SSブログ

備前・旭川の憂鬱 ( 国宝の松江城 18-111) [日記・雑感]


「松江」は小ざっぱりした静かな城下町でした。たいへん好感の持てる街です。今の人は知らないでしょうが、ある一定以上の年齢の方にはご理解頂けると思いますが、小柳ルミ子の「わたしの城下町」の歌詞そのものです。

ご紹介しようとググりました。すると著作権で歌詞がコピペできません。そこでスクショでご紹介します。厳密には著作権違反かもしれませんが...

aわたしの城下町.png


松江城、別名千鳥城は2015年(平成27年)7月8日 正式に国宝に指定されました。天守が国宝指定された5城のうちの一つです。他には犬山城、松本城、彦根城、姫路城があります。

全国に現存する12天守ランキングでは、松江城の広さは2位、高さ3位、古さが5位にランクされています。又、高さ2,08mの鯱鉾は現存する木造としては日本最大だそうです。


先ずは〝登城〟しましょう。


b191.JPG


c192.JPG


d193.JPG


松江城の特徴は、上層の重さを分散させて下層に伝える構造の「通し柱」が挙げられます。攻められた時、取り外せるよう軽い素材の「桐の階段」など色んな工夫がされているようです。明治6年の「廃城令」や「太平洋戦争」で多くの「城」は消失しました。コンクリート製が多い中で、木造の内部が見学できるのは貴重です。


e内部構造.jpg


f197.JPG


g200.JPG


h202.JPG


お決まりの、天守最上階からの宍道湖方向の遠望です。


i205.JPG


冒頭で「松江」は小ざっぱりした静かな城下町と紹介しました。その礎を築いたのが、「松平治郷(まつだいら はるさと)」です。


松平治郷(1751~1818)は出雲松江藩の第10代藩主です。文化人であり「茶人」でした。松江藩財政の立て直しを行ないました。茶道を好み、伊佐幸琢の石州流を学んで、「石州流不昧(ふまい)派」を興しました。書道は定家流の名手だったそうです。


平成30年(2018)は松平不昧公没後200年です。街では記念行事が行われていました。


j208.jpg


松江の街は「和菓子屋さん」が多数あります。


k209.JPG


その中の一店に立ち寄り、和菓子を頂きました。和菓子ファンには、たまらない素晴らしい街だと思います。





nice!(7)  コメント(0) 

nice! 7

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。