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備前・旭川の憂鬱 (李栄薫著「反日種族主義」 19-118) [日記・雑感]


「国際報道」でMCの池端修平さんが、「反日種族主義」を著した李栄薫(イ・ヨンフン)ソウル大学名誉教授を迎えて、10分程度の「特集」を放送しました。

「反日種族主義」は洛星台経済研究所の同僚の研究者の5人が書き、2019/07に出版しました。「反日種族主義」は韓国現代文明に沈潜している「原始」や野蛮を批判したものです。今日の韓国はその歴史に原因が病を患っています。個人、自由、競争、解放という先進的な文明要素を抑圧し、駆逐しようとする集団的、閉鎖的、規制的な共同体主義が病気の原因です。一言で言えば、文明と野蛮の対決です、という趣旨の著作です。


ここから2019/11/26 放送「国際報道」の文字起しです。

隣国の日本を〝先祖代々の敵だ〟として捉える感情、あらゆる嘘が広まっているのは、この〝反日種族主義〟による。膨大な資料・統計を分析、韓国における多くの「定説を否定」した。

〝炭鉱で働いた韓国人、民族に基づく差別で賃金は低く抑えられていた。〟
賃金は成果給であって、日本人も韓国人も分け隔てなく正常に支払われていて、朝鮮人が低い場合がしばしば有ったが、それは勤続・経験と熟練であった。

100k部売れた。高評価:52.3% 低評価:45.5% 中間が無い、という極端な評価であった。
◎ 衝撃を受けた、私が漠然と知っていた事と反対の内容が多かった。自分の中にある常識とは異なるものでした。若者曰く
◎ ゴミのような本だと思います。この本に反感を覚えるのは著者の「結論ありき」で、それに当て嵌まる資料ばかり言及しているためです。中年曰く

<李栄薫(イ・ヨンフン)ソウル大学名誉教授のインタビュー>

正常な議論、客観的な判断がなされていない韓国の歴史学会の風土を何度も経験しながら、そか、それが「反日種族主義」なのだ、と考えるようになりました。

その上で文在寅政権が露骨な反日政策をとるのを目の当たりにして、この本を具体的に編集し出版せねばならないと決断したのです。

以前「帝国の慰安婦」朴裕河(パク・ユハ)世宗大学校日本文学科教授、元慰安婦たちへの聞き取りを重ね、資料を分析し〝女性たちは旧日本軍と同志的な関係にあった〟と記述。名誉棄損で発売停止となった。

しかし現在の各国社会には〝成熟〟がある。韓国人がより広い視野で、国際的感覚を持って歴史を理解し、隣国を理解する現象が若い世代から広がっていると思います。

以前までは〝あなたは親日派だ〟と攻撃されると、韓国人は反論でずにいました。しかし今は〝親日派だ〟と攻撃されると〝それならあなたは「反日種族主義者なのではないか、そうした言動は止めろ〟とういう主張がネットで広がりを見せています。好い方向へ成熟する姿が見え始めているのです。

韓国最高裁の判決は確定し、それを取り消す事はできません。日韓双方はどうすれば対立を解消できるでしょうか?

請求権協定によりますと、協定をめぐる解釈で両国の対立が起きた時、第三国の仲裁を受ける事になっています。しかし文在寅政権は動きませんでした。(今の対立は)司法ではなく行政の責任だと思います。

研究者が学説の間違いに気付いても、修正できないのは歴史研究も政治の深い分断に巻き込まれたためです。韓国社会では〝親日的だ〟と責められるのは大きな打撃だ。歴史分野でも研究者が過ちを認めて、日本の主張に理解を示せば〝親日〟と糾弾されて来た。
研究者も自分の所属する政治勢力の利害に関わる場合が多いため、一旦誤った主張をすると撤回できない訳です。政治に翻弄されるのは後進国の歴史学です。


日本の植民地支配を肯定しているのではないですか?この本を読んで日本の韓国併合は何ら問題なかった、好い事だった、と考える人が出て来るのではないかとういう懸念も指摘されていますが、どうお考えですか?

