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備前・旭川の憂鬱 (「瀬戸大橋?」 18-77) [日記・雑感]


そういえば「瀬戸大橋」を通行した事は、電車や車で何回もあるけれど、「瀬戸大橋」を見たことが無いと気付きました。まあ〝木を見て森を見ず〟ですね。

今年の夏、当地・岡山は散々な目に遭いました。先ずは七夕の「H30/07西日本豪雨」です。

次に、7/29「逆走12号小台風」で猛暑日が途切れました。

8月4日から連続3日間連続で37℃以上を記録しました。旧盆中の8月14日が〝とりあえず〟猛暑日の最後でした。

そして昨日、台風20号が直撃する予定?でしたが、ルートが少し東にずれまして当地岡山では大きな被害は無かったようです。秋に向けて何が起きるか予断を許しません。


熱帯夜が続く中、8月18日は早朝の気温が突然〝17℃〟を記録しました。天気も良いので「瀬戸大橋」の全貌を見に「王子ヶ岳(おおじがたけ)」に出向きました。当日は天気も良く、湿気も少なく感じまして〝期待〟して出向きました。

「王子ヶ岳(おおじがたけ)」は倉敷市児島、瀬戸大橋本州側の起点でジーンズの聖地、と玉野市宇野、瀬戸大橋が開通前は本州と四国の交通の要衝、の丁度中間地点にあります。その謂れは結構ロマンチックです。左下のイラストは当地出身の〝いしい ひさいち〟さんです。

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ほとんど山頂まで車で行くことができます。駐車場も十分整備されています。そして山頂への遊歩道の入り口に興味深い看板がありました。「思わず時を忘れ、新鮮な感動をあなたへ」

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これは本当でした(笑)。近くに「王子ヶ岳」からの眺望の案内板があります。ご覧のように備讃(吉備:岡山県、讃岐:香川県)瀬戸の大所が総て眺望できます。モダンアートで有名な「直島」も見えます。反対側、北側を望めば岡山市まで眺望できます。勿論天気が良ければですが...

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山頂近くに「王子ヶ岳・パークセンター」があります。最近リノベーションされた、洒落たカフェ「belk」あります。残念ながらweek day は休みですが金曜日は営業です。ランチはありません、ご注意を!

前述の如く素晴らしい眺望を期待したのですが、残念ながらモヤがかかっていまして「瀬戸大橋」の全貌を見る事はできませんでした。最後に2枚だけご覧いただきます。

「王子ヶ岳・パークセンター」からの備讃瀬戸の眺望をご覧ください。先ずは花崗岩で出来ている岩山です。

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多島海の瀬戸内海に浮かぶ、おにぎり島「大槌島」です。

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小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」のような小舟の航跡です。

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四国の香川県丸亀にある「讃岐富士」です。このご当地富士の本名が「飯野山」です。あの「丸亀製麺」の店に飾ってありますね(苦笑)。

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目の前に面白い顔をした岩が見えます。これは「おじさん岩」「にこにこ岩」「ひつじ岩」とか呼ばれているそうです。よく見ると女性が登っていますね。海岸線から30分程度で登れるのだそうです。この辺りはこのような「岩」とその景色があちこちで見る事が出来ます。

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最後に予告通り、見苦しい「瀬戸大橋」の一部です。先ずは「櫃石島橋」と「岩黒島橋」です。これは典型的な〝斜張橋〟です。首都高速湾岸線の「鶴見つばさ橋」と同じ構造ですが、鉄道との併用橋ですから全体にゴツイです。吊っているロープの太さも倍以上あるように思います。

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最後に最も四国・香川県坂出側の「備讃瀬戸大橋」です。これは吊り橋です。この橋も車で通ると、その吊っているロープの太さに圧倒されます。

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この「瀬戸大橋」1988年4月、「青函トンネル」は1988年3月、ほぼ同時に開通しました。昭和の輝いていた時代の後世への贈り物です。ついでに瀬戸大橋は本州側から四国側へ順に以下の橋で繋がっています。

❖ 下津井瀬戸大橋(しもついせとおおはし) 、吊橋(橋長1,400m、中央支間長940m)

❖ 櫃石島橋(ひついしじまばし) 、斜張橋(橋長790m、中央支間長420m)

❖ 岩黒島橋(いわくろじまばし) 、斜張橋(橋長790m、中央支間長420m)

❖ 与島橋(よしまばし) 、トラス橋(橋長850m、最大支間長245m)

❖ 北備讃瀬戸大橋(きたびさんせとおおはし) 、吊橋(橋長1,538m、中央支間長990m)

❖ 南備讃瀬戸大橋(みなみびさんせとおおはし) 、吊橋(橋長1,648m、中央支間長1,100m)



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