備前・旭川の憂鬱 (「嫌われるジジイの説教」15-68)

家内の〝アッシイ君〟でスーパーに買い物に付き合いました。　スーパーの近傍にホンダのディーラーがあります。　通常は気にもしないのですが、10日間も続く晴天に思わず視線を上げると、ホンダの檄文が目に飛び込んで来ました。

2014-11-09の up-load にもホンダの檄文 「負けるもんか」 を転載させて頂きました。



今回、一つは　 「枠にはまるな」　です。




もう一つは　「面白いからやる」　です。



何れも含蓄のある文章です。　とにかく〝現状認識〟の適格さと、意識が〝前向き〟で、主語が 「一人称」 なのが素晴らしいと思います。　

それに引き換え、2000年3月28日から、2005年12月28日の間、渋谷から放映された　「プロジェクトX〜挑戦者たち〜」　チョット調べて見ましたが、187回も、なんとも懐古的で、ただただノスタルジーに更けっている番組に較べて、ホンダはなんと積極的で前向きな事でしょう。　あの番組のナレーションがまたいけません。　プツン・プツンと細切れで憐れみを誘うだけです。　

おかげで は言い過ぎかもしれませんが、この番組の間は日本中が停滞していました。　まさに　「失われた20年」　の中核をなした番組でした。　

〝嫌われるジジイの説教〟かもしれませんが、「一億総活躍 (センス悪し)」　と言われなくとも、ホンダの檄文のように、夫々の個人の立場で、無理やり頑張らなくても、前を目指せば良いと思います。

コメント 2

そうですね。
徒党を組まなくても
ひとりひとりが目標に向かって努力すれば
必ず明日の日本は開かれる。
by U3 (2015-10-28 22:05) 

コメント、有り難うございます。〝ひとりひとりが目標に向かって努力すれば、必ず明日の日本は開かれる〟その通りでして、悪評高い一億なんとやらも、その掛け声程度に聞き流しておきます。
by ironbridge (2015-10-29 07:49)