歴史を具体的かつ責任を持って考察すれば、日本の朝鮮支配は表面的には結果がどうであれ正当化できないものです。日本自体も不幸になって行った訳でしょう。韓国を踏み台にして満州やチャイナに進出し、結局は世界大戦に巻き込まれて、国が廃墟同然になる大きな悲劇に見舞われた訳ですから。

20世紀前半、東アジアの歴史がどうだったのか、歴史全体を見た上で皆が責任を持って考察すべきです。重要なのは今後どういう未来を開拓するかです。東アジアの明るい未来、総合的な経済市場、永久の平和体制を共に築いて行く事なのです。誤りがあれば修正する勇気を!

余りの「真っ当さ」に筆者は暫し呆然としました。李栄薫教授の冷静さと〝fact〟による議論に深く共感を覚えました。そして以下の警告を発しておられます。

韓国の研究者・運動家の責任は重く、彼らはまるで「歴史の裁判官」のように振舞ってきました。皮肉にも〝強制連行説〟と〝性奴隷説〟は日本で作られたものです

〝この強制連行説〟と〝性奴隷説〟は日本で作られた〟とも主張されています。朝日新聞や一部のジャーナリストの責任は果てしなく大きいと思います。




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備前・旭川の憂鬱 (岡山県総合グランドの〝プラタナス / スズカケ〟 19-117) [日記・雑感]


チョットくどくなりましたが、岡山県総合グランドの〝プラタナス / スズカケ〟です。これで最後にします。

お恥ずかしいのですが〝アメリカフウ〟は区別ができるようになりました。〝タイワンフウ〟も多分判ります。しかし〝プラタナス / スズカケ〟がどうもいけません。よく判りません。でもメゲズにご紹介します。


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次のphoto、これは〝タイワンフウ〟か〝プラタナス〟か自信がありません。photoの整理を間違えまして順番が判らなくなりました。


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そして大型樹木の黄葉を離れまして、一般的な真っ赤な〝もみじ〟です。背後の木造洋式の建築物は、以前ご紹介しました旧練兵場の士官クラブです。https://ironbridge-uk.blog.ss-blog.jp/2019-09-02 を参照ください。


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備前・旭川の憂鬱 (岡山県総合グランドの〝タイワンフウ〟 19-116) [日記・雑感]


岡山県総合グランド、通称〝運動公園〟もアメリカフウ、タイワンフウ、プラタナス(スズカケ)の紅葉・黄葉も見頃を迎えています。

前回の投稿で〝アメリカフウ〟の紅葉をご覧板が来ましたが、今回は〝タイワンフウ〟をご覧ください。


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多分「台湾」からと思われるツーリスト達が盛んにシャッターを切っていました。

当日はプロリーグが複数開催されていました。Vリーグの〝岡山シーガルズ〟Tリーグの〝岡山リベッツ〟そして一般の野球、サッカー等々が多数開催されてました。



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備前・旭川の憂鬱 (岡山県総合グランドの〝アメリカフウ〟 19-115) [日記・雑感]


当地・岡山市も11月に入りぐっと冷え込むようになりました。

気象台の記録で確認しますと、11月に入り〝最低気温〟は10℃以下になっています。さらに最低気温が3℃台の日も、今日までに3日間記録しています。紅葉・黄葉が進みます。

岡山県総合グランド、通称〝運動公園〟もアメリカフウ、タイワンフウ、プラタナス(スズカケ)の紅葉・黄葉も見頃を迎えています。


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〝アメリカフウ〟の葉は、5枚のうちわ状です。3枚に見えるのは〝タイワンフウ〟です。〝プラタナス〟は朝顔のような3枚葉に、さらに葉が周囲に飾られている感じです。素人の筆者には判別が厳しいです。まあ、綺麗ならよし!です。


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一本だけ単独で〝アメリカフウ〟が見えました。根元でご家族やお仲間でランチをとられておられました。


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この〝運動公園〟は他にも〝コナラ〟や〝アベマキ〟の林がありまして、その幹の間から〝アメリカフウ〟が鑑賞できます。


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昨日は快晴でして、小春日和でした。



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備前・旭川の憂鬱 (【それでも僕らがトランプを支持する理由】 19-114) [日記・雑感]


毎度まいど、同じお話しで恐縮です。

兎に角〝トランプ大統領〟は、サヨク的でリベラルな方々からは嫌われていまして、格好の攻撃の対象になっています。しかしながら、トランプ大統領支持者からは絶賛されています。これを〝国の二極化・分断〟と称しています。

日常のオールドメディアからは、その実態が伝わって来ません。というより、むしろネガティブなお話しばかりです。〝報道しない自由〟を含め、これは何かが変です。どこかで〝バイアス:先入観〟や〝偏向〟がかかっているようです。


