SSブログ

備前・旭川の憂鬱 (「JRローカル線の観光列車「SAKU美SAKU楽 (さくびさくら)」  23-13) [日記・雑感]


ここ数年はコロナ・コロナ、そして私的には介護、でなかなか長時間の外出ができません。

しかし岡山地区、JRローカル線ではありますが「津山線」を走る観光列車「SAKU美SAKU楽 (さくびさくら)」ですと、岡山・津山間、約60kmを半日で往復できます。車内で昼食をとる予定で、評判のローストビーフ弁当を予約し、復路で乗車することにしました。

ところが筆者の平生の行いが悪いせいか、乗車当日は雨天、と云っても大雨でして、散り桜を〝車窓〟からの愛でることはできませんでした。もっとも今年は季節の進行が速く、2023/04/07現在、ツツジはチラホラ開花、新緑もぼつぼつですね。

さて津山線を走る観光列車「SAKU美SAKU楽」ですが、鉄ちゃん風に言えば、国鉄型キハ40系1両を観光列車に改造した車両です。。

DSC_0041_409.jpg

DSC_0048_409.jpg

DSC_0049_409.jpg


車内の様子をご覧ください

DSC_0051_409.jpg

津山駅も雨でして、周辺の探索もままならぬ状況でした。しかし、駅では津山市出身「B‘z」の大型ポスターが目を引きました。ごく最近ではM1の「ウエストランド」が注目されていますね(笑)。

DSC_44_409.jpg

昨今、ローカル線の在り方が議論されていますが、やはり「公共交通機関」が一義的に優先されるべきと思います。そして固定費を増やすことなく増収を狙った観光列車は検討されてもいいと思います。

しかしながら、人口が減少する我が国を見ると、どう考えても3年後、10年後に赤字を解消できる事業計画が作成できない路線は、ノスタルジーは理解できますが、地域の通勤・通学の足を優先に考えると、もはや鉄道でなく、よりコストの低い交通機関へ移行するしかないのではないか、と考えます。

もちろん、只見線のように、経営を離れたノスタルジーを推し進める「ウルトラC」(この言葉、死語か?) があれば、それは地方公共団体が責任を取る、と云うことで納税者も納得でしょう。

難しいお話になりましたが、乗車率もまあまあの観光列車「SAKU美SAKU楽」のアテンダントさん(当日は2人)のご努力を称賛したいと思います。日常から離れた空間を演出頂きました。



nice!(7)  コメント(0)