備前・旭川の憂鬱 (数値に基づく日本の新型コロナウイルス禍の簡易評価 21-22)

メディアの公正を欠き、悪戯に国民に不安を煽る報道とは別に、大凡の数値に基づく日本の新型コロナウイルス禍の現状を簡易評価して見ました。〝絵･図〟の中に出典がない場合はTwitterから引用しています。

昨日 2012/06/29 までの日本国の〝累積〟(年間ではありません)の死者数と感染者数は大凡1万5000人、80万人です。この数値を各国並べても全く意味をなしません。

なぜならば、人口 3億3000万人のアメリカと、3700万人のカナダを比較すれば、当然アメリカはカナダより数値は大きくなります。逆にアメリカよりカナがの数値が大きいとこれは大問題となります。


では〝最近１週間〟の新型コロナウイルスによる死亡者数を、100万人当たりに換算して比較します。この正規化･標準化が重要です！一般的には10万人当たりに換算しますので、この数値を10倍すれば感覚に近くなります。




イギリスはワクチンを日本では全く考えられない仕組みとスピードで国民に摂取しました。その結果か否かは定かではありませんが、Ｇ７では最小に抑えています。最近は新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」が拡散し始めたとかでこの数値は若干増加する可能性はあります。

さて我が日本ですが、死者数の少ない〝２番目〟に位置します。ワクチンも１日100万回を達成し、接種率も国民全体で、1回目 約20％、2回目 10％に達しています。特に医療関係者と筆者のような老人は接種が進んでいるからか、死亡者も少なく新型コロナウイルスに対処できていると思います。尤も飲食関係者の協力といいますか、犠牲の上ではあります。


次は新型コロナウイルスで日本人の死亡者全体が、他国に較べて増加したか否かの比較です。これはビックリしますね。むしろ減少しています。日本以外の国は通常の死亡者数より大幅に増加していますので、この原因は新型コロナウイルスかも知れません。




では日本国内の死亡原因を当たってみましょう。新型コロナウイルス起因は、今回が初めてですから当然増加しています。しかし同じ呼吸器系疾患である肺炎は著しく減少しています。同様に季節性インフルエンザも減少しています。

確かに新型コロナウイルスは人類初めての経験でしたから、異常に警戒した事は理解できますが、今までの疾患や事故で無くなられた方々と比較して、新型コロナウイルスだけが極端に恐ろしい感染症ではないと言えます。




最後に、東京オリンピック･パラリンピック２０２０と関係しますが、世界の140都市で比較した〝city liveability：都市の住みやすさ〟です。新型コロナウイルスの危険度とは直接は関係ありませんが、日本の都市、大阪と東京が上位にランクされています。開催するなら最善の対策を取れば可能なのではないでしょうか。




ワクチンに関してここ１か月、怪情報が流布されています。


京都伊根町、奥尻島、岡山総社市の役場に凸電で〝ワクチン接種を止めろ！〟といったイヤガラセがありました。

「それでも、あなたはコロナワクチンを接種しますか？」。そんな題名の怪文書が今月、宮崎県延岡市の住宅街に配られているそうです。「ワクチンは殺人兵器」大物県議がのめりこんだ陰謀論もあるようです。

これはさすがに看過できない事例でして、筆者はテロ行為に匹敵すると思います。

一つは、全国の医師や大学教授、ノーベル賞受賞者らの実名を挙げ、彼らの「発言」や政府の「国会答弁」として引用する形式をとり、新型コロナウイルスは「風邪（かぜ）の一種で、自然免疫で治る」。ワクチンは「打つ必要なし」。接種は「遺伝子改変と同じ医療行為だ」などと主張する内容だそうです。

もう一つは、時事通信によりますと、全国で相次ぐワクチン冷蔵庫のプラグ抜けにより、廃棄原因になっているようです。大阪府寝屋川市、兵庫県芦屋市、神戸市や兵庫県猪名川町、横浜市、千葉県市原市や埼玉県川越市、島根県大田市でも発生。計約2100回分のワクチンが廃棄を余儀なくされたそうです。


ワクチンを接種しても感染する「可能性はゼロではない」と戯言を言って不安をばら撒いているＴＶのコメンテーターがいます。これは単に言葉のレトリックです。

他にもこのような無意味なレトリックで「探し物は最後に探した場所から出て来る」といったものが有ります。


この調子でワクチン接種が継続すれが、早晩〝集団免疫〟が達成され、以前のような生活が戻って来ると思います。

とにかく他人の言葉をそのまま信用せず、良く考えて行動に移しましょう。専門家もお立場で色々なご意見を発信されていますから．．．

備前・旭川の憂鬱 (岡山･吉備津神社のアジサイ 21-21)

【新型コロナウイルス】不名誉ではありましたが、岡山への〝非常事態宣言〟の効果か成果かは知りませんが、ある程度のレベルへ危険度が低下しました。

〝非常事態宣言〟下でもあり、スーパーへの買い物と通院以外は、善良で模範的な市民である筆者は stay home でした。

岡山の梅雨はとっくの昔、2021/05/15 に〝梅雨入り〟しました。しかし数日雨天はありましたが、その後は好天が続きました。

数日前から再度雨天となりましたが、有難い事に今年の梅雨は今のところ根性がありません。今日 2021/06/13 も晴天です。3年前、2018/07/06のような「西日本大水害」はまっぴらごめんです。


午後、思い立って〝吉備津神社〟https://www.kibitujinja.com/ へ参拝と、境内のアジサイの鑑賞に出向きました。

本殿より各社への廻廊です。この廻廊の左側の山肌に沿ってアジサイが植栽されています。




















アジサイそのものは月並みですが、本当に久しぶりの外出でした。

備前・旭川の憂鬱 (「今年３度目の大寒波襲来」18-10)

※ コメントに攻撃を受けていますので、ここに引っ越ししました。

チョットしつこいですが、岡山地方は来週「今年３度目の大寒波襲来」となりそうです。ワイワイ騒いでも寒波はやって来ます。最近の天気予報？情報？は結構正確になりましたからね。





低温注意報が出るでしょうね。氷点下でも「－4℃」「－5℃」は老人には辛いですね。北国の方々へは顔向けできませんが．．．

それにしてもアメリカの女性キャスターはスゴイですね。昔から言われては来ましたが、トランプ大統領が「パリ協定」離脱といっても、この姿には傲慢さが丸出しですね。

隣の記者殿は寒い戸外で何かのレポートをしているのにですよ。筆者は「地球温暖化」には懐疑的ですが、この女性キャスターの服装には全く賛成できません。





他方PBSのキャスター殿は年齢的にも少々落ち着いていらっしゃるようでして、安心して画面を見る事が出来ますね。





今年は是非とも「天気予報」は外れて欲しいものです。勝手ですが．．．