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備前・旭川の憂鬱 (「【放射線ホルミシス】とは!?」 18-71) [日記・雑感]


どうしても執拗に追及せざるを得ない事柄に、福島の放射線に関する「風評」があります。当blogでも筆者は素人なりに風評被害を払拭しようと過去何回もup-load しています。

なにぶん専門家では有りませんので、あちらこちらの確からしいと思われる情報をまとめて、そして理解した範囲でup-loadしています。その一助となれば良いなあ!と思っている事に【放射線ホルミシス】という〝仮説〟があります。

それは一言でいえば、低線量放射線、数値でいえば〝年間100mSv以下〟では人体に悪影響を及ぼすことは無く、むしろ健康に良い、という仮説です。この〝年間100mSv以下〟も200mSv以下かも知れませんし、50mSv以下かも知れません。

下の「図」をご覧ください。上のグラフが「放射線ホルミシス仮説」、下の図が「LNT仮説(the linear-no-threshold hypothesis)」です。


LNT・ホルミシス.png



福島原発事故の時言われた放射線被害は、この「LNT仮説」に基づくものです。グラフでお判りのように放射線の危険度は〝直線的〟すなわち放射線量に比例するという仮説です。ですから放射線量が〝0〟以外は放射線量に比例して、何らかの放射線被爆による障害が発生するという仮説です。

ですから福島原発事故の後、原発の放射線漏洩・拡散は勿論、自然界に存在する年間の数mSvでも危険だという事で〝移住〟や〝除染〟が実施されました。


この両者は真っ向から対立する「仮説」です。


1985年頃、宇宙飛行士は桁違いの自然の放射線を浴びている(許容量は年間600~1,000 mSv)。宇宙飛行士の健康被害をずっと研究してきたのがミズリー大学のトーマス・D・ラッキー博士が従来の仮説を覆す仮説「放射線ホルミシス仮説」を発表しました。

ラッキー博士が提唱した放射線ホルミシス効果には次のような効果があると主張しています。
 ・免疫機能の向上
 ・身体の活性化
 ・病気の治癒
 ・強い身体をつくる
 ・若々しい身体を保つ

この仮説は、アメリカ・ローレンスバークレー国立研究所の研究チームが、低線量の放射線リスクに関する新たな知見として2011年に報告しています。

研究で得られた証拠は、「放射線による生体へのダメージには閾値(しきいち):threshold がなく放射線量に比例して健康被害が直線的に増大する」というLNT仮説が低線量では成り立たない可能性を示唆するものであります。


素人の筆者はSNS上の危うい情報も含めて探索してみました。

❖ 不思議な話ですが、ガン治療に効く温泉は日本に二ヶ所あって、秋田県の玉川温泉と、鳥取県の三朝(みささ)温泉。いずれもラドン系です。つまり適量の放射能を浴びて、ガンを直すわけです、とあります。

<追記 09/04> 鳥取三朝のある温泉では癌やリュウマチ、原因不明の疾患を抱える湯治客が毎時25µSv → 219mSv/年の値を示す源泉を飲んでいるのです。そして、その源泉が湧き出す場所の上に作られた部屋で療養し間違いなく回復を実感しているのです。

❖ 世界有数の放射能温泉である鳥取県の三朝(みささ)温泉は、ラドン温泉です。(ラジウムがアルファ線を放出してラドンになります)三朝温泉区域内の住民のガン死亡率は、全国平均の半分以下であり、胃がん、肺がんは4割以下、大腸がんに至っては2割以下です。

❖ 武田信玄が発見した増富温泉は有名です。いわゆる、放射能温泉です。まだ放射線が発見されていなかった江戸時代以前にここに入ると何故か病気が治り、疲れがとれるので湯治客が訪れたことで有名です。明治になって放射線が出ていたことが分かりました。

❖ 私は健康会社で購入したラジウム鉱石のネックレスを四六時中身に付けている。放射線量を測定したら毎時5µSv (=年間43.2mSv ※筆者注) であった。私はネット中毒者なので、眼精疲労、首肩の凝りに悩まされていたのだが、身につけると明らかにこれらが軽減するのである。

❖ 福島原発事故前後のカリフォルニア産ワインを放射能鑑定してみたら、核実験が狂ったように行われていた冷戦当時のワインがピークで、1957年産ワインなんて今の何百倍も放射性物質が含まれています。核実験禁止後は年々漸減していて、福島第一よりチェルノブイリの事故の方が影響は深刻でした。これはキチンとしたデーターがあります。

次はチョット迷いましたがコピペします。
❖ 広島で被爆した方で90歳を超えて元気だった人を2人知っている。1人は20km位離れた平地を行軍訓練中に被爆。もう1人は死体置き場で意識を取りもどした。
私の亡父(68歳死去)は原爆手帳をもっていましたから、特に意識はしていませんが私は被爆二世ということになります。
広島の実家は爆心地から約2.4kmで、このとき、祖父(84歳死去)はエノラゲイからパラシュート(原爆? 観測機?)が飛ばされた後、エノラゲイは急旋回してすごい勢いで飛び去ったので、すぐに太田川支流の川の土手の影に隠れて難を逃れたと言っていました。父は家のなかにいたようです。
色んな話を総合すると、爆心地から1.5km以内はほぼ殲滅された感触ですから、実家はギリギリ900m位の差で致命傷的被害を免れた感じです。
父は小学6年でしたが、戦後は食料がなくて、太田川支流のエビ・カニ・貝などで飢えを凌ぎ、「川がなかったら飢え死にしていた」と云っていました。いまなら、放射能で食用とするのは禁止されていたかもしれません。

❖ イランのラムサールの一部地区は年間200mSvです。ところがここで生まれ生活している人々は健康問題がないどころか、長寿です。

以上のような事実にもかかわらず、かつての日本の民主党政府は、年間1 mSv以下に抑えなければいけない、などと非科学的な事を言っていました。


以上のようでして、筆者はさすがに健康に良いから〝積極的に放射線にあたれ!〟とは言いません。医学の世界は個人差・個体差が大きいと思います。でも【放射線ホルミシス仮説】の方が正しいように思われます。



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