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海外出張1995年<北欧>(その2) [日記・雑感]


このコラムは海外出張で経験した事で、記憶している内容を記載しています。

今回はノルウェーです。

やっとNOKノルウェー・クローネに両替ができました。当然、路線バスも本日は終了と思いきや、最終のフライト用にオスロ中央駅行きがありました。ビジネス・ホテルでしたが、うわさ通りVAT付加価値税が40%でした。今まで海外出張で経験したホテルの中で、最も質素で狭いアコモデーションでした。要するに物価が高いです。 

次の日はノルウェーの田舎街、Skien(シーンに聞こえた)へ行きます。Skienはオスロからフィヨルド沿いに200km南下ですが、直線距離は100km以下と思います。

翌日は16時の列車に乗りますが、それまでは自由時間です。チョット街に出かけました。王宮や、別荘のアーケシュフース城にも「徒歩」で出かけました。オスロは地下鉄も有りますが、地図で見る限り「徒歩」で、お上りさん、ができる距離です。

王宮では。衛兵の交代が見学できました。衛兵の制服は黒がベースにパンツは白線があしらってあり、デザイン的にも素晴らしいと思いました。ノーベル賞の平和賞はこの王宮で授与式が行われるのでしたね。

街を歩いているとトイレにも行きたくなります。公衆便所を探しましたが、ありました。 海岸沿いの通りで観光客も多い所でしたが、大変簡素なものでした。最近の日本とは全く逆でして、とってもシンプルでした。もちろん男性用しか判りませんがね。日本式のアサガオではなく、アサガオの高さにステンレスの溝が3m位、受け皿として横に配列してあるものでした。 

16時発の列車に乗るために、オスロ中央駅に行きました。車両は英国やドイツのものよりー回り大きく、荷棚が高い位置に有りました。中肉中背の小生でも、スーツケースを荷棚に上げるのに、ヨッコラショという感覚です。 

列車が動きだしました。とにかく列車の速度が遅い、これではいつになったら目的地に到着するのかと思う速度です。フィヨルド沿いにくねくねと、のんびりと走ります。

日が暮れました。窓から外を見ても、周りに人の気配が感じられません。黒い木立の隙間から空を見ると、何も見えません。〝漆黒の闇〟という言葉を実感しました。 

19時前に目的地であるSkienに到着しました。終点ですが田舎の駅でして、ホームの屋根も有りません。徒歩で Hotel Ibsen(例の「人形の家」のイプセンです) に向かいました。数分で到着しました。 チェックイン後、先方の担当者とビジネス・ディナーです。 

会食は近くのログハウスを改装したレストランです。元々「にしん(鰊)小屋」だったそうです。 薄暗い感じで如何にも北欧を感じます。女主人が、知ってか知らずか「あら、日本からの客ですか」と先方の担当者殿と話しています。 

担当者殿が小生に向かって「この女主人の髪の毛は黒いだろう、北欧人は髪の毛はブロンドで眼はブルーだよなあ、何故彼女は髪の毛が黒いと思うか」と来た。またドーバー海峡か!?(海外出張1991年<英国・ドイツ>(その2)を参照ください) と思いましたが、北欧人も髪の黒い人もいると思いますが..みたいな話をしました。

すると担当者殿曰く、「ノルウェー人も昔はバイキングで地中海辺りまで遠征していたんだ。その頃、地中海から連れて来た女の末裔だから、今でも髪の毛が黒いのだ」なんていうものですから、その女主人も、小生も大笑いをしました。 

次はスウェーデンです。



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