マーズ)
が出現しました。
SARSは2004年を最後に発症報告はなく、MERSも中東でたまに発症例がある程度で、ほとんどの地域で抑え込んでいます。両方とも感染すれば必ず重い症状がでるので、患者を隔離して感染の拡大を防ぐことができたのです。
今回の新型コロナウイルスはやっかいです。感染しても症状が出ない人がかなり多い。未感染の人に無症状の感染者が混じっていても、見分けるのは困難です。いったん広がり始めるとなかなか止められません。
●2009年のインフルエンザはどうなった?
実は、この状況は2009年に「新型インフルエンザ」のウイルスが現れ、パンデミックを起こした時とよく似ています。このウイルスも多くの無症状感染者がいて、1年目に国内で3千万人から4千何人が感染しました。
新型コロナウイルスとの違いは、既に抗インフルエンザ薬があり、早期にワクチンを供給することができたことです。新型コロナウイルスはまだ特効薬はなく、ワクチンも完成していません。
2009年のインフルエンザウイルスは今も毎年流行し、「季節性インフルエンザ」の仲間になっています。
1年目は真夏も流行が続きましたが、2年目以降は免疫を持つ人が増え、感染しやすい冬だけ流行するようになったのです。
●自然免疫の弱い人を守ろう
新型コロナウイルスは誰でもかかりやすいのですが、それでも自然免疫は働きます。自然免疫を担う細胞は体内に侵入した外敵をいち早く察知して、食べてしまいます。この働きが弱い高齢者や基礎疾患のある人、乳幼が重症化しやすいのです。
ワクチンが完成し、摂取すれば獲得免疫も働きます。それまでは、こうした人たちがかからないよう、守らなければなりません。
新型コロナウイルスは夏にいったん下火になっても秋には再燃し、完全に終息することはないでしょう。
1-2年かかって70%から80%の人が感染するか、ワクチンを接種し獲得免疫を得た段階で、冬に流行する「季節性」のコロナウイルスになると考えられます。
●新型コロナウイルスは軽症者でも入院?
消防署は救急車で搬送する患者について、
「軽症」は入院する必要のない者
「中等症」は3週間未満の入院
「重症」は3週間以上の入院
と区分けしています。
しかし、新型コロナウイルスは軽症者であっても原則入院です。それは指定感染症であり、感染拡大を防ぐことが目的です。
しかし、患者数が大幅に増加し、軽症者が病床を占有すると、酸素投与や人工呼吸器など医療機関でしかできない治療が必要な重症患者の病床が不足します。
そのため地域によっては、軽症者はホテルや自宅で療養します。ただし、風邪に似た軽い症状が続いた後、急に重症化する場合もあり、軽症者も毎日の健康チェックが不可欠です。
●医療崩壊を起こしてはいけない!
医療機関での治療が必要な病気は、新型コロナウイルス以外にたくさんあります。そうした患者の診察の機会を奪うことは「医療崩壊」であり、何とか避けなければなりません。そのためにも、軽症者は入院治療を行わない場合があります。
心配でも、軽い風邪症状ですぐ医療機関を受診することは控えてください。保健所などに設置された帰国者・接触者相談センターへの相談や、相談する目安(37.5℃以上の発熱が4日以上続くなど)を定めていたのも、より感染を拡大させないことと、診療現場を混乱させないためです。特定の医療機関に患者が殺到し、混雑によって院内感染が起これば「医療崩壊」につながります。
とはいえ、検査が遅れて重症化してはいけません。高熱や強いだるさ、息苦しさがある場合、また軽い症状でも重症化しやすい人はすぐに相談するよう、目安が改訂されました。
●2009年新型インフルエンザとの違いは?
