SSブログ

備前・旭川の憂鬱 (【新型コロナウイルス禍】からの学習したこと 20-45) [日記・雑感]


6月下旬より、再度新型コロナウイルスに感染される方が、東京だけでなく大阪も地方も増加に転じています。感染者増加に関して、政府と東京都の〝バトル〟、GoToキャンペーン実施の可否、等が面白おかしく、そして無責任に報道されています。

このような時は【新型コロナウイルス禍】の全体像を「他人」ではなく「自分自身」で確かめてみるのが、精神衛生上〝最善の策〟と思います。そこでクルーズ船を除く、新型コロナウイルス発生から現在までのトレンドを感染者数(数値の信頼性は今一ですが)と、死亡者数からグラフにしてみました。グラフをクリック頂ければ、グラフが大きくなり見やすくなります。

trend - コピー.png


このグラフを眺めていますと、ド素人でもいくらか判って来ます。

❖ 最初の感染者発生から、最初の死亡者発生までは〝2週間〟です。これは巷で流布されている通説と一致します。

❖ どこを感染者発生、死亡者発生のピーク月日と見るか悩ましいところですが、ピークらしい所を円形で囲ってみて、その中心を発生のピーク月日としてみました。超アナログ処理です。
すると偶然か必然か判りませんが、この経過も大凡〝2週間〟です。これも巷で流布されている通説と一致します。

❖ 先月下旬より、再度新型コロナウイルスに感染される方が増加しています。PCR検査数が増えたせいだとか、何とかかんとか言っていますが、感染されている方々が〝増加〟している事は事実と思います。

そこでピーク探索と同様の処理で、感染者増加傾向が現れる月日を探してみました。すると、「6月24日頃」と見当を付けました。それから2週間〟は、「7月7日頃」になります。

「7月7日頃」の死亡者グラフをみますと、アリャリャ、死亡者は極低位で安定しています。今までの理屈で行けば「7月7日頃」から死亡者が増加しなければなりません。

この原因は?明らかにパラダイムが変わっています。


この3ヶ月間で、感染を抑制するワクチンが開発されたことはありません。また発症後の特効薬が開発されたとは聞いていません。

すると浮かび上がってくるのがPCR検査を逼迫した方に限定したため〝医療崩壊が抑制〟されていて、そしてTVに露出しない真の医療関係者のご努力で〝既存の医療の組み合わせ〟で「徹底した対処療法」が実施されたのでは、と思い付きました。

少しSNSやnetで調べてみました。するとやはり、①発症初期に投与する既存の薬、②暫く経過した患者、中等症に適した薬、③重篤に陥った時の薬やエクモといった高度な治療機器の使用、④抗体が活性化すのを抑制するステロイドの投与、等々様々な工夫が凝らされている事が判りました。

なるほど、TVのおバカさん達がゴジャゴジャ言っている間に、日本の医療は確実に進化しています。医療関係者には「感謝」以外の言葉がありません。

後は個人個人がしっかりと【3蜜】を避ける努力を実施すれば、若干楽観的かも知れませんが、とりあえずこの【新型コロナウイルス禍】は乗り越える事が出来るのではないかと思います。



nice!(8)