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備前・旭川の憂鬱 (「G20大阪サミット2019」直後 19-67) [日記・雑感]


G20大阪サミット2019について、TBS安住伸一郎さんは〝安倍さんの首相動向を調べたんですけど見てください。テレビ、マスコミで政権与党の事を褒めると色々お叱りを受ける向きもあるんですけど、安倍さんお疲れ様でした〟と。極めて一般の生活者・国民の視線で本音を吐露していました。

世界のGDPの80%を占めるG20、その首脳が集う国際会議を安全に開催し運営できました。そして首脳宣言:G20 Osaka Leaders’ Declaration採択までこぎ着けたことは、日本人は誇りに思って良いのではないでしょうか。

尤も、宣言の有効性は担保されていません。まあG20サミットってそんな感じでしょう。

総理(勿論、総理一人ではなく直接の関係者と大阪市民や関係各都道府県全体) を労うことさえ許さない今のメディアって、渋谷電視台(別名NHK)を筆頭に、本当に狂っているとしか言いようがありません。

7月1日朝の情報番組で小倉智昭は第3回米朝会談開催を揶揄して〝日本は蚊帳の外〟と。このような〝知ったかぶり〟発言です。何回誤報、fake newsを流せば気が済むのでしょうか。

実態は、第3回米朝会談は韓国側の「自由の家」で開催、当初〝2分の予定〟だった米朝首脳会談は53分に及びました。「仲介役」を自認した文在寅・韓国大統領は同席を許されず、最初から最後までピエロだったようです。

このような〝上から目線〟はSNSが汎用化しているこの時代では直ぐに化けの皮が剥がれるのです。前回の第2回米朝会談の時も同じだったでしょうに...

トランプ大統領がキムジョンウンと非武装中立地帯(DMZ)を〝北〟へ足を踏み入れたことの意味を、遠藤 誉(えんどう ほまれ)さんは〝これで朝鮮戦争が終結した〟とご発言、なるほどそういう事か!とオールドメディアが報じない真実をお聞きしました。


そして常に注目のトランプ大統領、2020年の大統領選は、投票日まで1年4ヶ月となって来ました。

「ワシ」のマークの大正製薬(すみません、大正製薬さんには何の恨みのありません、むしろお世話になっています。) ではありませんが、ワシがワシがのトランプ大統領の再選に向けたキャンペーンは「受け狙い」や「盛り上げ」、そして「見映え」のオンパレードになるでしょうね!?

とりあえず現在のところ共和党はトランプ大統領で決まりのようです。

では民主党は!?となりますと、混沌となっています。以下何時もの冷泉彰彦(れいぜい あきひこ) さんの現地レポートを参照させて頂きます。

民主党は予備選挙の真っただ中です。民主党では20名を超える候補がひしめきあっています。主な候補者は世論調査の結果も添えて以下のようです。冷泉さんのコピペです。


<1位> ジョー・バイデン元副大統領(白人・男性・中道)
      31.9%(プラス2.7%)

<2位> バーニー・サンダース上院議員(ユダヤ系白人・男性・左派)
      15.0%(マイナス6.8%)

<3位> エリザベス・ウォーレン上院議員(白人・女性・左派)
      11.9%(プラス6.2%)

<4位> ピート・ブーティジェッジ市長(白人・男性・中道左派)
       7.1%(プラス4.9%)

<5位> カマラ・ハリス上院議員(インド・ジャマイカ系黒人・女性・左派)
       7.1%(マイナス1.7%)

<6位> ビト・オルーク元下院議員(白人・男性・中道左派)
       3.6%(マイナス5.6%)

<7位> コーリー・ブッカー上院議員(アフリカ系黒人・男性・中道左派)
       2.3%(マイナス0.9%)


マーケッティングの世界では、余りにも選択の余地が多いと「客」は足踏みをし、そこから逃げて行く、とされています。スーパーやデパ地下へ行き、例えばマヨネーズを買うとします。3-4種類までは選択できますが、20種類もあると逆に選択できません。これと同じで、中間的な有権者は逃げて行くのではないでしょうか。


では、本選を想定した、両党激突について、現時点での情勢はどうなっているのでしょうか?

 この点に関しては、6月16日に保守系の「FOXニュース」が発表した世論調査結果が話題を呼びました。

これは、毎回の大統領選で使われる世論調査の手法で、要するに民主党の各候補が「仮に本選で現職のトランプに挑んだ場合」はどんな得票率が見込まれるかを判定するものです。その結果は、

❖ バイデン候補対トランプ大統領・・・・49%対39%でバイデン有利

❖ サンダース候補対トランプ大統領・・・49%対40%でサンダース有利

❖ ウォーレン候補対トランプ大統領・・・43%対41%でウォーレンやや有利

❖ ハリス候補対トランプ大統領・・・・・42%対41%で伯仲

❖ ブーティジェッジ候補対トランプ大統領・・・41%対40%で伯仲

というもので、特にバイデン氏やサンダース氏は本選では有利と言う報道がされています。

ですが、この世論調査には肝心の点が抜けています。と言うのは、「トランプを支持する」というような「恥ずかしい判断」は、多くの人が「胸の奥にしまっておく」のであって、普段の言動と投票所での行動は一貫性がない場合が多いのです。まさに〝隠れトランプ現象〟です。

以上のような状況でして、日本国のオールドメディアを見たり聞いたりしているだけでは、世の中のことが判らないだけでなく、間違った判断をすることになります。



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