2009年の新型インフルエンザ発生時は抗インフルエンザ薬が使われました。しかし、現在新型コロナウイルスへの確実な効果が確認された薬はありません。2009年は季節性インフルエンザのワクチンの製造のノウハウをもとに、新型のワクチンが短期間で製造されましたが、コロナウイルスのワクチンはまだ実用化されたことがありません。
また、新型コロナウイルスを高い感度で診断するにはPCR法が必要で、迅速で抗原検査キットは承認されたばかりです。治療・予防・診断のあらゆる面で、新型コロナウイルスと戦う手段を確立するための研究を推進する必要があります。
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1-2年の内に、予防措置であるワクチンが開発され、現在ある季節性インフルエンザと同様のリスクに軽減されるでしょう。同時に発症後の特効薬、例えばアビガンのような薬が開発されるでしょう。
3年後には〝新型コロナウイルス〟は〝季節性インフルエンザ〟と同等となるでしょう。
最後に、メディア・リテラシー【media literacy】が重要だと言われます。勿論SNSリテラシーも同様です。メディア・リテラシーとはメディアを安易に信用しない事です。
2020-05-19 21:32
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備前・旭川の憂鬱 (〝緊急事態宣言〟解除後の岡山・後楽園界隈 20-32) [日記・雑感]
幸い岡山県は昨日〝緊急事態宣言〟解除されました。この措置が正しいか否かは不明です。いつものウォーキングのついでに、岡山・後楽園界隈を覗いてみることにしました。
1週間ほど前、昼下がりに、やはりウォーキングで同じコースを周りましたが、その時は人影を見ませんでした。やはり人出の数は増加しています。見方によりますが〝新型コロナウイルス禍〟以前の半分ぐらいではないかと思われます。
岡山・後楽園の入り口には大木の楠木があります。新緑が本当に美しいです。
桜並木も青葉が茂って来ています。この時期の桜の木の下は気を付けなければなりません。〝毛虫〟がいまして、時々落下します。これが首にでも付着しますと痒くて1週間ぐらい回復しません。
それでも最高に美しい季節、5月の薫風に誘われて桜の木の下のベンチで読書の方を複数人見受けました。
楠木と同じく〝照葉樹〟には〝椿〟や〝柊〟があります。日本の気候風土の土台といえる〝照葉樹〟ですね。まさに文字通り、葉っぱが陽光で光っています。大昔、日本人の御先祖は、この〝照葉樹林〟の木漏れ日の下で狩猟や採集生活をしていたのかな!?と縄文期に思いを馳せました。
岡山・後楽園は〝緊急事態宣言〟解除されても、当初の予定通り今月5月末日まで〝閉園〟です。
長期の〝閉園〟でも、結婚式の前撮りをと、新婦さんと業者さん、並んで外園周回の小道をどこぞへ急いでいました。
岡山・後楽園へ向かう前に、旭川(あさひがわ)に架かる〝鶴見橋〟があります。この橋の西詰に〝cafe kitsune〟があります。このcafeは完全なキャッシュレス・ショップです。支払いは勿論、チャージも出来ません。岡山では先進的なショップです。ここのコーヒーはスタバより美味ではないかと個人的には思っています。
岡山・後楽園の旭川(あさひがわ)を挟んだ西向に〝石山公園〟があります。この公園は2年後改装して、新たな公園としてデビューする予定です。その前出しとして今年の連休に仮設のピザカフェをオープンする予定でした、しかしコロナでオープンが連休後となりました。
スタッフが数人閉店後のミーティングをやっていました。早く日本全体も世界も〝新型コロナウイルス禍〟が終息してくれること望みます。
1週間ほど前、昼下がりに、やはりウォーキングで同じコースを周りましたが、その時は人影を見ませんでした。やはり人出の数は増加しています。見方によりますが〝新型コロナウイルス禍〟以前の半分ぐらいではないかと思われます。
岡山・後楽園の入り口には大木の楠木があります。新緑が本当に美しいです。
桜並木も青葉が茂って来ています。この時期の桜の木の下は気を付けなければなりません。〝毛虫〟がいまして、時々落下します。これが首にでも付着しますと痒くて1週間ぐらい回復しません。
それでも最高に美しい季節、5月の薫風に誘われて桜の木の下のベンチで読書の方を複数人見受けました。
楠木と同じく〝照葉樹〟には〝椿〟や〝柊〟があります。日本の気候風土の土台といえる〝照葉樹〟ですね。まさに文字通り、葉っぱが陽光で光っています。大昔、日本人の御先祖は、この〝照葉樹林〟の木漏れ日の下で狩猟や採集生活をしていたのかな!?と縄文期に思いを馳せました。
