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備前・旭川の憂鬱 (座りが良くなった「岡本太郎」の壁画 20-48) [日記・雑感]


ryo1216 さんの「カレイドスコープ -photo message-」をザッピングしていました。すると、 6/29 岡本太郎記念館 [美術館] https://ryo1216.blog.ss-blog.jp/2020-07-25 を見つけました。

そう云えばJR岡山駅にあった岡本太郎の壁画が地方局「RSK」の新社屋の正面に飾られる事になったんだ、と思い出しました。

数年前、JR岡山駅構内の岡本太郎は、当blog https://ironbridge-uk.blog.ss-blog.jp/2016-11-03?1595637206 でご紹介しました。


数日前、この地方局RSK (ラジオ山陽会社?TBS系、岡山・香川がサービスエリア) の新社屋が完成したと聞きましたのでミーハーに行きました。蛇足ですが、この RSK はプロゴルファーの渋野日向子さんが所属していました。今年からサントリーですね(笑)。

この新社屋は、岡山市の文化地区である〝天神山〟に建立されました。北側に「岡山県立美術館」、その北西に「天神山プラザ」大昔は〝アメリカ文化センター〟と呼ばれていました。南側は「岡山市立オリエント美術館」があります。岡山・後楽園も直ぐ傍です。


新社屋正面に飾られた [躍進] を鑑賞しました。この壁画 [躍進] はJR岡山駅構内に掲げられている時よりも、遥かに〝座り〟が良いと思います。安心して鑑賞できると思います。

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今、岡山県立美術館は、コロナ対策で予約制となっていますが、「高畑勲展」が開催中です。

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まだ「梅雨」は開けていませんが、並木の枝には〝クマゼミ〟がけたたましく鳴いていました。

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今年の〝夏〟はコロナ禍でもあり、鬱陶しい季節になりそうです。



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備前・旭川の憂鬱 (「米国にやられても我々(チャイナ)に同情する国はない」 20-47) [日記・雑感]


佐々木俊尚さんのTwitterのTLに大変興味深い〝中央日報日本語版〟の紹介がありました。

それはアット驚く内容でして「米国にやられても我々に同情する国はない」チャイナの痛切な反省(1)
07/21(火) 9:44配信です。(1)ですから続編が投稿されるかも知れません。要旨をピックアップさせて頂きます。


〝チャイナ軍部の代表的なタカ派であるチャイナ国防大学戦略研究所の戴旭教授の講演「チャイナが米国について思いもよらなかった4つのことと新しい認識10項目」が、最近、チャイナ社会で大きな反響を呼んでいる。〟で始まります。

米国のチャイナ・バッシングが史上類を見ないほど全方向的で繰り広げられている中、チャイナから「これまで米国を見誤っていた」という痛切な「反省」の声があがっている。〟と続きます。


「チャイナが米国について思いもよらなかった4つの事は以下の通りです。

最初の「チャイナが米国について思いもよらなかったこと」は、チャイナに対する米国の怨恨がこれほどまでに大きかったということだ。これによると、ドナルド・トランプ米大統領はチャイナに対して少しの好感さえ持っていない。

トランプ氏はチャイナを「貿易テロリスト」「グローバル経済侵略者」「詐欺師」「こそ泥」「ルール破壊者」などと呼んでいるが、これはチャイナが夢にも思っていなかったことだ。米国は現在、すべての宣伝道具を動員し、チャイナは罪悪が非常に多く、到底容赦できないと言いながらチャイナを「悪魔化」している。

チャイナの第二の「思いもよらなかったこと」は、米国のやり方が情け容赦のない非常に手厳しいものだったということだ。米国政府のチャイナバッシングが少しの談判の余裕も与えず、そして電撃的に行われるとは、チャイナ官僚や専門家のほとんどが予測できなかったと戴旭教授は言う。

