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備前・旭川の憂鬱 ( 「つくし」と「土筆」 19-32) [日記・雑感]


〝つくし〟は漢字では〝土筆〟と書きます。昔の筆記用具、ステーショナリーは〝筆〟が主流でしたので〝土筆〟も有かな!?と思いますが、でも春を告げる野草として〝つくし〟の方が漢字の〝土筆〟より適していると思います。

夕方遅く、岡山・旭川(あさひがわ)の右岸を歩いていますと、おばさんがレジ袋に、何やら野草のようなモノを入れていました。堤防をのぞき込みますと〝つくし〟が散見されます。



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〝つくし〟はスギナという雑草の胞子茎でして、先端の膨らんだ部分には、きのこのような粉状の胞子があります。出始めは固く締っていますが、成長すると胞子を散らします。軸元は硬い部分もありますが、穂先まで食べられるそうです。


土手から顔をあげて川筋を見ると遠くの中州にマガモの集団が確認できました。最近はコサギ、アオサギ、そして白鳥には出会いません。何処へ行ったのでしょうか。



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その中のカップルと思われるマガモが、スーイ スーイ と川面を泳いでいました。


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帰り道、いつもの土手の桜を見上げますと、数週間前は堅いつぼみだった桜が、ほんのりと〝さくら色〟に染まっているではありませんか。〝もうすぐはーるですよ!〟


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