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備前・旭川の憂鬱 (〝鬱金桜 (うこんざくら)〟 19-43) [日記・雑感]


今冬は確かに気温は高かったと思います。しかし、当地・岡山市は彼岸を過ぎても〝早朝〟の気温が5℃前後と低く、本日4月17日でも〝ソメイヨシノ〟は未だ花をつけています。五分散りといったところです。

一年おきにご紹介しているように思いますが、岡山市の中心部の北端に「吉備路文学館」という小ざっぱりした館があります。

昭和61年(1986) 秋、精神文化の継承と向上に役立ちたいと岡山を拠点にする地銀〝中国銀行〟が創立50周年を記念して設立、この地はじめての文学カルチャースペースとしてスタートしました。

明治以後の吉備路ゆかりの小説家、歌人、詩人、俳人、映画人などの著書や資料を収集・展示しています。


この館のこじんまりとした庭に〝鬱金桜 (うこんざくら)〟が数本あります。


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鬱金桜の開花時期は、岡山市ではソメイヨシノより遅めの4月中旬頃です。今年は完全にかぶってしまいました。


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花の色は緑色が弱く淡黄色です。数百品種あるサクラのうちで唯一、黄色の花を咲かせる桜だそうです。花弁数が15~20枚程度の大輪の八重咲きです。ここ「吉備路文学館」の鬱金桜は開花後数日経つと、花弁の下部の部分が薄紅色に変色します。


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このphotoの右端にビルが確認できます。このビルは〝ベネッセ〟です。近くで見ると、


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最上階が尖塔のようになっているので、目立ちます。


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当日、茶会が開催されていたようでして、和服姿の方々を多くお見受けしました。



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