米中貿易が密接に絡み合い、長い歳月をかけて形成されたもので、チャイナは米国の気が触れない限り、チャイナ産製品に対する関税を2,000億ドル(約21兆4,000億円)も追加で課すわけがないと考えたが、米国はチャイナに対して相次いで強硬姿勢を取り、チャイナの予想をはるかに超えた。

第三は、チャイナがこのように米国から不利益を被っているにも関わらず、チャイナに同情や支持を示す国が一つもないという点だ。多くの国々が米国の貿易政策に反対しながらも、これによる最大被害者であるチャイナの味方になって反米戦線を構築しようという国はない。

チャイナは今まで世界各国に援助を惜しんでこなかったし、援助を受けた国々もまたチャイナから多くの利益を持っていったが、いざ重要な時期にはチャイナと共に行動する国がないと戴旭教授は突いた。

第四は、チャイナバッシングのために米国国内が一糸乱れず統一戦線を構築した点だ。米国の共和党と民主党は事あるごとに対立しながらも、チャイナに対する政策だけは完全に統一された立場を見せている。

特に驚くのは、米議会でチャイナのために話をしようという政治家がたった一人もいないということだ。このように誤った4つの考えに対する反省に基づき、チャイナは米国に対して10の新たな認識を持たなければなければならないと戴氏は力説した。

〝10の新たな認識〟はこの投稿では述べられていません。次回と思われます。

チャイナの軍事部門の教授が事実認識に基づき反省?を述べるとは驚きました。習近平の逆鱗に触れなければいいと心配になります。いざとなったらチャイナと共に行動する国はないという事実は何を意味しているか?それは結局、金で買っただけの関係だからです。


例えば、日本人は思い出したくないかも知れませんが。インドネシアの新幹線がありますね。それにしても、何かと物議を醸すトランプ大統領ではありますが、傲慢なチャイナに「世界の状況」を気付かせた事は評価されてもいいのではないでしょうか。


〝チャイナに同情や支持を示す国が一つもないという点〟ですが、先日来問題になっています「香港国家安全維持法」を国連の国連人権理事会2020/06/30で採決した時の状況で確認して見ます。

《国連人権理事会、香港国家安全維持法への支持・反対リスト》

支持53ヶ国:(チャイナを含む)、アンティグア・バーブーダ、バーレーン、ベラルーシ、ブルンジ、カンボジア、カメルーン、中央アフリカ共和国、コモロ、コンゴ・ブラザヴィル、キューバ、ジブチ、ドミニカ、エジプト、赤道ギニア、エリトリア、ガボン、ガンビア、ギニア、ギニアビサウ、イラン、イラク、クウェート、ラオス、レバノン、レソト、モーリタニア、モロッコ、モザンビーク、ミャンマー、ネパール、ニカラグア、ニジェール、北朝鮮、オマーン、パキスタン、パレスチナ、パプアニューギニア、サウジアラビア、シエラレオネ、ソマリア、南スーダン、スリランカ、スーダン、スリナム、シリア、タジキスタン、トーゴ、UAE、ベネズエラ、イエメン、ザンビア、ジンバブエ.

この52ヶ国のGDPは平均で780億USDと低水準です。

反対27ヶ国: オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ベリーズ、カナダ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、アイスランド、アイルランド、ドイツ、日本、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マーシャル諸島、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、パラオ、スロバキア、スロベニア、スウェーデン、スイス、英国、(米国:トランプ政権になって脱退)

この27ヶ国のGDPは平均で8,500億USDと高水準です。

インド、イタリア、ロシア、スペイン、メキシコ、インドネシア、トルコ、韓国、等は「保留」だったようです。韓国が「保留」は面白いですね。

以上より〝チャイナに同情や支持を示す国が一つもないという点〟は〝先進国からの支持を示す国が一つもない〟という事ですね。

習近平は少しは頭を冷やして世の中を見ろ!と思います。長江の水害でそれどころではないかも知れませんが...



