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備前・旭川の憂鬱 (特別展「美をたどる 皇室と岡山」  23-26) [日記・雑感]


岡山県立美術館で「三の丸尚蔵館―開館30年の歩み」特別展「美をたどる 皇室と岡山~三の丸尚蔵館収蔵品を鑑賞しました。

ここ数日、とんでもない暑さでして、涼を求めたことも事実です(笑)。

改めて記述することもないのですが〝「三の丸尚蔵館」は、皇居の東御苑内において、皇室に代々受け継がれた絵画・書跡・工芸品などの美術品を収蔵管理・調査・公開する施設です。

現在約9,800点におよぶ収蔵品は、皇室から国への御寄贈品、御遺贈品などからなり、古代から近現代までの各時代・さまざまな分野にわたる貴重な作品が数多く収められている〟そうです。

三の丸尚蔵館では令和元年度から新施設の建設工事が始まり、令和7年度の全館完成までの移行期間中に、より多くの方々に作品をご覧いただき、皇室と日本文化に親しんでいただきたいとの方針のもと、各地で展覧会が実施されています。


ど素人の筆者がああだこうだとご紹介するより。単純に〝2点〟リーフレットとHPよりご紹介します。この特別展は前期・後期の2部制でして、後期も行きたいと思っています。

何分国宝級が多いものですから、通常の展示よりも照明が暗く、それが反って重厚感を醸し出します。

では先ず、国宝・高階隆兼「春日権現験記絵」巻11の部分、延慶2年1309です。

国宝.jpg

宮内庁のHPより〝本格的な大和絵技法による精緻な描写は卓抜しており、当時の風俗を知る史料として、また痛みやすい絹地の絵巻が完全な姿で、700年もの長年月を経て現存しているという貴重性も加わり、わが国屈指の文化遺産〟という事です。


もう一つは、横山大観「秩父霊峰春暁」 昭和3年1928です。いかに大観先生といえども、秀作と普通の作品があると思いますが、これは正真正銘の大観の秀作と思いました。

スキャン_20230720.jpg


岡山は本日2023/07/20〝梅雨明け〟です。多分、1週間ほど遡って〝梅雨明け〟だったと思います。



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