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備前・旭川の憂鬱 (4都県〝緊急事態宣言〟解除の方針 21-11) [日記・雑感]


例によってメディアは〝緊急事態宣言をいつ解除するのか!?〟といった、皮相的なお話に終始しています。国民に有効な情報を伝えようとする姿勢が全く見られません。

愚劣な情報番組は、専門家と称する先生方を出演させ、十人十色の勝手気ままな情報を垂れ流しますので、真面目な日本国民は右往左往するばかりです。最悪は、いつものことですが、視聴率にとって都合の良いところを〝つまみ食い〟しますので、国民をミスリードします。


昨日の地方紙に、これは納得できると思われる記事が2012/03/17付け18面一面で紹介されていました。〝新型コロナウイルスは手ごわいが制御できる。〟倉敷市にある川崎医科大学 大石智洋准教授の解説です。要領よくまとめられていますので、この記事をそのまま、当分の間「毎日」報道すれば、少しは世の中が落ち着くのではないでしょうか。


【新型コロナウイルスの特徴】
当初は誰も免疫を持っていないがゆえに感染しやすく、感染しても無症状の人が多いため感染が拡大しやすいことです。

同じコロナウイルスであるSARS(重症急性呼吸器症候群)やMERS(中東呼吸器症候群)の場合、感染するとほとんどの人が発症した。従って誰が感染しているかの判別はそれほど難しくなかった。

その点、新型コロナウイルスの方が感染実態が見え難く〝悪質〟だと言える。


尤も、メディアに悪意を持ち、偏見を持っている筆者は、このような報道を聞き漏らしているのかも知れませんが...


【感染経路】
感染経路は、せき・くしゃみ・会話の際に口から飛び散るしぶきによる〝飛沫感染〟
そして、ドアノブやテーブル等の物体を介する〝接触感染〟
さらに、空気中を数時間漂うエアロゾル(マイクロ飛沫)による感染です。


【これまでの感染症の歴史】
以下の「表」をご覧ください。

過去の感染症.jpg


最近〝変異株〟に対して、イギリス型、南アフリカ型、ブラジル型、フィリピン型等、報道されていますが、何れもご当地で命名されています。国連WHOの規定の違反です。もしもこれらを許容するなら、新型コロナウイルスは「チャイナ・ウイルス」と呼称すべきです。


【ここがポイント】
「下表」にまとめてあります。

コロナ_ここがポイント.jpg


ここでも3番目に〝人と情報の拡散が世界に混乱を引き起こした〟と述べられています。やはり、今のメディアは信頼できません。


一面の左半分には〝ワクチン〟について記載されています。【ここがポイント】のみを引用します。

【ワクチン】ここがポイント.jpg


mRNAワクチンですが、ファイザー・ビオンテック社のメッセンジャーRNAワクチンは、病原体ではなく遺伝子から作られた、歴史上初めてのワクチンだそうです。〝ディジタル化ワクチン〟です。

【有効性と安全性】
ファイザー社の治験では、発症に対する有効性は95%とされている。これに対してインフルエンザワクチンは高くて60%なので、これは想像を大きく上回る数字です。

安全性では〝副反応〟が問題となります。その多くは接種部の腫れや痛みですが、これは注射による局所的な反応で、数日で改善します。発熱も10-20%に見られ、特に1回目より2回目の方が起こりやすくなっています。

発熱は我々の体が免疫を作るための反応なので、ワクチンが良く効いている証拠でもあります。たいていは1日で解熱します。

まれに重篤なアレルギー反応〝アナフィラキシー〟の報告はあります。多くは接種後15分以内に起こることが知られています。これまでに思いアレルギー反応を起こしたことがある人は注意が必要です。


Before・After風に言えば〝なんと判り易い説明でしょう。〟 これなら国民のかなりの方々は、個人の行動様式を自制する根拠になりますし、納得感があるのではないでしょうか。



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