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備前・旭川の憂鬱 ( シネコンではない「映画館」 18-118) [日記・雑感]


昭和の時代の真ん中ぐらいまでは〝映画〟全盛期でした。ロードショウの〝封切館〟だけでなく〝三番館〟もありました。邦画も洋画もサウンド・トラックのテーマ曲がヒットしました。

当地・岡山にも映画館街がありまして、洋画、邦画、成人映画、日活、東宝、松竹と言った系列館がありました。期末試験が終わったその日、朋友たちと洋画を見に行きました。

今でも覚えているのですが、その帰りです。いわゆるヤクザ映画を見終わったオニイサンが〝ガニ股〟で、ポッケに手を突っ込み、肩をいからせて歩いています。映画の主人公になり切っている姿に感心したものです。


最近は「シネコン」です。筆者はシネコンはいい仕組みだと思っています。そのシネコンに対抗している訳ではないのでしょうが、街の真ん中ではあるのですが、その真ん中の周辺に〝ミニ・シアター〟があります。当地・岡山市で見かけたのが「Cinema Clair:シネマ・クレール」というハイカラな名前の映画館です。


KIMG for upload.JPG


シネマ・クレールHPより12月のプログラムを紹介します。少々見難いかと思いますので、linkを貼っておきます。興味のある方はご覧ください。 http://www.cinemaclair.co.jp/


シネマ・クレール プログラム for upload.jpg



この映画館の壁面に、奇妙な英語が短冊状の囲みに〝斜め〟に書かれています。


 BLOCKS OF
 COMPRESSED GRAPHITE
 SET IN SUCH A MANNER

 AS TO INTERFERE
 WITH THE FLOW
 OF NEUTRONS
 FROM PLACE
 TO PLACE


これを読みやすくtextに変換しますと〝Blocks of compressed graphite set ㏌ such a manner as to interfere with the flow of neutrons from place to place.〟となります。

直訳しますと〝圧縮された黒鉛のブロックは、あちこちへの中性子の流れを妨げるように設定される〟となります。

これは原子炉、それもチェルノブイリ型原子炉のお話しですね。何故に映画館の壁面に描かれているのか判りません。「政治的メッセージ」あるいは「壁面アート」だとすれば、それでいいのかも知れませんが...



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