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備前・旭川の憂鬱 (40万年前のグリーンランド氷床の溶融 23-28) [日記・雑感]


Carbon Neutral、SDGs、GXとか、とかく〝横文字〟が飛び交います。昔からよく判らないことや、キャッチフレーズで他人様を煙に巻こう、といった〝よこしま:邪〟な心を持っている時に使用されます。

ここ10年ぐらい、「地球温暖化=二酸化炭素悪玉論」が世の中を跋扈していまして、今にも人類は破滅するといった過激な思想が蔓延しています。確かに「地球は温暖化」していますが、その原因が果たして「二酸化炭素増加」でしょうか???

環境とか地球温暖化をビジネスや研究、政治的活動のネタにしたい方々の強い思惑ではないでしょうか。これらの風潮が、環境活動家や環境テロリスト、例えばGreta Thunbergさんを産み落としたと考えます。


昨日、えーえ!?と思わせる配信を見てしまいました。それは、下記の通りです。先ずは一読ください。

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NHK news webより 2023/07/21  8時07分 配信
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230721/k10014137511000.html

250万年もの間、大規模にとけたことがなかったと考えられていたグリーンランドの氷が、およそ40万年前の比較的温暖な時期にとけた可能性があることをアメリカなどの研究チームが発見しました。研究チームは「グリーンランドの氷は気候変動に敏感に反応し、今後数百年で急速にとけるリスクがある」と警鐘を鳴らしています。

この研究はアメリカなどの研究チームが20日、科学雑誌の「サイエンス」に発表しました。

研究チームは、1960年代、グリーンランドにあったアメリカ軍の秘密基地「キャンプ・センチュリー」で、氷の層の下から採取された砂などの堆積物を入手し、最新の技術を使って分析を行いました。

その結果、グリーンランドの氷はいまからおよそ40万年前の地球が比較的暖かかった時期に一度とけたとみられることがわかったということです。

グリーンランドの氷はここ250万年ほどの間、大規模にとけることはなかったと長らく考えられていて、今回の結果はこれを覆すものだとしています。

研究チームは「今回の研究結果はグリーンランドの氷が気候変動に敏感に反応し、今後数百年で急速に氷がとけて海面上昇が起きるリスクがあることを示す」と警鐘を鳴らしています。
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しれっと配信していますので、見逃すかもしれません。

あれだけ「地球温暖化=二酸化炭素悪玉論」を叫んでいた渋谷電視台(別名NHK)、どのようにお考えか、是非見解をお聞きしたいものです。40万年前は、人間の経済活動による二酸化炭素の増加は無かったはずです。

海面上昇は「津波」と異なり、ある日突然には発生しません。年単位で上昇しますので対応が可能です。


現在は間違いなく気温は上昇しています。その原因は二酸化炭素ではありません。まさに多様性でして、都市化によるヒートアイランドや、その他諸々の原因があると思います。何件か当blog に投稿させていただいています。

今回のグリーンランドに関しましては、以下の2本をご笑覧ください。

気候復元 中川毅著『人類と気候の10万年史』より
https://ironbridge-uk.blog.ss-blog.jp/2023-01-18 

「アイスランド・グリーンランド」
https://ironbridge-uk.blog.ss-blog.jp/2016-07-15 



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