今更ではありますが、2016年〝民主的〟に行われた大統領選挙の結果を見てみましょう。図はテレ東7chより頂きました。


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得票数では民主党ヒラリー・クリントンが、共和党ドナルド・トランプより300万票も勝利していますが、アメリカの大統領選挙制度「選挙人」獲得では、ドナルド・トランプが圧勝し、大統領に当選したということです。


日本国内で「一票の格差」を果てしなく追及されている弁護士や市民活動家からすれば〝全くもってケシカラン〟となる訳です。アメリカでも2016年の選挙結果に異論・反論もありました。

アメリカ国民は〝大人の対応〟をしているかと思いきや、昨年の中間選挙でAOCアレクサンドリア・オカシオ゠コルテスを筆頭に当選した若者急進リベラリストが、トランプ大統領に何でもかんでも疑惑を連発し、次の大統領選挙2020で必ずトランプを落選させよう!となっています。リベラルな方々にとっては当然の活動です。


筆者は以前より、オバマ前大統領は〝口先ばかりで何も実績がない(オバマケア―の実績はあります)〟と述べて来ました。リベラル系の方々はとかく〝理念優先〟でして、実行可能、すなわちfeasibleな政策が打ち出せない、という特性をお持ちです。〝グリーン・ニューディール政策〟なんかその典型です。

feasibleでない政策のもう一つの典型が、オバマ前大統領の〝プラハ演説〟です。『核兵器なき世界』が少しでも実現したのでしょうか!?ノーベル平和賞を受賞しても、その後の世界情勢は〝真逆〟に進行中です。


「それでも僕らがトランプを支持する理由 YOUNG TRUMP SUPPORTERS」
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/11/post-13343_1.php
という記事がNewsweek Japan 2019/11/08(金)に掲載されていました。Bill Powellビル・パウエル さん(本誌シニアライター、元東京支局長)の投稿です。

この記事は日本のオールドメディアが報じない〝生〟の事柄が記載されていまして、大変参考になります。以下この記事より抜粋します。

さらに米国ニュージャージー州在住、冷泉彰彦さんの「何とも不思議な大統領弾劾騒動」2019/11/16の興味深い記事を参照しながら、オールドメディアとは異なる〝トランプ大統領〟の再選が有るかないかを見渡して見たいと思います。

2016年の大統領選挙後言われた〝トランプ現象〟ですが、その本質の一部が理解できまして、2020年も同様の事象が再現するのではないかと思われます。既存のオールドメディアの論調と真逆ですね。


今も若いアメリカの有権者にとって、トランプ大統領支持を公言することは容易ではない。今年8月にはテキサス州エルパソとオハイオ州デイトンで銃乱射事件が相次いだ。一部で移民問題との関係が示唆され、(トランプ大統領に対する)逆風はさらに強まっている。

ポップカルチャーやマスメディアの大半が、毎日のようにトランプを嘲笑する。大学の教員はほぼ例外なく、同級生も大多数がトランプに敵意を抱いていると、トランプを支持する大学生たちは語る。アメリカの大学では左派的な考えの持ち主や反トランプ論者のほうが一般的。


これは日本も欧州も同じですね。特に〝意識の高い系〟の方々に当て嵌まります。

何か不快な言動があるたびにSNSでボイコットを呼び掛ける「キャンセル・カルチャー」や、ポリティカル・コレクトネス(政治的正しさ)にうんざりしている

若いトランプ支持者に言わせれば、自分たちこそ、昔から若い世代が政治で担うべき役割を果たしている。反抗心を持ち、体制に従わず、エスタブリッシュメントに対抗して、自分が信じるもののために立ち上がるのだ。彼らにとってのエスタブリッシュメントは、「極左の考え」に足並みをそろえて従うことを要求する文化だと。

「何が左派の人々をあんなにかたくなにしたのだろう」と。「相手が政策課題の細かい点すべてについて賛成しないと、悪魔だの人種差別主義の外国人恐怖症だのと批判して対話の扉を閉ざしてしまう」。

筆者なりに理解している事は、エスタブリッシュメントは〝多様性〟の本質〟を理解していないと思います。日本でも同じですが〝多様性〟を誤って認識している人は、次のように考えていると思われます。

