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備前・旭川の憂鬱 ( 武漢コロナウイルス 20-20) [日記・雑感]


「宮崎正弘の国際情勢解題」 令和二年(2020)3月29日(日曜日) 通巻6423号、右寄りのサイトですが、大変興味深いポスティングを見つけました。筆者は共感することが多いので、出典を記載し転記します。ワイドショー等でのいい加減なコメントが、如何に世の中を乱しているかの証左です。


フィンランド在住の佐々木章です。フィンランドにおける「武漢コロナウイルス」について状況を少しお知らせしたいと思います。

日本では「新型コロナウイルス」と無味乾燥の名称ですが、スペイン風邪(冤罪です)と同じく出所由来を明らかにする「武漢コロナウイルス」と呼んでいらっしゃいます。

今、世界で「武漢コロナウイルス」が猛威をふるい感染拡大しておりますが、忘れられたヨーロッパの最果てのフィンランドでも「武漢コロナウイルス」がやって来て、感染者が多発しております。

3月28日より4月19日まで、首都ヘルシンキを中心としたウーデマー地域1040km?が封鎖されました。この地域の人口は約200万人(ヘルシンキの市の人口は約60万人)です。今日現在、感染者数は1,163名、死者7名です。

封鎖された道路の各所には警察と軍兵士が立っています。とは言え、仕事、葬式、事故など、それなりの理由があれば証明書や本人確認が出来れば通行の許可を貰えます。

既に1週間ほど前から、70歳以上の老人には外出禁止令が出されており、買い物などは週に2回、散歩は近場に限り、警察に見つかれば家に追い返されます。

バスや公共交通機関を使って外出しようとしても年齢を聞かれて、下車を要求されます。丁度、私は70歳ですので、この制限を受け自宅軟禁状態で友人などにも会うことは出来ません。

日本では「自由と民主主義」を重視し過ぎています。〝国家が国民に強制する事は悪である〟としたリベラルは当然ですが、保守層にも〝自由を奪うのは如何なものか!?〟という議論があります。

ですから総理、閣僚も都知事もお上品な表現ではありますが〝奥歯に物の挟まったような言い方〟しかできません。これだから物事の本質が国民に伝わりません。

因みに、私の住んでいるトルク市では感染者数は64名で、近くのスーパーマーケットには食品などは今までとは変わらず十分にあります。

高齢のジャーナリスト、木村太郎さんは〝日本のTVがスーパーの棚に商品が空の状況を積極的に報道するから買い占めが起きる。1973年の「オイルショック」と同じ過ちを犯している〟と。

武漢コロナウイルスに対する、フィンランド政府の対応策は医療崩壊を防ぐことを主眼とした日本方式を取っています。

単にPCR検査をすれば良いという韓国方式を採用したイタリア、スペイン、フランス・・・などでは医療崩壊が起きています。

これも医療関係者やジャーナリストが、ドイツを引き合いに日本は「武漢コロナウイルス」検査が全くできていない、ケシカラン!と主張していますが、残念ながら亡くなられた方の「数」で判断すれば、検査が万能でない事は明々白々だと思います。

検査で無理やり感染者を増やし(検査すれば健康な保菌者が多数見つかると思います)、病床が不足し医療崩壊を起こす方が遥かに恐ろしいと思います。


最近得た豆知識では「武漢コロナウイルス」感染の有無を初期に発見するには、臭覚と味覚に違和感を感じるかどうかと言う事です。

違和感を感じたら鼻の中を水で洗い流し、薄めた塩水や酢水でうがいをして喉のウイルスを流すそうです。

これも感染症専門医の方が〝学会で定説が無いのでムニャムニャ〟とご発言されていました。新型ウイルスでお医者も経験した事が無いのですから、症例や実例に謙虚になって頂きたいと思います。

早期発見には「味覚違和感」の方が「PCR検査」よりも余程確かではないかと思います。プロ野球の阪神・藤浪さんの例もありますし、20歳代の女性の証言もあります。

そして水を飲む。それでもかすれた咳、37.5度以上の熱、などの症状があれば保健所に連絡して病院に行く。皆様のご健康をお祈り申し上げます。(佐々木生、フィンランド)


この「武漢コロナウイルス」はワクチン・予防接種も無く、季節インフルとも異なり特効薬も無いのですから、原始的な対処療法「不要不急な外出を控える(極めて婉曲な表現)」と「3蜜:密閉・密集・密接」に徹するしかありません。



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