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備前・旭川の憂鬱 (メディアの【静寂】  20-67)  [日記・雑感]


【時事ドットコムトップ】2020年10月14日21時26分配信

学校法人森友学園への国有地売却をめぐる公文書改ざん問題で、自殺した元近畿財務局職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(49)が国と当時財務省理財局長だった佐川宣寿元国税庁長官に計約1億1200万円の損害賠償を求めた訴訟の第2回口頭弁論が14日、大阪地裁(中尾彰裁判長)であった。

原告側は、財務局の元上司が雅子さんとの面会で文書改ざんなどについて触れたという音声データを提出し、赤木さんが改ざんの経緯などを記したとされるファイルの提出を国に求めた。

森友問題、再調査の考えなし 麻生財務相

原告側によると、音声データは赤木さんの自殺から約1年後の昨年3月、元上司が弔問に訪れた際に録音。元上司は改ざんは「佐川さんの判断」と述べ、赤木さんのファイルについても「これを見たら、われわれがどういう過程で(改ざんを)やったのか全部分かる」と話したという。

この日の弁論で国側は、改ざんがあったことに争いはないため、詳しい経緯などについて「回答する必要はない」とする書面を提出した。

原告側は「形式的な回答だ」として、改ざんの指示者など実態解明に応じようとしない国側の姿勢を批判。雅子さんも意見陳述で、「答える必要のないという回答がどれだけ遺族を傷つけるか想像してほしい」と訴えた。


あれれ、何だか変だぞ!記事の論調が〝アベガ―〟になっていません。そこで、元上司が雅子さんとの面会で文書改ざんなどについて触れたという音声データ、の原本を探しました。

直ぐ見つかったのが、直接の原本ではないのですが、あの渋谷電視台(別名NHK)のHPに記事がありました。そのまま引用します。


【詳報】森友学園 改ざん経緯説明の音声データ その内容は 2020年10月14日 18時08分
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201014/k10012663421000.html

森友学園をめぐる一連の問題で決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した男性の上司が国有地の値引き売却や改ざんの経緯について男性の妻に説明した音声データを妻の弁護士が報道機関に公開しました。その内容の詳細です。

報道機関に公開された音声データは去年3月、赤木俊夫さんの自宅を一周忌の弔問に訪れた近畿財務局の直属の上司が雅子さんに話した内容を録音したものです。

この上司は森友学園に国有地を売却した際の責任者で、決裁文書の改ざんでも部下の赤木さんに直接手伝うよう頼んでいて、財務局の中では国有地取引から改ざんに至る一連の問題で最も中心にいた職員です。

「売り払いをしたのは僕です」

雅子さんとのやり取りの中で上司は森友学園に地中のごみの撤去費用として8億円余りを値引いて売却した理由を次のように説明しています。

「あの売り払いをしたのは僕です。国の瑕疵(かし)が原因で小学校が開設できなかったときの損害額が膨大になることを考えたときに相手に一定の価格、妥当性のある価格を提示してそれで納得できればいちばん丸く収まる。撤去費用を試算した大阪航空局が持ってきたのが8億円だったということで、それを鑑定評価額から引いたというだけなんです」と話しました

国会で大きな議論になった政治家の影響については「僕は安倍さんとか鴻池さんとかから声がかかっていたら正直売るのはやめていると思います。だからあの人らに言われて減額するようなことは一切ないです」と否定していました。

ただ値引き額が妥当なのかどうかついては「この8億の算出に問題があるわけです。確実に撤去する費用が8億になるかというところの確信というか、確証が取れてないんです」と打ち明けていました。

「作業量を減らすためにやった」

そして決裁文書の改ざんについても当時、財務局がどのような状況になっていたのか話していました。

改ざんを行った理由は野党の追及が強まり、国会対応に追われた財務省本省から負担を減らすために指示されたためだとしています。

「少しでも野党から突っ込まれるようなことを消したいということでやりました。改ざんなんかやる必要もなかったし、やるべきではない。全く必要ないと思っていました。ただ追い詰められた状況の中で少しでも作業量を減らすためにやった。何かそんたくみたいなのがあるみたいなことで消すのであれば絶対消さないです」と釈明していました。

「赤木さんは涙を流しながら抵抗」

改ざんを指示されたときの赤木さんの様子について「初めから赤木さんは抵抗しました。正直涙を流しながら抵抗していました。本省にもちろん僕自身も抵抗はしていたんですけども止めきれなかった」と述べ一緒になって本省からの指示にあらがうことをしなかったと説明しました。

さらに赤木さんが、改ざんを詳細にまとめて職場に残していたと明かしています。

司は「ファイルにして赤木さんがきちっと整理している。全部書いてある。何が本省の指示か。前の文書であるとか修正後のやつであるとか何回かやり取りしたようなやつがファイリングされていて、これを見たら、われわれがどういう過程でやったのかが全部わかる」と述べていました。


以上です。この元上司の発言が正しいか否かの検証はできませんが、もしも正しいとするなら、

『改ざんを行った理由は野党の追及が強まり、国会対応に追われた財務省本省から負担を減らすために指示されたためだ』

となります。すると【主犯人】は野党とメディアとなります。なるほどね!野党やメディアが【静寂】
な訳が判ります。



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