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備前・旭川の憂鬱 (「梅雨の晴れ間の one-day trip」17-31)  [日記・雑感]


最近は日常にトップリと漬かっています。要支援の家族、孫のケアーで筆者は〝家族のお抱え運転手〟状態です。この日常性を脱却するために〝one-day trip〟を企画しました。

それは「サントリー天然水」の製造工場である「奥大山ブナの森工場」の工場見学です。念のためですが、関東で「大山」は神奈川県伊勢原市の大山(おおやま)です。

西日本では「大山」は(だいせん)でして、鳥取県にある標高1,729m、中国地方の最高峰でもあります。

先ずは「奥大山ブナの森工場」の工場見学です。予め〝予約〟が必要です。ブナ林を抜けると、高原のが現れます。この高原に突如、最新式のピカピカの工場が出現します。意外と周りの自然に調和しているように見えます。

1大山ブナの森工場up.JPG


見学時間待ちで辺りを見ていましたら、興味深い〝パネル〟が目に留まりました。そのパネルには〝「#サントリーの工場見学」をつけてSNSに投稿いただくと、サントリーホームページや公式SNSアカウント等で使用させていただく場合があります〟とあります。

2SNSへup可.JPG


これはまさに「ストック・フォト」ですね!昔は工場見学の写真撮影はご遠慮願います、でしたが、現在は工場の内部もどうぞ撮影ください、との事、世の中は変わりました。でもフラッシュと動画はダメでした。

工場は完璧でして、完全自動化されています。衛生管理だけは総ての工程で人間が最終検査をやっています。案内嬢さんは、検査は夫々の工程で検査装置で徹底的にやっています、と強調されていました。

扱っているものが飲料ですから当然と云えば当然ですが、それでも不具合が報道されていますので特に注意深くやっているのでしょう。

この工場の「特徴」の一つに、冬季2mを超える積雪を上手く利用している事です。工場に隣接して「雪室」を作っています。この雪室の雪で、工場設備の冷却水を冷却している事です。省エネとして素晴らしいと思います。少し見難いですが雪室をご覧ください。室内の温度は「0℃」を指していました。

4氷室up.JPG


冷却システムは以下のパネルを参照ください。

3氷室system_up.JPG


最後に天然水の試飲と、お土産に絵馬を頂きました。この絵馬の材料は「育林材プロジェクト」で伐採した木材を使用しているとか。さらに工場の見学通路の手すりやドアーにも使用されいました。

5見学記念キビタキup.JPG


この絵馬の鳥は、キビタキです。他の4種類の鳥がいるそうです。サントリーさんらしく完璧の工場見学プログラムでした。贅沢ですがチョット抜けているところが欲しくなります。

見学後は〝蒜山大山スカイライン〟のドライブです。大山の南側からの眺望と、西側からの眺望をご覧ください。

6大山南側眺望up.JPG

7大山西側の眺望up.JPG


お判り頂けると思いますが、大山は屏風のようにそびえています。南側の眺望は荒々しいですが、西側は山頂部の崩落はありますがなだらかです。最後の噴火が数万年前の古い火山ですから、崩壊も仕方がないと思います。

〝蒜山大山スカイライン〟は梅雨の中休みで快晴でして素晴らしいドライブとなりました。

8蒜山大山スカイラインup.JPG


新緑は過ぎましたが、月並みな言葉で〝緑が目に沁み〟ます。

帰りは米子道の〝蒜山I.C.〟からです。その前に蒜山I.C.〟直近にある〝道の駅・風の家〟に立ち寄りました。地産のあらゆる種類の野菜がてんこ盛りで、とにかく安価です。その中でも「蒜山だいこん」が名物です。

9道の駅_風の家up.JPG


まあざっとこんな状態で並んでいます(笑)。最後に〝蒜山I.C.〟を入って直ぐ〝蒜山高原SA〟に立ち寄りました。今回は天候に恵まれまして「蒜山三座」もくっきり見る事ができました。

10蒜山up.JPG


この蒜山高原はもう少し有名になっても良いのではないかと思います。八が岳・清里と同じ規模の高原とは流石に言いませんが、一度訪問される事をお勧めします。乗馬クラブ、カフェやワイナリーもあり、ジャージー牛が可愛い顔をして待っています。

久しぶりに満足した一日でした。



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