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備前・旭川の憂鬱 (岡山・旧閑谷(しずたに)学校の紅葉/黄葉 21-41) [日記・雑感]


旧閑谷(しずたに)学校とは、寛文十年(1670)、岡山藩主池田光政(みつまさ)は日本ではじめてとなる「庶民のための学校」を創建しました。

その谷深き地の学校は閑谷学校と名付けられ、「庶民教育の殿堂」としてその後、その思いは、350 年経った今も、現存しています。

ここの庭に〝カイノキ(楷の木)〟が一対植栽されています。今年も今が紅葉の見ごろと報道されていましたので、寒冷前線が通過した本日鑑賞に出かけました。

新型コロナウイルス禍も取り合えず終息方向でして、大勢の方々が鑑賞に見えていました。

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さて閑谷学校の全景から、石垣は〝かまぼこ状〟でして、かなり珍しいと思います。月並みな構図ですが門から覗き見た左側の〝楷の木〟です。

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さらに奥深く見ますと、紅葉した右側の〝楷の木〟が迫って来ます。

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閑谷学校〝講堂〟と左側の〝楷の木〟です。

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左右に拘っている理由は、前述のように一対の〝カイノキ(楷の木)〟でして、向かって右側が〝黄葉〟し、左側は〝紅葉〟します。ところが今年は理由は定かではないのですが、一週間前に落葉してしまったそうです。

でも今年の〝紅葉〟は4年前に来た時よりも素晴らしい紅葉ではないかと感じました。

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昨日の岡山地方の新型コロナウイルス感染状況は、単位人口当たり全国ワーストでしたが、それでも県内外か大勢の観光客が〝カイノキ(楷の木)〟の紅葉を愛でに来校されていました。



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