SSブログ

備前・旭川の憂鬱 (「地方創生-英国の鉄道アニメ〝チャギントン〟のトラム」 18-103) [日記・雑感]


岡山市内で路面電車を運行している「岡山電気軌道」は10月23日、英国発の人気鉄道アニメ「チャギントン」に登場する列車のキャラクターをモチーフにした路面電車を公開しました。

最もまともなフォトを掲載していたのは、地元紙でもなく、全国紙の地方版でもなく〝北海道新聞〟でして、同紙のweb版をコピペしました。共同通信の配信かも...でも不思議です。

北海道新聞より.png


日本など世界各地で放映されている英国の鉄道アニメ「チャギントン」のキャラクター列車の内装を仕上げ、来年2019年3月から運行するようです。web版より転載します。

180119_okayama.jpg

内装.png


「実車化」は世界初で、2両1編成。デザインは豪華寝台列車「ななつ星in九州」も手掛けたあの水戸岡鋭治さんが担当されました。 車体にはまだ顔が描かれていませんが、車庫を通りかかった子供たちにはアニメと同様、人気者になれると思います。



「岡山電気軌道」のこのような取り組みは大変〝良い事〟と思います。トラムはストリート・ファニチャーの役割もありまして、目に見える活動です。一般市民や鉄ちゃん・鉄子さん、県外観光客や訪日観光客(筆者の「500系新幹線」の経験から)にも好評ではないかと思います。


しかしこの1年、筆者はこの親会社の経営姿勢を批判してきました。トラムに関しましては以下の既投稿も参照ください。

地方創生-トラムJR岡山駅前乗り入れ: https://ironbridge-uk.blog.so-net.ne.jp/2018-10-12
地方創生-LRT: https://ironbridge-uk.blog.so-net.ne.jp/2015-01-07


要するに「公共交通機関」であることへの自覚が足らないと思います。このトラムに5億円投資できるのであれば〝concession方式〟すなわち「公設民営方式」の〝JR岡山駅乗り入れ〟や札幌市電が数年前実現したのと同様〝路線のループ化〟に積極的にもっと関わって欲しいと思います。



nice!(9)  コメント(0)