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備前・旭川の憂鬱 (こんな相乗り、民主主義を冒涜 京都市長選挙 24-09) [日記・雑感]


時事通信web版でびっくりしました。

Captionは『京都市長選勝利「今後の弾み」小渕自民選対委員長』2024/02/05、内容は〝自民党の小渕優子選対委員長は4日夜、京都市長選で自民、立憲民主、公明、国民民主各党が推薦した新人が初当選したことについて、「今年最初となる大型選挙で、わが党が支援した候補者が勝利した意義は大きく、今後の選挙に向けた弾みになる」〟そうです。

筆者は〝百歩〟ではなく〝千歩〟譲ってもこんな声明は理解できません。選挙結果を[X:旧Twitter] [チューリップ]9y+4y Girls&〓@rirucaさんの投稿より拝借します。

京都市長選挙 - 409.jpeg

京都市長選挙は、自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党が推薦した元官房副長官の松井孝治氏(63)と、共産党が支援する弁護士の福山和人氏(62)ら、新人5人の戦いという事でした。


そもそも、「自民党」と「立憲民主党」が同時に推薦するとはどういう意味があるのか!?この現象は時々見受けるのですが「民主主義」を否定し「日本国民」を愚弄しています。候補者が自民系であれば立民が推薦を諦める、逆も同様です。

この現象は単に選挙の〝勝ち馬に乗る〟以外の意味を見出せません。自民党の小渕優子選対委員長のご発言は〝ポジション・トーク〟でしょう。本心で語っておられるのであれば、即刻、議員辞職です。


もう一つ解せない現象です。それは「共産党」が支援する弁護士の福山和人氏(62)です。またまた〝そもそも論〟です。

そもそも日本共産党、この政党は今日現在も公安調査庁が破防法に基づく調査対象団体である、ということです。

『共産党が破防法に基づく調査対象団体であるとする当庁見解』https://www.moj.go.jp/psia/habouhou-kenkai.html をご覧ください。

〝(日本)共産党は、第5回全国協議会(昭和26年〈1951年〉)で採択した「51年綱領」と「われわれは武装の準備と行動を開始しなければならない」とする「軍事方針」に基づいて武装闘争の戦術を採用し、各地で殺人事件や騒擾(騒乱)事件などを引き起こしました。〟

〝その後、共産党は、武装闘争を唯一とする戦術を自己批判しましたが、革命の形態が平和的になるか非平和的になるかは敵の出方によるとする「いわゆる敵の出方論」を採用し、暴力革命の可能性を否定することなく現在に至っています。〟

こんな政党が「公党」として白日の下、活動しているのです。共産主義・マスクス主義は若年層には受け入れやすい思想です。しかし「独裁政治」を必然とします。

その結果、例えば、ポル・ポト(カンボジア) 300万人(170万人説もある)を虐殺、 ポル・ポトが目指したのは「原始共産主義社会」であり、資本主義の要素を全て否定することでした。

有名な、ヨシフ・スターリン(ソ連) 2,300万人殺害、そして、毛沢東(チャイナ) 7,800万人殺害です。

共産主義社会では、富の独占を悪として、それを公平に人々に再分配し、素晴らしい世界がやってくる、としておりますが、それを実現した国はありません。

にも拘らず、京都知事選挙では「共産党」がかなりの得票を得たことに、筆者は危機感を募らせるのです。



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