丁度、3年前に同じ「岡山シティミュージアム」でホキ美術館 名品展が開催されています。その時の様子は、拙blog https://ironbridge-uk.blog.ss-blog.jp/2021-02-04 をご参照下さい。

今回も「岡山シティミュージアム」で[ホキ美術館 名品展Ⅱ]究極の超写実絵画が開催されていますので、鑑賞に行きました。期間は2024年2月12日までです。

作品数は62点でして、まじめに鑑賞するとさすがに疲れます。特に人物の細密写実絵画はぐうッと迫って来ますので、身構えてしまいます。

細密写実絵画に対して悪口を言う人は〝写真と何が違うの?〟と。写真は「単眼・単視野」だが、細密写実絵画は人間の「両眼」で見た視差や遠近のある画像となるので立体感が全く異なると説明されていました。

それでは以下、リーフレットからピックアップしてご紹介します。この画像と実際の絵画とは全く異なることをご承知下さい。



   塩谷 亮「青昏」


   原 雅幸「冬のアンジェリカ」

この絵は入場券にも使われています。


   生島 浩「月蔭り」

今回は展示されていませんが、生島 浩さんの〝5:55〟はホキ美術館の中で貸出要求が多い作品だそうです。拙blogを参照ください。


   森本草介「未来」


   藤原秀一「砂遊び」


   野田弘志「保木将夫氏の肖像」

保木将夫さんはホキ美術館の創立者です。野田弘志さんは、2018年、現上皇並びに上皇后の肖像画を制作し、宮内庁に奉納したことで有名です。


   藤田貴也「Electric Device」


   五味文彦「坂田ヶ池逍遥」


細密写実絵画は図録や絵画書籍で鑑賞することも可能ですが、やはり「現物」を観賞するに限ります。