SSブログ

備前・旭川の憂鬱 (「トランプ大統領の中間選挙」 18-102) [日記・雑感]

11月6日はアメリカ合衆国の「空間選挙」の日だそうです。一応「中間選挙」とは何ぞや、を押さえておきましょう。

「ブリタニカ国際大百科事典・小項目事典」の解説です。

アメリカ合衆国において,大統領選挙のない年に行なわれる〝上下両院議員〟および〝州知事などの公選職〟の選挙です。

日本では何かと大統領選挙が大きく報道されますが、アメリカ国内では大統領選挙と全く同じ重要性があると思います。

アメリカでは大統領の任期が 4年であるのに対し,下院議員の任期は 2年であり,上院議員の任期は 6年で 2年ごとに 3分の1が改選される。

このため,大統領選挙年度の中間に相当する時期に選挙が行なわれる仕組みになっている、という事です。

なぜか日本では〝中間選挙が大統領への信任投票の機能をもつ〟事が〝大々的〟に報道されます。


では現在10月29日の選挙情勢を、渋谷電視台(別名NHK)の「キャッチ!世界のトップニュース」からpick-upしました。珍しく〝複数〟の調査会社を参照していました。〝ギャラップ〟と〝リアル・クリア・ポリティクス〟の調査です。〝ラスムッセン〟辺りは支持率が10%ぐらい高く出ると思います。

トランプ大統領の「支持率」です。2年前より変わっていないか、むしろ若干支持率が上昇したのではないかと思います。

支持率.png


「上院」と「下院」の議席予想は〝リアル・クリア・ポリティクス〟によりますと以下の通りです。

上院.JPG

下院.JPG


これは興味深いですね。いわゆる〝ねじれ〟現象を予想しています。トランプ大統領がシャカリキに遊説している訳が理解できます。


良くも悪くも世界を席巻する「トランプ現象」の猛威が吹き荒れています。トランプ大統領の元で世界の仕組みが大きく変わりつつあると理解しています。

単純化するのは問題が大きいのですが、リベラルでお行儀のよい〝オバマ政権の完全否定〟だと思います。


不確かな世の中、世論調査も当てになりません。「隠れトランプ現象」だけでなく「コアーなトランプ」がどの程度いるのか興味深いです。本当は他人事ではないはずですが、選挙権が無いことをいい事に高見の見物です。





nice!(7)  コメント(0)