〝話し合えば、きっと判り合える、判り合おうよ〟

しかしこれは〝多様性〟を認めるのではなく、むしろ価値観を単一化し同一にしようとしていると思われまして〝多様性〟と真逆の方向へ行っているのではと思います。

本当の〝多様性〟を理解している人は、次のように考えるのではないかと思います。

〝判り合えない事もある、干渉せずにお互いに認め合って行こう〟

こんな感じで〝判り合えないものに対する不快感を、お互いに許し合おうとする姿勢が大切になるよね〟と理解しています。別の言葉でいえば〝寛容〟でしょうか。


トランプ大統領を支持する「保守派」学生団体に「ターニングポイントUSA」という組織があるのだそうです。民主党系の若者とは全く異なります。かれらの主張は、

再選のカギを握る有権者グループは、18〜29歳の若者と、中道寄りの無党派の女性および共和党支持の女性だ。

2016年の大統領選でトランプは若者票の37%を獲得したが、選挙戦は無秩序で、資金も十分ではなかった。激戦州では若い有権者にターゲットを絞った選挙戦を展開している。

ポリティカル・コレクトネスばかりが叫ばれて息苦しい(特に大学においては)この時代、「政治的に正しくない」トランプに留飲を下げ、解放感を感じる人は多い。

トランプがツイッターを多用している点についてブラウンは、「支持者と直接、コミュニケーションを取るための手段だ」と評価する。「みんなすごくいいと思っている」。トランプ大統領の魅力は何より、自分が言いたいことを言ってしまう点だ。

「トランプの正直さ、本物さ」が好きだと言う。「思ったことを言い、貫く。そこがすごくいい」


何だかオールドメディアの論調と随分異なりますね。


「ターニングポイントUSA」の会合に参加。そこでの話は、大学のキャンパスで耳にする反トランプ論ではなく、トランプは約束を守る。
「トランプのツイートや口調には違和感を覚えることもある」が、彼は自分で本気で思ったことを口にする。それこそがあるべき大統領の姿だと思う」

トランプ大統領は素晴らしい業績を残している。失業率は人種を問わず低い。アフリカ系でもヒスパニックでも誰でもだ。雇用も潤沢。何が不満なのか。

これは日本の安倍政権と同じ状況ではないかと思われます。理念もいいけど、先ずはメシにあり付けるかです。


民主党の大統領候補らを支持するなんて、「経済学の授業中に寝ていたか、単なる無知に違いない」「不法移民の医療の無償化(を支持する)だって? 揺すったら欲しいだけ資金を落としてくれる魔法の金のなる木があると信じているみたいだ。そんなのはおかしい」。

トランプは支持者を熱狂させるために人種攻撃や移民たたきを利用しているようだが、一部のトランプ派はその逆だと主張する。反トランプ派がトランプたたきのためにこの問題を利用している、というのだ。



そして今、下院で弾劾に値するか否かを議論中の〝ウクライナ疑惑〟ですが、これはむしろジョー・バイデン問題ではないかと言っています。それは、バイデン前副大統領発言2018/01にCouncil on Foreign Relations 外交問題評議会で、

ポロシェンコ前大統領に対して行ってやったんだ。私はあと6時間で帰るよ。〝それまでに検事総長をクビにしなければ君らは10億ドルを手にすることはできないよ〟とね。そうしたらあいつ(検事総長)はクビになったんだ。

と発言しています。一般に伝えられているトランプ大統領の性格を考えれば、民主党が主張しているような思惑を持ち、それを周囲に漏らした可能性はある。ただ、しばらくしてその考えを変えて〝指示はせず、行動にも移さなかったのかもしれない〟そうです。

結局のところ、現段階でトランプ大統領の弾劾が成功すると考えるのは、かなり困難だという結論に落ち着くのではとアメリカでは考えられているとか。


最後に、ビル・パウエルさんのインタービューのまとめです。

トランプ派の若者に共通することがもう一つある。トランプ再選を確信していることだ。メディアは民主党有力候補のジョー・バイデン前副大統領やエリザベス・ウォーレン上院議員がトランプと一騎打ちになった場合、いずれも勝ち目があるが、ほぼ互角といった調査結果を伝えているが、彼らの確信は揺るがない。



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備前・旭川の憂鬱 (岡山 総社市「豪渓(ごうけい)」の紅葉(つづき) 19-113) [日記・雑感]