岡山・後楽園は〝緊急事態宣言〟解除されても、当初の予定通り今月5月末日まで〝閉園〟です。
長期の〝閉園〟でも、結婚式の前撮りをと、新婦さんと業者さん、並んで外園周回の小道をどこぞへ急いでいました。
岡山・後楽園へ向かう前に、旭川(あさひがわ)に架かる〝鶴見橋〟があります。この橋の西詰に〝cafe kitsune〟があります。このcafeは完全なキャッシュレス・ショップです。支払いは勿論、チャージも出来ません。岡山では先進的なショップです。ここのコーヒーはスタバより美味ではないかと個人的には思っています。
岡山・後楽園の旭川(あさひがわ)を挟んだ西向に〝石山公園〟があります。この公園は2年後改装して、新たな公園としてデビューする予定です。その前出しとして今年の連休に仮設のピザカフェをオープンする予定でした、しかしコロナでオープンが連休後となりました。
スタッフが数人閉店後のミーティングをやっていました。早く日本全体も世界も〝新型コロナウイルス禍〟が終息してくれること望みます。
2020-05-17 20:57
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備前・旭川の憂鬱 (〝女性リーダー〟と新型コロナウイルス禍対策 20-31) [日記・雑感]
少し前になりますが、4月中旬に世界の〝女性リーダー〟と新型コロナウイルス禍対策といった同じ内容のリリースが複数ありました。
その中でもメジャーなメディアのリリースを紹介します。
Forbes 「コロナ対策に成功した国々、共通点は女性リーダーの存在」 2020/04/16
https://forbesjapan.com/articles/detail/33831/2/1/1
CNN 「新型コロナ対策、際立つ女性リーダーの手腕 スピードと実行力で拡大阻止」 2020/04/17
https://www.cnn.co.jp/world/35152496.html
紹介された世界の〝女性リーダー〟と、筆者が勝手に追加した日本国の〝女性リーダー〟を表にまとめてみました。現在、世界のリーダーのうち女性の占める割合は7%に満たないのです。
何れのリリースも女性リーダーに対して、以下のような評価を与えています。
① 的確かつ迅速な対応
② SNSを駆使した即効性のある発信スタイル
③ 次世代を担う若者たちへ向けた配慮
など〝現代社会に精通した女性〟ならではのアプローチが話題を集めています、と言ったところでしょうか。
表から判ることは、新型コロナウイルス禍対策に関してリーダーの〝年齢〟は関係なさそうです。人口も直接的には関係なさそうです。人口1千万人以下の国では、より〝女性リーダー〟が選出されやすいかなあ、といった程度ですが、その場合年齢は相対的に若年層であると言えそうです。
政治体制、所属政党も直接は関係なさそうです。この辺りは政治学的には色々ありそうですが...これらの国々ではすべて複数政党による民主制が敷かれ、国民による政府への信頼も高い次元にあります。この後半は人口の少ない国では常に言われていると思います。例外はドイツですね。
《SNSを駆使》は我が日本国の【大臣】を見るまでもなく、日本は大幅に遅れています。未だにfaxを使用している先進国は日本ぐらいですから...
特出すべき「台湾」を見てみましょう。チャイナ政府から自国の領土であると主張され、世界保健機関:WHOへの参加も認められていないことから、本来なら台湾はチャイナ本土で発生した疫病に対し非常に脆弱な存在であってもおかしくはなかったです。
しかし台湾の蔡英文総統は、チャイナ・武漢の市民の間で正体不明の新型ウイルスが蔓延しているとの情報を昨年12月につかむと直ちに指示を下し、同市から台湾入りするすべての航空機の検査を義務付けました。チャイナ本土、香港、マカオからのすべての航空機の乗り入れを規制しました。
それにIT担当大臣に若い女性の優れ者がおられたいう事情もあるようです。
ここぞと思った事は即決即断であったようです。国家が常に存亡の危機に立っているから可能だったのでしょうか。
もう一つ特出すべきは、カリブ海に浮かぶ島国でネーデルランド領のシント・マールテンを治めるヤコブス首相です。実は筆者はこの国?を全く知りませんでした。急遽、地図を見たりnetで検索しました。
ヤコブス首相がわずか41,000人の国民に向かって2週間の「外出禁止」を呼びかけた動画は、一切の妥協を許さない(彼女の)姿勢が評判を呼び、世界中に拡散したそうです。
