備前・旭川の憂鬱 (安倍元総理の【国葬】に思う 22-42) [日記・雑感]
どうもいけません。安倍元総理の【国葬】に対して、余りにも〝礼節〟とか〝品格〟を欠く [国内] での発言や言動が気になります。
主語はあえて省きますが口汚く安倍元総理を、最近の言葉では、disります。誰であれ一人の人間が亡くなった、という現実、それも凶弾に倒れたとい悲惨な死にもう少し冷静に哀悼の意をもって対応ができないものかと思います。
たとえ安倍元総理と思想信条が異なっても、一国の総理を長期間(独裁ではなく民主主義の制度に則って)務められたのですから、もう少し違った表現はできないものでしょうか!?
あのプーチンでさえ戦争の最中、安倍元総理のご遺族へ弔意を示しました。また、習近平もエリザベスⅡ女王の崩御に対し弔意を示しました。彼の英国訪問でのゴタゴタに、エリザベスⅡ女王は〝rudeである〟と不快感を示されましたが。
Twitterで見かけた安倍元総理への礼節を欠く画をご覧ください。
部活の延長かと思わせる〝ごんたくんのお気軽人生〟です。高齢者の特定の方々へのアピールと思います。
学者と思いきや、知性や理性を全く感じない、単なる〝活動家〟に落ちぶれた方です。
外国勢力か義務教育が不足している方々の、口汚いアピールです。せめて漢字ぐらいはキチンとお願いしたいものです。
こんな訳でして、メディアはこちらの側ばかり報道します。安倍元総理の【国葬】反対の署名が40万人もあったとか。では日本国民は何人ですか?そして凶弾に倒れた後、国民の何人がそれぞれの自由意思で献花や記帳に訪れたか、多分(検証はしていませんが)【国葬】反対の署名の10倍ぐらいはあったのではと、TV画面を思い出しています。
では日本中が国内メディアが言うほど〝反安倍〟かと云いますと、必ずしもそうではなく安倍元総理に好意的な方々もいらっしゃいます。例によって日本のメディアは〝報道しない自由〟を行使しています。
日本人が考えているより遥かに多くの外国要人が、安倍元総理に弔意を表し、国によっては弔意を表す〝反旗〟を掲げました。TIME誌は表紙に安倍元総理を掲げ、生前の功績(だけではないかも知れませんが)を偲びました。
過去の日本の総理は〝G7〟等の国際会議では隅っこで記念写真に納まっていましたが(中曽根元総理は場所取りをやっていましたが)、安倍元総理は良くも悪くも〝G7〟や〝G20〟で、会議をリードしました。民主党政権で徹底的に壊れた日米関係を見事に立て直し、日本の存在を世界の中で高めた立派な功績があります。
その一つに2018年カナダでの〝G7〟での出来事です。やんちゃなトランプ大統領とアンゲラ・メルケル首相の顔を突き合せたピクチャーです。沢山ありますがイギリスBBCのピクチャーをご紹介します。
メルケル首相が机を叩かんばかりにトランプ大統領に迫っていったとき、トランプ大統領が最後に「シンゾー、お前はどう思う?」と聞いて決めたらしいですね。最後は「あとはシンゾーに任せた」と言って立ち去ったそうです。後でちゃぶ台返しがありましたが...
実際、国内での安倍元総理の功罪はどうだったのでしょうか!?感情ではなく、数値で概略を見てみましょう。
功績はご覧の通りでして「失われた20年(30年かも)」から何とか脱出したといっていいと思います。特に失業率を大幅に改善し、就職氷河期から若者を救ったことは特筆できると思います。
しかしながら、国民の実質賃金・実質世帯消費支出は改善どころか、むしろ〝低下〟しています。この政策や対策は未だに見つかっていません。どこかに大きな問題点があるのでしょうが、政府・日銀・金融関係者・企業経営者も策がありません。これが現在最も大きな問題でしょう。少子化の主原因と考えます。
最後に、安倍元総理の【国葬】に対して、ジョージア大使のTwitterへの投稿をご紹介します。筆者の考えを的確に反映していただいています。
2022-09-11 15:32
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