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備前・旭川の憂鬱 (【Quoraより 日本は「賢い国ランキング」で1位!これ信じられますか? 20-46) [日記・雑感]


「Quora」という投稿サイトがあります。誰かがサイトで質問形式で〝Q〟を投じると、玄人でも素人でも、何方でもが回答できるサイトです。

このサイトに興味深いQ&Aがありましたので、例によってそのままコピペします。

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Q:日本は「賢い国ランキング」で1位! 「IQの高い国ランキング」で3位! これ信じられますか?

A:Masaki Hisako 2019年8月8日
University of British Columbiaで数学、物理学、先住民学、政治理論、歴史学を専攻

北米で暮らして、ヨーロッパ他を少し覗いて来た自分の経験から言えば「信じられます」。戦争もなく、格差も少なく、国民が安心して勉強できる環境を作り、教科書など、国民全員に質の高い教育を与えるという世界には稀な状況を作る事に尽力して来た政府方針のおかげだと思います。多くの国が戦争や暴力や貧困で苦しみ、格差も大きくて教育を充分に受けられない人達も多いという世界の現実の中、安心して勉強出来る環境が大多数の人達に与えられているのですから。

出版され、読まれている本の数も凄まじく、安価で出版される文庫本には専門書までが入っていて、出版文化が全ての人に教育の機会を開いてくれている現象は他の国には見られないのではないでしょうか。エリートや恵まれた人達のためだけではなく、全ての人達に教育の機会が開かれている日本で育った自分は、とても幸運だったと思います。

山中教授が、日本という国がノーベル賞を取らせてくれた、という意味の発言をされたそうですが、本当にそうだと思います。安心して勉強や研究を続けられる環境は世界では稀有ですから。

このランキングを作ったイギリスですが、80年代のイギリスでは、自国の衰退と日本の躍進を見て、日本の教育制度から学んだ、大学改革が行われたそうです。エリートのためだった大学を、多様な人達に開き、社会全体の教育水準を上げるためのものへと切り替えたそうです。ヨーロッパでは停滞している国が多い中、イギリスで無事国家運営が出来ているのは、そういう大学に惹かれてやってくる海外からの人材を活用しているからでしょう。

ただ、日本の場合、高校までの教育は素晴らしく、多様な大学や専門学校での教育の機会も広く開かれているのですが、大学が、本来の一番の目的である、物を考える姿勢を身につける場として機能していません。

このランキングではノーベル賞の数が考慮されていますが、日本の場合、ノーベル賞受賞の分野が限られている所からも分かる通り、進んでいるのは、ある種の科学技術部門に限られていて、特に文系が遅れています。

大学が、大学本来の目的であるはずの、物事を吟味し検証し、批判して、論理的に考えていく、という基本的なスキルを身に付ける場所として機能せず、人材を育てることが出来ていないからでしょう。

このままでは社会の方向性も定める事も出来ません。理系でさえ、ノーベル賞受賞者は、山中教授を含めて、日本では学べなかった研究への姿勢を、北米留学で身に付けた人達だという結果を見ても、今の日本の大学教育の不備が分かります。

これからの日本の課題は、科学技術関連の賢さやIQという高校教育までの基本が生かされる様、将来を見据えて物を考えていける人材を育てられる大学以降の教育環境を整えていく事でしょうね。
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〝ただ、日本の場合、高校までの教育は素晴らしく...〟以降は本当に【深刻】な問題だと思います。

これを修正する願ってもないチャンスが〝新型コロナウイルス禍〟で来ました。それは〝大学入試を9月に移行する(筆者の解釈は半年前倒しする改革)という改革〟です。ところが既得権益層か誰だか知りませんが潰しにかかりましたし、実際潰れてしまいました。

「日本」がMasaki Hisakoさんの云われるような〝日本は「賢い国ランキング」で1位! 「IQの高い国ランキング」で3位!〟と言われるようになったのは、明治維新の「国家百年の計」で、この国の形のグランド・デザインをしっかりと創って来たからです。勿論、紆余曲折があった事は云うまでもありません。

