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備前・旭川の憂鬱 (2月末の京都の「珍百景」 24-14) [日記・雑感]


所用で〝コロナ禍〟後、何年ぶりかで京都へ行きました。少し「珍」な風景を見ましたので、ご紹介します。

先ず〝仁和寺にある法師、年よるまで石清水を拝まざりければ、心うく覚えて、ある時思ひ立ちて、ただひとりかちより詣でけり。〟の「石清水八幡宮」の境内です。

日本酒の菰樽が奉納されているのは、極めて一般的ですが、この右端に SUNTORYのウイスキーの「樽」が奉納されています。土地柄、淀川のお向かいの「山崎」のウイスキーでしょう(笑)。

a石清水八幡宮 - 409.jpg


次が、怨霊の菅原道真公の「北野天満宮」です。参道に「撫で牛」が鎮座しています。〝コロナ禍〟の影響が色濃く反映されています。「撫で牛」の横に、この絵では見難いのですが〝抗ウイルス・抗菌加工を施してあります〟と表示されています。今様と言えば今様ですが、当時も感染症には苦慮していましたので、当時の方々に教えてあげたいと思いました。

b北野天満宮撫牛 - 409.jpg


次が京都地下鉄・東西線の電車の「お守り」です。先ほどご紹介しました「石清水八幡宮」のケーブルカーの「お守り」はさすがに「石清水八幡宮」のものでした。京阪電車の運行です。

ところがこの東西線の電車も京阪電車でしたが、何となんと「成田山」の「お守り」です。これではご利益が消滅するのでは、と心配になります。

c東西線電車のお守り - 409.jpg


最後に「オーバーツーリズム」問題です。早朝の「天龍寺」です。白人系の外国人が梅を愛でているのですが、日本人はマイナーです(笑)。

d天龍寺の観光客 - 409.jpg


2月はさすがの京都も観光客が、TVで放映されているよりは少なめでしたが、それでも10時以降はすれ違う観光客は〝大声・高音・早口〟の集団でした。できれば彼ら無しに、インバウンドが成り立つことを切に希望します。これは京都だけでなく、岡山のような地方都市も同じです。

以上が〝2月末の京都の「珍百景」〟でした。



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