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備前・旭川の憂鬱 (〝秋深き隣は何をする人ぞ〟 20-69)  [日記・雑感]


今日は特別の用事もなく、天気はそれほど良い訳ではありませんが、いつものウォーキングに出かけました。

岡山・後楽園では秋の風情、キンモクセイが満開でして、早春のチンチョウゲ、梅雨時のクチナシ、と同じで甘酸っぱい芳香を放っています。

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何時も秋には鑑賞しています柿の木は今年も果実がたわわに生っています。しかし、前にも当blogで述べましたが、カラスもつつかないほどの渋柿のようです。

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秋と言えば、悠然と〝秋深き隣は何をする人ぞ〟を思い出します。最近は夏井いつきさんの人気で、俳句が巷では盛り上がっています。

そこで、芭蕉の句では「秋深き」ではなくて、「秋深し」とすべきだという人もいらっしゃるようです。

それに対して、〝当然「深き」というからには、それにつなげて「夜」とか「閑さ」とかいうように「名詞」が来なくてはおかしいではないかということだと思います。作者芭蕉の頭の中には当然「何か」秋に関する名詞の字句があったのだと思われます。透明感のある白で、寂しく、しっとりとした晩秋を象徴する何かが。それをこらえたままで抜き取ってしまったところが、この作品の秀逸さなのではありませんか?〟ということです。

自然と共生してきた日本人ゆえの解釈だと思います。


岡山・後楽園の周りにはイチョウの木や、桜並木もありますが、何れも紅葉・黄葉にはまだまだ時間がかかりそうです。

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ところで、隣は何をする人ぞ!?と言われれば、勝手に人んちに侵入、つまり不法家宅侵入を白昼堂々とやる国、年中日本国を世界に向けてdisる国、勝手に中立条約を破ってそのまま居座ってしまった国、世界の覇権国のトップを選ぶはずが、選挙相手を罵倒するのみの知性も品格もない国、折角近代国家は政教分離という知恵を持ったのですが、最近は宗教をむき出しの国が世界中を跋扈しています。

隣は何をする人ぞ!?と高をくくっていては日本国の存続は怪しくなります。



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