備前・旭川の憂鬱 ( 「地方創生_新見美術館」15-56)

新見（にいみ）市は、岡山県西北部、吉備高原上に位置する市です。　北は中国山地を介して鳥取県に、西は広島県に接しています。　古くは18,000石の城下町でした。　新見市の人口推定値は31,000人です。 「地方創生」　の対象になる典型的な街です。

この鄙びた山間の街に　「新見美術館」　が在ります。　当館創立25周年記念特別展　「エコール・ド・パリ展」 ということで、鑑賞に行って来ました。　



勿論、当該美術館の所蔵の絵画ではありませんでして、「北海道立近代美術館」　所蔵が大半で、同じく　「札幌芸術の森美術館」　所蔵のもの、合計100点の展示です。

さすがに如何に好奇心旺盛で暇な筆者でも、札幌まで出かけて、これらの絵画を見るのは、少々ハードルが高いです。　行くとしても東京は当然としても、以前在住した事のある千葉の　「ホキ美術館」　や　「DIC川村記念美術館」　辺りまでですね。

今回の展示は　「ジュル・パスキン」　なんと27点、「キスリング」 4点、 あまり馴染みのない画家かもしれませんが．．．ローランサン、ユトリロ、シャガール15点、フジタ、ルオー、この辺りはメジャーですね。　昨今のパクリ・著作権が頭を過ぎり、このブリーフを転載していいかチョット悩みましたが、営利目的ではありませんし、画集等で有名ですから、と勝手に理由を付けました。



岡山市からは高速道路経由で1時間半程度、この10日間は雨天が多くうんざりしていましたが、本日は高曇りでしたのでドライブには最適でした。　地方創生の一助にはなりませんが、それでも拝観の後、お昼を新見で頂きました。　日本蕎麦の 「焼きそば」 が結構美味でした。　食感はガレットでした。　「御殿町」　界隈は散策には丁度良いのではと思いました。