これからも世界の中で「日本国がいないと寂しいね!」と言われ続ける事が、日本国の生きて行く道と思います。

〝大学入試を9月に移行〟を梃子に、この日本国の形を変えて行く絶好の機会と思います。心ある政治家は、低俗なジャーナリズム、何でも反対の野党、象牙の塔(古い言葉ですね)に籠った学者、等の雑音に惑わされる事なく21世紀の日本に進化させて頂きたいものです。



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備前・旭川の憂鬱 (【新型コロナウイルス禍】からの学習したこと 20-45) [日記・雑感]


6月下旬より、再度新型コロナウイルスに感染される方が、東京だけでなく大阪も地方も増加に転じています。感染者増加に関して、政府と東京都の〝バトル〟、GoToキャンペーン実施の可否、等が面白おかしく、そして無責任に報道されています。

このような時は【新型コロナウイルス禍】の全体像を「他人」ではなく「自分自身」で確かめてみるのが、精神衛生上〝最善の策〟と思います。そこでクルーズ船を除く、新型コロナウイルス発生から現在までのトレンドを感染者数(数値の信頼性は今一ですが)と、死亡者数からグラフにしてみました。グラフをクリック頂ければ、グラフが大きくなり見やすくなります。

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このグラフを眺めていますと、ド素人でもいくらか判って来ます。

❖ 最初の感染者発生から、最初の死亡者発生までは〝2週間〟です。これは巷で流布されている通説と一致します。

❖ どこを感染者発生、死亡者発生のピーク月日と見るか悩ましいところですが、ピークらしい所を円形で囲ってみて、その中心を発生のピーク月日としてみました。超アナログ処理です。
すると偶然か必然か判りませんが、この経過も大凡〝2週間〟です。これも巷で流布されている通説と一致します。

❖ 先月下旬より、再度新型コロナウイルスに感染される方が増加しています。PCR検査数が増えたせいだとか、何とかかんとか言っていますが、感染されている方々が〝増加〟している事は事実と思います。

そこでピーク探索と同様の処理で、感染者増加傾向が現れる月日を探してみました。すると、「6月24日頃」と見当を付けました。それから2週間〟は、「7月7日頃」になります。

「7月7日頃」の死亡者グラフをみますと、アリャリャ、死亡者は極低位で安定しています。今までの理屈で行けば「7月7日頃」から死亡者が増加しなければなりません。

この原因は?明らかにパラダイムが変わっています。


この3ヶ月間で、感染を抑制するワクチンが開発されたことはありません。また発症後の特効薬が開発されたとは聞いていません。

すると浮かび上がってくるのがPCR検査を逼迫した方に限定したため〝医療崩壊が抑制〟されていて、そしてTVに露出しない真の医療関係者のご努力で〝既存の医療の組み合わせ〟で「徹底した対処療法」が実施されたのでは、と思い付きました。

少しSNSやnetで調べてみました。するとやはり、①発症初期に投与する既存の薬、②暫く経過した患者、中等症に適した薬、③重篤に陥った時の薬やエクモといった高度な治療機器の使用、④抗体が活性化すのを抑制するステロイドの投与、等々様々な工夫が凝らされている事が判りました。

なるほど、TVのおバカさん達がゴジャゴジャ言っている間に、日本の医療は確実に進化しています。医療関係者には「感謝」以外の言葉がありません。

後は個人個人がしっかりと【3蜜】を避ける努力を実施すれば、若干楽観的かも知れませんが、とりあえずこの【新型コロナウイルス禍】は乗り越える事が出来るのではないかと思います。



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備前・旭川の憂鬱 (英断を下す時 20-44) [日記・雑感]


今朝2020/07/13のTVを見て驚きました。〝福島第一原発 トリチウム含む水の海への放出に反対 若者がデモ〟です。

まず最初に感じたことは〝渋谷電視台(別名NHK)はなぜ得意?特異?な「報道しない自由」という権利を行使しなかったか?〟です。明らかに、この期に及んで「印象操作」を行っています。