「豪渓」の続きです。駐車場から山道を上流に向かって歩きます。その道すがら、槙谷川沿いの両岸に〝紅葉・黄葉〟を鑑賞することができます。車も通りますので注意して歩かなければなりません。


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向こう側の紅葉です。


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槙谷川へオーバーハングした紅葉です。かなりの大木です。


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紅葉・黄葉はやはり太陽の陽が当たると、本当に美しい〝透明感〟のある色彩を愛でる事が出来ます。


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京都の祇王寺ではありませんが、散策している足元も、それぞれの木々に対応した落葉の紅葉・黄葉を鑑賞できます。


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日本の秋は紅葉・黄葉を鑑賞し〝もの思い〟に耽るのも、今の雑漠とした世の中には必要でしょうね。



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備前・旭川の憂鬱 (岡山 総社市「豪渓(ごうけい)」の紅葉 19-112) [日記・雑感]


今年の紅葉・黄葉は今一とか言ってケチを付けていました。しかし近場で素晴らしい紅葉・黄葉を見つけました。今日は気温も上がらず〝初冬〟のような陽気でしたが、「豪渓」の紅葉・黄葉は素晴らしいの一語です。

ここ「豪渓」は岡山市内から、渋滞がなければ小一時間で行けます。


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ここ「豪渓」は昨年の大洪水で有名?になった倉敷市真備町から近い位置にあります。高梁(たかはし)川支流である槙谷川の上流に位置する渓谷です。この岩山は瀬戸内地方によく観られる花崗岩でして、ロッククライマーの聖地にもなっているそうです。


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備前・旭川の憂鬱 (湖東〝永源禅師〟の紅葉 19-111) [日記・雑感]

今年の紅葉・黄葉は今一です。そこで思い出すのが〝湖東三山〟の山寺の紅葉です。

〝湖東三山〟とは琵琶湖の東側にある百済寺(ひゃくさいじ)、金剛輪寺(こんごうりんじ)、西明寺(さいみょうじ) です。これらの山寺の紅葉も素晴らしく見応えがあります。

この〝湖東三山〟とは別に〝永源禅師〟があります。この禅寺は山寺ではなく比較的平坦でして回遊には良好です。2度目の名古屋在住時、2006/11下旬に〝永源禅師〟に出向きました。

以下当時の素晴らしい紅葉のphotoをご覧ください。少々アクセスが悪いのですが、行く価値は十二分にあります。


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備前・旭川の憂鬱 (最近のトランプ大統領 19-110) [日記・雑感]


トランプ大統領は、メディアでは全く評判が悪いです。ご承知の通り、洋の東西を問わずリベラル系には徹底的に叩かれています。

しかしながら40数%の岩盤支持層があります。日本やアメリカでもリベラル系の方々は兎に角トランプ大統領が〝嫌い〟ですから、彼に対する悪材料を恣意的に発信しますので、場合によっては一般人に間違った判断をさせてしまいます。


メディアとは直接関係ない、アメリカン大学の歴史学者アラン・リットマン教授や、政治予測の専門家として知られるイェール大学の レイ・フェア教授は2020年の選挙で、トランプ氏が約54%得票し大差で勝つと主張しています。この54%という数字は、CNNの最新世論調査結果と呼応するそうです。CNNはトランプ大統領の天敵ですがね。


話しは「シリア内戦」の終息に飛びます。トランプ大統領が誰にも相談せず、トルコ・エルドワン大統領に直接電話し〝アメリカ軍は即刻退去する〟と連絡し、その通り退去命令を出しました。多分ロシア・プーチン大統領へも了解を取ったものと思われrます。

ISISと戦った〝クルド人〟に対するトランプ大統領の措置を見ていますと、クルド人は不憫だな!とつくづく思います。さりとて筆者に何ができるかと言えば〝皆無〟です。クルド人に関しましては、拙blog https://ironbridge-uk.blog.ss-blog.jp/2017-10-01 をご笑覧ください。


一方、日本国にとってメンドクサイ〝韓国〟ですが、トランプ大統領は〝不気味〟なほど静かです。ウクライナ疑惑にトランプ大統領が没頭している可能性も考えられますが...

