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備前・旭川の憂鬱 (「高齢者講習」 19-94) [日記・雑感]


「高齢者講習」の〝ご案内〟が来ました。ついに来たか!?です。まあ昨今の高齢者による交通
事故をみますと〝納得〟せざるを得ません。

70歳以上の「高齢者講習」を受講した感想をお伝えします。ただし岡山市の場合でして、他の府県に当て嵌まるか否かは定かではありません。

「高齢者講習」は3項目からなります。

1. 運転技能チェック
 これは教習所内のコースを、言われた通りに運転します。10分程度でした。車庫入れ、
 スワローム、クランク、一旦停止、信号の確認、見通しの悪い交差点の安全通行、等々でした。

2. 視力検査
 以下の3項目です。老化を〝自分自身で確認〟するには必要であろうと思いました。

 a.動体視力検査:前方より車が接近して来る状況をシミュレーションし、どの位置で「C」の欠落
 位置が確認できるかのチェックです。

 b.夜間視力検査:トンネルを想定していまして、暗より明、明より暗、に変化させ視力の回復
 時間をチェックする検査です。30秒から1分が標準だそうです。

 c.視野測定検査:左右の視界をチェックする検査です。

3. 座学
  「高齢者講習」の意味や免許更新の手続きのお話しでした。

70歳以上、75歳以下の「高齢者講習」講習では「認知機能検査」はありません。以上で2時間です。費用は5,100円でした。座学の内容をチャートにまとめました。

高齢者講習.png


この「高齢者講習」の終了書がないと、免許書の更新ができません。更新した免許書の有効期限は〝75歳〟到達までです。ですから筆者の場合は3年で失効します。5年間ではありません。


これは明言はしていませんが、兎に角【75歳以上は自主的に免許証返納を期待】しているようです。75歳以上の更新希望者は全員が「認知機能検査」を受けます。点数が74点以上で初めて「高齢者講習」の受講が可能となります。

75歳以上の方がめでたく更新が出来ても、有効期限は「3年間」です。またこの間、違反行為があると即「認知機能検査」が必要となります。「認知機能検査」はYouTube等で紹介されています。


帰りの道すがら考えました。30年後、丁度子供達が70歳に到達する頃、車は総て「AI自動運転」となり、人間が運転するから事故になるんだ!?と。免許制度も大幅に変わっているでしょう。



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