趣旨は〝東京電力福島第一原子力発電所にたまるトリチウムなどを含む水の処分方法について国の検討が進む中(筆者注:結論は出ています。)、福島県の若者らが「国民の理解が進んでいない」として、海などへの放出に反対するデモ行進を行いました。〟と言う事です。

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主催者は名称が「DAPPE」というグループです。福島県内に住む20代から30代のおよそ50人で作るグループでして、社会問題に若者が積極的に関わろうと呼びかける活動をしているようです。

グループの代表の佐藤大河さんは「実施したアンケートでも処分問題を知らない人が多く、議論が深まっていない。若者から発信することで、同世代も含めて関心を持ってもらえれば」と話しています。

参加した高校生は「処分を決めようとしていること自体知りませんでした。今後この問題を考えていきたいと思います」と話しています。

筆者は怒り心頭なのですが、冷静に、
1.高校生の言い分「処分を決めようとしていること自体知らなかった」という発言は、10年間、この問題をそれほど重要視して来なかった、という事です。もっとも、年少で知らなかったのかも知れませんが...
2.高校生殿は何故今になって「知ったのか?」、それは用意周到な第三者の【ダーク・エネルギー】が作用したと考えられます。

グループの代表の佐藤大河さんの言〝アンケートでも処分問題を知らない人が多く、議論が深まっていない。〟とか。エーェ!全く理解できません。先ず〝何が理解できないのか?〟です。
1.科学的な放射線理論が理解できない、のか?
2.議論が深まっていない、事が理解できないのか?
3.「福島県内の漁業者なども参加したおよそ50人」の方々の存在を理解していない事が理解できないのか?

科学的な議論は既に議論はし尽くされています。何が何でも処理水(汚染水ではありません)を放出させない、という政治的意図を持った方々と、彼らにより洗脳されたであろう(あくまでも推測)福島県内の漁業者以外の国民一般の議論は深まっています。

「漁業者の方々」に限定して考えれば、東日本大震災以前は日本全国に50基以上あった「原発」からは四六時中、トリチウムなどを含む水は排出されていました。

その後、原子力規制委員会の新しい基準の審査で合格した原発が数基運転されていますが、これらの原発も常時トリチウムなどを含む水は排出されています。

それでそれらの原発の近辺の漁業者の方々が著しい不利益を被っている、という情報は少なくともオールドメディアからは聞こえて来ません。

さらに海外に目を映してみましょう。今までも、この処理水の放出に関し当blogに何回となくpostingした中に以下の図:「世界の原子力発電所等からのトリチウム年間排出量」があります。若干見にくいかも知れません。画面をクリック下さい。少し見やすくなります。

世界の原発等からのトリチウム年鑑排出量 - 700.png


ご覧いただければ明らかですが、原子力関連施設からは年間を通じてトリチウムが排出されている事が判ります。「DAPPE」の方々は是非この図をご覧ください。

もしも純粋なお気持ちで〝0-リスク〟を希求されるのしたら、先ずは日本国内の総ての原子力関連施設で活動すべきです。さらに、世界の総ての原子力関連施設に向けて活動すべきです。

もしも「福島県内の漁業者」に限定して活動されるのであれば、特定の「政治的意図」を感じますし、この活動を支援している〝大人〟日本国の足を引っ張ってやろうとする【ダーク・エネルギー】を見たように思います。

現政権は長期に渡り国民の審判を受けているのですから、ここはそろそろ「英断を下す時」です。

極少数の意見により決断できないのであれば、球磨川水系のダムや逆八ッ場ダムのように〝ブラック・スワン〟すなわちトリチウム水保管タンクの決壊を招きます。その被害がより甚大です。



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備前・旭川の憂鬱 (新見(にいみ)美術館「はしもとみお展」 20-43) [日記・雑感]


