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備前・旭川の憂鬱 (南ドイツ「キームゼー鉄道 Chiemsee-Bahn」 18-108) [日記・雑感]


写真のアルバムは重いし、かさ張るし、ろくなことはありません。今年の5月頃、筆者が死んだ後、多分家族が困るだろうと思い、暇に任せてこれはと思う写真はスキャナーでPC登録しました。その中で欧州の鉄道の写真を少しuploadしました。

年末近くなって、その第二弾を(よせばいいのに)始めてしまいました。すると17年前、南ドイツで撮った「キームゼー鉄道 Chiemsee-Bahn」の写真が出てきました。この時はグループ旅行でして、バスから連絡船に乗る短い時間で撮影したことを思い出しました。

その時は、この遊園地の鉄道のようなモノが何ものであるかは全く知らず、ただ撮影しただけでした。帰国後調べますと「キームゼー鉄道 Chiemsee-Bahn」と呼ばれている狭軌の鉄道であることが判明しました。


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キームゼー鉄道-現存最古の蒸気トラム、プリーン・アム・キームゼー Prien am Chiemsee ~プリーン・シュトック Prien-Stock 間1.91km、軌間1,000mm、当然非電化、1887年開通、という事でした。

場所はミュンヘンから西へ90kmのプリーン Prien という町です。駅の裏手から、遊覧船がもやうキーム湖 Chiemsee の港へ走っています。

蛇足ですが、この遊覧船は、“ルートヴィヒ2世”が造った湖の中の島に建つ城〝ヘレン・キームゼー城〟へ行く船です。

ミニ路線とはいえ、子ども向けの遊戯施設でも博物館の呼び物でもなく、1887年の開通から120年以上も営業を続けてきた本物の地方鉄道だそうです。地元では蒸気軌道〝Dampfstraßenbahn〟と呼ばれ、現存するものでは世界最古だという事です。



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