SSブログ

備前・旭川の憂鬱 ( 「日本伝統工芸展」 18-115) [日記・雑感]


今年も恒例の「伝統工芸展」へ行って来ました。展示作品の内訳は、
陶芸:85点
染色:37点
漆芸:40点
金工:30点
木竹工:35点
人形:17点
諸工芸:27点 (七宝もこの範疇です)
遺作:3点
でした。


伝統工芸展face.jpg


何れも素晴らしい作品です。

著作権で〝これは!〟と思う作品をご紹介できないのは残念です。しかし、高松宮記念賞に輝いた、「しんたに ひとみ」さんの〝乾漆螺鈿天牛箱〟(上のパンフレットをご覧ください)は、ポンと展示されていましたが、遠くからも視界に入りました。それほど大きい箱ではなく、筆者の手と比較して、長さ30cm弱、高さ15cm、幅20cm程度の作品でした。

日本工芸会奨励賞に輝いた、「池田貴晋」さんの〝有線七宝花瓶〟も従来の七宝の作風ではなく、新たな風を感じました。全体に伝統を守りつつも〝新たな境地〟を開拓されていると思います。勿論、一目で〝あれだ〟と判る伝統工芸もありました。

前にも述べましたが、今の世の中、これらの伝統工芸を、家庭で楽しむ、環境ではなくなった事は残念です。勿論、経済的な側面も多いにあると思います。

来年も〝心と目の洗濯〟に是非「伝統工芸展」へ行きたいものだ、と思いました。



既投稿は下記の通りです。昨年はサボって投稿していないようです。
2016年 https://ironbridge-uk.blog.so-net.ne.jp/2016-12-02
2015年 https://ironbridge-uk.blog.so-net.ne.jp/2015-11-30
2014年 https://ironbridge-uk.blog.so-net.ne.jp/2014-11-29



nice!(9)  コメント(0) 

nice! 9

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。