ヤコブス氏は力強くこう言い放つ。「好きな種類のパンが家にないなら、クラッカーを食べなさい。パンがなければ、シリアルを食べなさい。オートミールを食べなさい」と。これはマリー・アントワネットを彷彿とさせます。
日本では小池都知事、ご承知の通りです。山形県知事は〝県境検疫〟といって画期的な施策を採られました。わが岡山県知事が同じことを公表した所、ボキャ貧で叩かれました。
ここは原文を参照ください。このリリースの結論は〝今はまだどの国の指導者が正しい対策を十分に講じたといえるのか、最終的な判断を下す段階ではない。〟とありまして、断定していません。確かに4月中旬から各国とも事態は大きく変わっています。
ではいわゆる先進国では新型コロナウイルス禍対策はどのように評価されているのでしょうか?先進国は課題が沢山ありまして新型コロナウイルス禍に特化した評価ではありませんが、コロナ前とコロナ進行中での支持率の変化で評価したポンチ絵があります。SNSよりピックアップしました。
これはとっても興味深いものです。今朝方のイアン・ブレマーさんのSNSより、各国の新型コロナウイルスによる死者数を国民10万人当たりに換算した数値をご覧ください。
ian bremmer@ianbremmer 2020/05/15 JPN time Most covid-19 deaths per 100K population, as of 5/13
1 Belgium: 77人
2 Spain: 58人
3 Italy: 51人
4 UK: 50人
5 France: 40人
6 Netherlands: 32人(筆者注:最近オランダではなく「ネーデルランド」と呼称するようです)
7 US: 26人
8 Germany: 9.5人
9 Iran: 8人
10 Brazil: 6人
※Japan: 0.55人(筆者追記 2020/05/14 am現在)
日本は、理由は定かではありませんが、圧倒的に良好なパフォーマンスを示しています。にも関わらず、安倍内閣の支持率は下落しています。メディアの印象操作を感じます。クルーズ船の〝悪印象〟が国内も世界にも刷り込まれているのかも知れません。
何れにしましても非常事態宣言が解除されても「三密」を避け、第2波、第3波のパンデミックを回避したいものです。
備前・旭川の憂鬱 (〝PCR検査〟のウソ 20-30) [日記・雑感]
ワイドショー辺りでは最早「病気」と言ってもいいくらい〝PCR検査が...〟とやっています。しかし国会は今日になっても未だ「世界は無症状の方も含め検査。日本は一体、どうなっているのか」と立憲・福山哲郎氏に代表されるように【事実・fact】に基づかない議論をやっています。
どうも彼らは国民全員のPCR検査にご執着らしい。どうしても陽性者を何十万人も出して〝医療崩壊〟をさせたいらしい。
早野龍五氏(当時 東大教授)は東日本大震災時、福島原発事故に対しても糸井重里氏(宮本亜門氏とは大違い!) と共同で表題「知ろうとすること。」という文庫本を上梓され、パニックになっている日本人に平静を保ち「安心」をと勇気ある発信をされました。
その早野龍五氏ryugo hayano@hayanoがTwitterのTLで〝(参考)世界各国の人口1000人あたりの累積PCR検査件数(横軸:対数)と、人口100万人あたりの累積COVID-19死者数(縦軸:対数)〟をポスティングされていました。
データはhttps://ourworldindata.org から取得、この見出しは「Research and data to make progress against the world’s largest problems」です。
立憲・福山哲郎氏、しっかりとこのグラフをご覧ください。元グラフは標記URLからサイトに入り、ご覧ください。世界を地域に分割しマウスオーバーで見易くなっています。
日本の〝赤〇〟は早野龍五氏が描かれたものですが、その他の落書きは筆者が描きました。
一目瞭然ですが、少し補足説明をさせて頂きます。このグラフは〝横軸も縦軸も対数目盛〟となっています。拡大したい方はグラフをクリックしてください。
横軸がその国の「人口1000人あたりの累計PCR検査件数」、縦軸がその国の「人口100万人あたりの累積新型コロナウイルスによる死者数」です。データーは5月10日6時(午前か午後化は不明)現在です。
赤線の四角で囲んだ「JPN」が日本の現状です。他の先進国と較べて圧倒的に死者数が少ない事が判ります。よく引き合いに出されるドイツ(DEU)や韓国(KOR)と比較しても同様です。
