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備前・旭川の憂鬱 (「10月初旬の岡山・後楽園(続き)」 18-91) [日記・雑感]


昨日に続き岡山・後楽園です。今回は今までと異なり〝正門〟から最も奥深い梅林・紅葉林を散策します。出発点は「一本の柿の木」です。


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先ず〝梅林〟から、続いて〝紅葉林〟を右手に歩きます。

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〝紅葉林〟です。少しだけ紅葉が感じられます。

b紅葉林up.JPG

c紅葉から烏城.JPG


そして「花交の池」です。ここからは突然〝深山幽谷〟の佇まいに変化します。この「花交の池」ですが、品川区東五反田にある〝品川区立池田山公園〟に似ています。

ここは最近では東京都内の有名なパワースポットの1つですが、もともとは「大崎屋敷」と呼ばれた岡山藩池田家下屋敷跡の奥庭の部分を整備した和風庭園です。似ていても不思議はありません。筆者は一度だけ訪問しました。恥ずかしながら、その時初めて池田家下屋敷跡と知りました。

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そして園内の〝曲水〟から流れ落ちる小さい滝です。聞くところでは青色の〝カワセミ〟が生息しているそうです。当日、高齢のご婦人に〝あそこにカワセミが〟と声をかけられましたが確認できませんでした。

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滝を横から見ると

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大名庭園もメンテナンスが大変です。

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備前・旭川の憂鬱 (「10月初旬の岡山・後楽園」 18-91) [日記・雑感]


久しぶりに岡山・後楽園にウォーキングを兼ねて行きました。当地・岡山も天災の少ない県と行って来ましたが、脆くも崩れ〝大水害〟や〝猛暑〟といった天災に襲われました。

何時ものように正門から入園しました。取り付け道にある気象台の指定するイチョウの〝標準木〟の下を通りました。


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まだまだ〝黄葉〟には時間がかかりそうです。

午後の3時半頃、園内に入りましたがやはりインバウンドの客が大勢いました。白人系もアジア系も同じぐらい見受けました。勿論、日本人もいらっしゃいました。「井田(せいでん)」と一本の「柿の木」をご紹介します。特に意図はありません。



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北の端を〝茶畑〟に向かって歩き「井田(せいでん)」に到着。もうすぐ〝稲刈り〟のようです。稲穂はまさに「実ほど首を垂れる稲穂かな」でした。ノブレス・オブリージュ(仏:noblesse oblige )ですね。そうありたいものです。
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その直ぐ北側が「一本の柿の木」です。毎年観察しています。当然、未だ熟れていませんので青いままですか、それでも少しは黄色になりかけていました。

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年を越して1月下旬にこの柿の木を訪れた時、たわわに実ったままの時とそうでない時がありました。年によって甘い時と渋柿の時が有るんでしょうかね!?不思議です。





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備前・旭川の憂鬱 (「年季が入ったビルの壁面」 18-90) [日記・雑感]


所用で街中を歩いていますと、年季が入ったビルの壁面全体に〝格言・戒め aphorism〟が書いてありました。ご覧の通り〝英語〟ですから、壁面のアートの側面もありますね。



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面白半分で〝google翻訳〟にかけてみました。今一つですね。自分自身で考える方がいいと思います。

❖ How to work better ⇒ どのようにうまくいくか
「如何に上手くやるか」ぐらいですかね、辞書にはwork:状態にする 解決する、という意味もありますから。

❖ do one thing at a time ⇒一度に一つのことをする  
「同時に2つの事は出来ない」で如何でしょうか。 

❖ know the problem ⇒ 問題を知る
problemの前にtheがありますの「問題が分かる」と思います。

❖ learn to listen ⇒ 聞くことを学ぶ
これは「他人の意見を聞け」でしょう。

❖ learn to ask question ⇒ 質問することを学ぶ
これはマズマズと思います。

❖ distinguish sense from nonsense ⇒ 感覚とナンセンスを区別する
「意味ある事と無意味な事を区別せよ」としたいです。

❖ accept change as inevitable ⇒変化を必然的に受け入れる
「変化は避けられないと納得せよ」か「変化を怖れるな」にしたいです。

❖ admit mistakes ⇒ 間違いを認めなさい
 これはマズマズと思います。

❖ say it simple ⇒ それは簡単だ
 「単純にしよう」「簡単に考えよう」程度ですかね。

❖ be calm ⇒ 冷静である
  これはマズマズと思います。「冷静であれ」が日本語ですかね。

❖ smile ⇒ スマイル
 「微笑み」を忘れるな、としましょうか。


誤訳・意訳し過ぎ、かも知れません。




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備前・旭川の憂鬱 (「家電品・IT機器の消耗品」 18-89) [日記・雑感]


IT家電が無かった頃、家電の消耗品は洗濯機の洗剤を除くと〝乾電池〟〝電球・蛍光灯〟や〝掃除機の紙パック〟でしたね!?