大凡一年に一回は訪問する岡山県北の「新見(にいみ)美術館」へ行って来ました。

過疎化に悩まされている新見市ですが、この「新見(にいみ)美術館」はビックリするくらい企画力が素晴らしいです。今回は〝はしもとみお〟さんの木彫の動物肖像展です。

季節柄、コロナ対策が徹底されていました。

〝はしもとみお〟さんに関しましては、新見美術館のHP https://www.city.niimi.okayama.jp/usr/art/ をご覧ください。

先ずは入り口で〝実物大〟の犬のお迎えです。何れの彫刻も生きている本物より〝生きて〟います。

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この寝ている子犬は実物の半分程度でしょうか。

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生きているみたいで、思わず手で撫でてやりたいです。

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ミア―キャットの音楽隊です。

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動物のオンパレードです。

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その中でも羊が可愛かったです。

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つばめも飛んでいました。

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再び実物大の犬です。この犬も表情豊かでした。

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そしてジュゴンと亀です。

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ゴリラとオランウータンです。暗闇で遭遇するとギョッとするでしょうね。

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コロナ禍の新見美術館、頑張っています。



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備前・旭川の憂鬱 (「香港国家安全維持法」 20-42) [日記・雑感]


チャイナの〝全人代常務委員会〟はご承知の通り06/30、「香港国家安全維持法」を全会一致で可決しました。

欧米や日本が〝西側の価値観〟をいくら叫んでも、習近平には〝蛙の面にションベン〟です。ただ法案が〝全員一致〟の可決であったらしい。さすが一党独裁国家、全体主義国家の面目躍如です。一人ぐらい反対がいてもいいのに。

サヨクの方々は戦前の「国家治安維持法」と対比していると思いますが、〝ハンターイ〟というご発言・言説は全く聞こえて来ません。所詮〝内弁慶〟で、真に〝欧米式民主主義〟を信じておられないのだろうと推察します。念のため、ここでの〝欧米式民主主義〟とは、自由・人権・法の支配・資本主義を指します。


1997/07/01に香港の主権がイギリスから中華人民共和国へ返還されました。この時〝江沢民〟は今後50年間「一国二制度」を維持すると高らかに宣言しました。

イギリスとチャイナの間の返還交渉で、イギリスは香港の「自由と民主主義」を今後50年間維持すれば、さすがにチャイナも共産党一党独裁国家から自由主義国家へ移行できるだろうと考えたに違いありません。

この事はアメリカも同様でして〝何れ自由主義国家へ移行できる〟と踏んでいたに違いありません。

例えば、マイケル・ピルズベリー著「China 2049」の中で以下のように述べています。彼はニクソン政権からオバマ政権にいたるまで、米国の対中政策の中心的な立場にいたのですが、自分も今まで中国の巧みな情報戦略に騙されつづけてきたと認めたうえで、この本を執筆しました。その内容の一部ですが、

チャイナ共産党のタカ派は、毛沢東以降の指導者の耳に、ある計画を吹き込んだ。それは、「過去100年に及ぶ屈辱に復讐すべく、中国共産党革命100周年に当たる2049年までに、世界の経済・軍事・政治のリーダーの地位をアメリカから奪取する」というものだ。この計画は「100年マラソン」と呼ばれるようになった。〟要するにチャイナに【騙された】というものです。

国際金融センターとしての香港の地位はどうなるのか、その先行きに不安が高まっています。当然でしょう。ただし、直近ではチャイナ企業の資金調達経路確保の受け皿としての機能が強まることになりそうだ、との事です。


しかしチャイナにも冷静な指導者もいらっしゃいます。それは「李克強首相」です。

彼はチャイナ経済を〝李克強指数〟で判断すると発言。それは〝電力量〟と〝輸送量〟です。他の数値は信用ならん!と。その彼が(画は数日前のテレ東の〝モーサテ〟より借用)「チャイナには月収が1,000元(約15,000円)以下が6億人いる」と。

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またこれは以前より言われていましたが〝中所得のわな〟です。

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こんな事を発言していると、李克強氏は近々習近平より粛正されるかも知れません。

日本人もこの香港問題はもっともっと深刻に考えなければなりません。イージスのブースターの残骸が落ちるよりも早く、チャイナの核ミサイルが飛んで来ると思います。



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