緑色の丸で囲んだ欧州諸国、赤線でアンダースコア―したアメリカ(USA)とは比較になりませんが、日本の現状のコロナ対策が有効である事が読み取れます。〝PCR検査〟は本当に陰陽を決着させる時に使用する現在の日本のやり方で問題は無いのです。
もしも〝PCR検査〟が効果があるのであれば、PCRの検査を増やすと、新型コロナウイルス感染による「死者数」が減るなら,各国の点は左上から右下に並ぶはずです。筆者の描いた〝右下さがり〟の線上に並ぶはずです。
どうですか!?PCRの検査を増やしても「死者数」は減るどころか「増加」しています。
国会もワイドショーもいい加減に時間の無駄遣いを止めましょう!日本国民が迷惑します。
備前・旭川の憂鬱 (タイトル無し 20-29) [日記・雑感]
本当に的外れの〝ご感想〟を垂れ流す、お昼時のワイドショーです。視聴率が取れれば、何をしてもいい、といった倫理観の喪失を憂います。
再度確認しましょう。新型コロナウイルス対策・措置の目的はなんでしょうか!?当然の事ですが
【感染者を減らして、重篤に陥り死亡に至る方を少しでも減らして、最後にはウイルス禍を収束させる事】です。
間違っても「PCR検査を日本国民全員の1億2600万人に行う事」ではありません。その明らかな証拠・エビデンスがあります。下記グラフをご覧ください。PCR検査で何であれ〝検査数〟と〝感染者数〟は無関係です。いつもの習性ですが、「目的」と「手段」が逆転しています。
昨日までのデーターでは「3密」措置により、学者さんの理論よりは終息が遅いかも知れませんが、兎に角、終息方向に向かっていると言っていいでしょう。
〝ドイツは検査がシッカリ行われているのに、日本は散々の状況だ〟とか〝韓国はいち早くPCR検査を行い、ドライブスルー方式やウオークスルー方式を徹底的に行い、感染者数も死亡者数も完全に抑え込んだ、それに較べ日本は...〟と盛んに日本を攻撃します。
この状況は批判ではなく、合理的なデーターに基づかない理不尽な攻撃・煽りです。かなり見にくいグラフですが、新型コロナウイルス禍で死亡された方の内〝50番目〟の方が無くなられた日を「1日目」として、各国の累積死亡者数を著したグラフです。グラフをクリック頂くと少しだけですが見易くなります。
日本の現状は世界と比較して遜色ないばかりか、トップクラスを走っています。人口10万人当たりに換算すると、日本の死亡者はドイツは当然、韓国よりは上位に位置すると思います。
まあいっこうに終息しない新型コロナウイルス禍へのいら立ち、現状の生活への〝不安・不平・不満の格好の受け皿〟と化しています。こんな事ですと明日からの生活の方向を見誤ります。
アベガーの方々からは非難されると思いますが、現実のデーターを見えれば日本は新型コロナウイルス禍の猛威を世界トップクラスに抑え込んでいる事が判ります。しかも、世界にほぼ例を見ないほど〝自由かつ民主主義的な対応〟すなわち「日本国憲法」を順守しながらです。
韓国、台湾は現在の日本国では到底受け入れられない個人情報の開示、私権の制限が〝国家の強制〟の形で新型ウイルス禍対策が行われています。アベガーの方々が最も嫌う形ではないでしょうか。
現実に〝日本は新型ウイルス禍の猛威を世界トップクラスに抑え込んでいる〟主体は「献身的」に自身を顧みず医療に従事してくださる高度な技術をお持ちの「医療関係者」がいらっしゃるからに違いありません。
何度も述べますが、今回の新型コロナウイルスには、予防措置であるワクチンも、感染・発症後の特効薬の両方とも存在しません。そんな状況下で検査・検査・検査と言ってもそれで何が得られるのでしょうか?
モーニングショウや昼間のワイドショーに露出されることの多い臨床でない「疫学」研究者の方々に言いたい。データーを正しく把握する事、すなわち検査をする事は、今回だけでなく将来に亘っても有効な方策を練るのに意味がある事は事実です。
しかし現場の医療現場は混乱状態にあります。多分部分的には「医療崩壊」が発生している可能性が見て取れます。こんな状況下で〝悪戯〟に検査をしないで頂きたいと思います。
メディアの悪い習性で、発熱し咳が数日続いた、だから検査をお願いしたが〝いつまで経っても検査してもらえない。不安だ。〟という視聴者のご意見を代弁したものだと胸を張るのでしょうが、テレビ局にご意見を投稿できる程度の軽症者だから、テレビ局にご意見できるのではないかと、毒づきたくなります。
全国一律の「緊急事態宣言」や「特定警戒都道府県」がありますが、ここからは首長さんの力量が問われます。いつも地方に権限を委譲せよ!と叫んでおられる方々が、まさか国が指針を示さないと何もできない、などという泣き言は仰らないと思いますが...