トランプ大統領は何か思い付くと、場所・時間を問わず直ぐにTwitterで物事を忖度せず発信していますが、こと韓国に関しては沈黙です。日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄が迫っていますが、当の本人からは何の反応もありません。


北朝鮮に関してはトランプ大統領は〝金正恩はいいやつだ、話ができる〟と周囲は完全に白けていても、持ち上げて続けています。金正恩もこれに呼応するかのように〝トランプ大統領の側近が悪い、トランプ大統領だけと話がしたい〟と言っています。

トランプ大統領は〝今までのイスタブリッシメント・既得権益支配層や慣習に捉われない政治を志向して行く〟と2016年のキャンペーン中に主張していましたので「公約」通り、と言えばその通りです。


そのトランプ大統領の「公約」ですが、悪名高い「公約1:メキシコ-米国間へのグレートウォール建設」から、「公約39:アフガニスタンでの米軍維持」まで〝39〟もあります。その中に「公約30:アメリカ軍再構築」があります。

これはキャンペーン中に〝大統領就任後の軍事政策を発表、米陸軍の規模を46万人(予算要求ベース)から54万人に増強、海兵隊を24大隊から36大隊に、海軍の艦船などを約300隻から350隻に増やすと表明した。〟とあります。

その一方〝「我々がとてつもない安全保障を提供しているドイツや日本、韓国、サウジアラビアのような国に、もっと対価を払うよう謹んで求める」と発言。日本などの同盟国に駐留米軍の経費負担を増やすよう改めて求めた。〟とあります。

トランプ大統領は「同盟は金がかかる」と言っているようです。これが問題でして、彼は総ての事象をdeal:取引き、すなわち「お金」で考えます。NATOや日本へもさらなる防衛費負担の増額、GDP比2%を求めていますし、現在韓国へも今までの5倍の防衛費負担を求めています。


一昔前の「アメリカの価値」、自由と民主主義・法治主義・人権といった価値を共有するための同盟ではなくなってしまったようです。これを理解すると、何故にトランプ大統領が日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄に興味が無いと判ります。

それよりも、勿論筆者のような〝ど素人〟でも、トランプ大統領は「公約30:アメリカ軍再構築」を実現するには〝在韓米軍を完全に撤退したい〟と考えていると思います。撤退すれば、アメリカ兵の血を流さずに済みますし、在韓米軍の費用も〝ゼロ〟になります。

在韓米軍を撤退するには、北朝鮮のミサイルがアメリカに飛んで来なければそれでいい訳でして、アメリカにとって〝北朝鮮の脅威がなくなればいい〟となります。韓国と北朝鮮の関係には興味がありません。チャイナと北、あるいはロシアと北が蔓んでいても関係ありません。「アメリカの価値」なんかどうでもいいのです。

木村太郎さんに言わせると、アメリカは〝今まではネオコン:新自由主義の御旗、自由と民主主義で「外」へ出て行く多国間主義であったが、トランプ大統領はペイリオコン:paleo-conservative伝統的保守主義で内に籠る方向だ〟そうです。他国はどうでもいいですよ!となります。

アメリカは人口も3億人以上いますので国内消費でお金を回せますし、シェールオイル・ガスでエネルギーも自給自足できる、国外に出て行く理由が無いということです。


そう考えるとトランプ大統領が北のヤクザ・金正恩と仲良くしたい理由が少しは理解できるように思います。

この事実は我が日本国にとって大変な事態です。日米安保条約があれば総てが上手く行く!といったことが幻想に帰します。日本国はこれを契機に「自立した国」になるチャンスが到来しています。



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備前・旭川の憂鬱 (岡山・後楽園の銀杏 19-109) [日記・雑感]

「祝賀音列の儀」も無事終わり、夕方のワーキングに出向きました。少し早いのですが、この5-6年、毎年定点観測している岡山・後楽園の「銀杏」の黄葉を見に行きました。

例年より少し早いせいか、一本の銀杏全体が〝真黄色〟ではありませんでしたが、まあまあ黄色に着色いていました。


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今年の紅葉・黄葉は総じてあまり美しくありません。秋の台風、大雨や長雨が影響したのでしょうか。

園の正門に回ってみました。毎年展示されていたのか否かは不明ですが、昭和の時代は各地で、この季節は〝大菊花展〟が開催されていました事を思い出しました。極小規模ではありましたが、日本の盆栽にも重なる匠の技〝菊花の展示〟がありました。


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本日は「祝賀御列の儀」でもありましたし、菊花を愛でるのも良いものだな、と感じました。



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