SSブログ

備前・旭川の憂鬱 ( 勘違いにも程があるチャイナの学者?様 24-11) [日記・雑感]


かなり錆び付いたところもありますが、人類の歴史や経験、そこから学んだ英知の集積であり、今は世界標準と思われている「欧米型民主主義」や「市場経済」からは、ほど遠い言動が目立ちますので、【チャイナ】の言動は聞いていて痛々しい思いです。

もちろん、「チャイナ型民主主義」を全否定するものではありませんが、「欧米型民主主義」の謳うところの、人権、平等、参政権や、思想・宗教・集会・表現・移動、等の自由からは、チャイナのお国柄は程遠い感じです。

幸か不幸か、現役時代チャイナとのビジネスがありました。1995年から2002年の間です。その辺りは拙blog https://blog.ss-blog.jp/MyPage/blog/article/edit/input?id=74229793 から数本uploadしていますので、お時間のある方はご笑覧ください。筆者は経験的に彼らの言動は〝怪しい〟と感じます。

昔々、筆者が中学生の時と思いますから、1960年頃、その時のチャイナの人口は6.5億人でした。当時日本の人口は1億人弱でした。

そこで「万年筆」です。日本では1億本しか売れないが、チャイナでは6億本売れるはず、今後はチャイナを大切にしよう、という仮説です。この仮説が2024年の現在でも〝無思想・無批判〟に継続しているように思います。


数日前、チャイナの痛々しい言動に出くわしました。それは「Record China」というwebsiteです。

例によって「株式会社Record China」なる会社を調べてみました。
 設立 2005年8月23日
 代表取締役  任 書剣
 編集主幹   北田 朋裕
 資本金:80,000千円
 従業員数:社員 8名  委託スタッフ 20名
 本社所在地 〒164-0012 東京都中野区本町3-30-4 KDX中野坂上ビル1F

ということは判りました。ただ、単純にチャイナ紹介なのか、チャイナ共産党の情報侵略拠点なのかは判りません。


先ず今回注目した記事は、
『チャイナのGDPはすでに日本の4倍なのに、日本はなぜ不服なのか―チャイナ専門家』
https://recordchina.co.jp/b928417-s25-c100-d0193.html 2024/02/10、です。

確かに、2022年IMF統計の名目GDPは、チャイナ:USD17,886m-、日本:USD4,237m- でして、この認識は正しいと思います。以下、このwebsite を〝引用〟します。


〝(2月) 8日、チャイナの政治学者、金燦栄(ジン・ファンロン)氏が自身のSNSアカウント上に「チャイナのGDPはすでに日本の4倍なのに、どうして日本はチャイナを認めようとしないのか」について論じた動画を掲載した。〟
動画はこのwebsiteの中には見つけられませんでした。

〝金氏は、昨年の日中関係が総じて良好ではないと言うべきだったと指摘。政治的には両国首脳が多国間会議の中で簡単な立ち話をする程度にとどまって相互訪問がなく、淡々と時が過ぎていった。〟

〝経済や貿易においては日本資本によるチャイナからの撤退が比較的目立つという複雑な変化があったとする一方、「これは日本資本の競争力低下が主因であり、政治とはあまり大きな関係がない」と評した。〟

〝日本と「第三者」によるアクションが比較的多くなっており、その例がチャイナと南シナ海問題で争っているフィリピンへの支援だと主張。また、台湾問題でも日本は「第三者」と共にあくどい動きを見せた。〟
「第三者」と持って回った言い方ですが、素直でないですね(苦笑)。

〝かつての日英同盟や日独伊三国同盟、そして現在の米国との関係など、歴史を鑑みれば日本は「強いものに服従する」傾向があるとし、「日本にチャイナを認めさせるには、やはりチャイナが米国を打ち負かして米国を超えることが必要だ。チャイナのGDPが米国の2倍になればいいだろう」と論じた〟

以上で引用を終わります。


金燦栄氏は本当に大学に在籍する「学者」なんですか?と毒づきたくなります。未だに、漢民族は周辺民族を野蛮な未開人、東夷(トウイ)/西戎(セイジュウ)/南蛮(ナンバン)/北狄(ホクテキ) とみなし、華夷秩序・中華思想を前面に打ち出し、優越感に浸っているとしか思えません。。

突っ込みどころが満載でして、楽しくなりますが、〝歴史を鑑みれば日本は「強いものに服従する」傾向がある〟に反論しておきたいと思います。太平洋戦争でアメリカに敗戦し、その後アメリカの「ポチ」と言われたことを揶揄していると思います。

しかしながら、日本人は服従どころか、バブル期にはアメリカ本土の土地を買い漁り、アメリカを慌てさせました。その他、余りにも工業製品の競争力が強すぎて、日米構造協議で、鉄鋼、半導体、自動車、等の輸出を自粛せざるを得ませんでした。この選択は冷戦時代の安全保障を考え「譲歩」したに過ぎません。

日清戦争はどうだったんですかね!あれは「女真族」で漢民族とは関係ないとでも。

鎌倉期には「元」の侵略を許さなかったことを知らないのかなあ、と思います。そうですね、「元」は「漢民族」ではない異民族だから頰被りかも知れませんが。いずれにせよ、彼は歴史を踏まえないチャイナの学者・専門家だなと思います。

まあ「易姓革命」のお国柄の方々とは、筆者は真面に相手にする気はありません。


このような言説がチャイナ国内で流布されるのは、裏返せば日本を相当に気にかけているからです。その気にかけ方は〝小日本に対する「劣等感」〟ではないでしょうか。

チャイナは統計値でやたらと〝小日本〟と比較し、少しでも凌駕すると、やった、やった、小日本に勝った、勝った!と子供じみています。

幸い、日本人が脈々と築いてきた「日本国」は、世界から最高の評価を得ています。拙blog https://ironbridge-uk.blog.ss-blog.jp/2024-01-18 を参照ください。チャイナは日本と比較することは〝100年〟早いと思います。



nice!(9)  コメント(0) 

nice! 9

コメント 0