男性用シェーバーが世の中に出ると、その〝替え刃〟は大凡1.5年位で交換が必要となります。これが本体に較べて〝高価〟なのです。例えば〝BRAUN〟の ¥10k-¥15k-程度のシェーバーですと、家電量販店で特別の安売りが無い限り¥5.0k-¥5.5k‐になります。本体価格の1/3 から半分になります。以下価格は消費税を含みます。

廉価版のシェーバーだと替え刃を買うよりも買い替えの方が安いこともよくあります。シェーバーの替え刃はなぜ高いのですか?いくらなんでも解せません。〝替え刃〟が安いことを売りにしたメーカーがあってもいいのではないかと思います。


次に同じ課題を持ったIT機器があります。そうです〝プリンター〟です。筆者は10年以上CANON製を使用しています。何代目になりますか?機種はインクジェット・タイプでして、ここ10年は
〝i P7230〟です。

このプリンターはCANON製以外も不思議な寿命を呈します。年末の「年賀状」を印刷していると壊れるのです。何故か判りません。千葉在住時は慌ててヨドバシカメラへ、名古屋在住時はビックカメラへ、岡山へU-turnしてからもビックカメラへ駆け込みます。この機種は大凡 ¥16k-程度ですかね!?

ところが消耗品のインクがいけません。勿論〝色〟によって消耗度はかなり異なります、個人の趣向によっても大きく変わるのでしょうね。それは良いのですが、インク・カートリッジのLタイプは純正で ¥1.3k-¥1.4k-程度です。セット物で¥6.5k-程度でしょう。


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するとセット物〝3回分〟以下で新品のプリンターが購入できます。〝互換品〟は価格がよく判りません。確か少し前、互換品メーカーと大企業であるCANONがこのインクで訴訟沙汰になりましたね(苦笑)。CANONの勝訴だったと記憶しています。


消耗品ではないのですが、ミレニアム2000年頃が携帯が一般に出回った頃と思います。当blog〝https://ironbridge-uk.blog.so-net.ne.jp/2015-12-27〟でも紹介しましたが、1999年 (携帯キャリアーの契約期間より逆算) お台場のイベントに行った時、今は合併されauになりましたが〝IDO〟がテントを張り、携帯のキャンペーンをやっていました。 くじを引いて〝当選した人には携帯が無料で当たる〟というものでした。 

先ず家内がくじを引きました。 当選です。 どうしようか?と家内が筆者に相談します。 じゃあ筆者もくじを引こう、それで当選したら1台だけ持つかな!?と軽く考えました。 実はこれが大インチキでして、くじを引いた人、全員が当選するものでした。

この場合も本体は安価=「0」ですが、その後の〝通信費〟でガッポリ頂こうというビジネスモデルです。


同じようなビジネスモデルはITの世界でもみられます。官公庁のシステムで富士通?でしたか〝1円入札〟赤字で勝ち取ります。他社にはメンテナンスできない複雑怪奇なシステムを導入しユーザーは、当初受注メーカーから逃げられなくしてからあとは毎年の随意契約でがっぽり儲けるというものです。IBMやNTTデータなどの大手のビジネスモデルは多かれ少なかれこの構造なんだそうです。


この4例の中で、シェーバーの〝替え刃〟は経営学やビジネススクールの教科書によく出てくる有名なビジネスモデルだそうでして、カミソリメーカーの名前をとって「ジレットモデル」(若い人「ジレット」を知っていますか?) という名前までついてます。カミソリと替え刃、プリンターとインクなど、本体と消耗品がセットの囲い込み商品の多くが当て嵌ります。


⇒ 先ず、本体を赤字になるほど安価で売る。
⇒ 赤字なので競合は耐えられず撤退していく。
⇒ 競争相手がいなくなった頃、消耗品の価格をじわじわ上げていく。
⇒ 上げすぎると消費者が本体を買い始めるので、そのときはじめて価格を下げる。

水戸黄門の「悪徳商人」ですね(笑)。


これらの例の上を行く悪徳?調査会社がありました。このような「ジレットモデル」の市場調査レポート「家電用消耗品の世界市場:2017年~2021年:Global Home Electrical Consumables Market 2017-2021」英文 63 Pagesで¥286,425-¥572,850 (税抜) です。



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