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備前・旭川の憂鬱 (コロナウイルスに関する世論調査 -30カ国グローバル調査 20-23) [日記・雑感]


ギャラップ・インターナショナル・アソシエーション 国際世論調査 公表日 2020年04月09日がとっても興味深い調査結果を公表しています。

ただし、本リリースの引用・転載の際は、下記連絡先にメールにて掲載のご連絡をお願い致しますとありますので(当然です)それをコピペします。

連絡先:(株) 日本リサーチセンター広報室 コロナウイルスに関する国際世論調査
担当 メール:information@nrc.co.jp
本リリースの引用・掲載の際は、必ずクレジットを明記してください。


株式会社日本リサーチセンター(本社:東京都墨田区、代表取締役社長 鈴木稲博)が加盟しているギャラップ・インターナショナル・アソシエーションでは、2020年3月9日~22日、世界30カ国の人々を対象にコロナウイルスに関する国際世論調査を実施しました。
 
この度、その調査結果がリリースされましたので、日本版レポートを発表いたします。ご高覧いただければ幸いです。

◆主な調査項目
・自分自身または家族のだれかが実際にコロナウイルスに感染するかもしれないと思う?
・自国の政府はコロナウイルスにうまく対処していると思う?
・ウイルスの拡散防止に役立つならば、自分の人権をある程度犠牲にしてもかまわない?
・コロナウイルスから自身を守るために実施している予防手段は?

原本は以下のpdfをご覧ください。
https://www.nrc.co.jp/report/200409.html


◆調査結果の要約
1.「自分自身または家族のだれかが実際にコロナウイルスに感染するかもしれないと思う」という意見について、「そう思う(計)」人の割合は、30か国の平均では67%、日本では52%

自分自身または家族のだれかが実際にコロナウイルスに感染するかもしれないと思う」という意見について、「そう思う(計)」の割合の大きい順に並べてみると、
上位3か国は、インドネシア、イタリア、韓国の順。
一方、下位3か国は、ドイツ、 スイス、アフガニスタン
となっている。

日本は30か国中26位で、調査実施(3月13日~16日)当時は、1日の新規感染者数が全国で50人未満であり、感染拡大が進行していた他の国に比べて危機感は低め。(各国の調査は3月9日~22日のあいだに実施)

2. 「自国の政府はコロナウイルスにうまく対処していると思う」という意見について、「そう思う(計)」人の割合は、29か国の平均では61%、日本では23%

「自国の政府はコロナウイルスにうまく対処していると思う」という意見について、「そう思う(計)」の割合の大きい順に並べてみると、
上位3か国は、オーストリア、インド、パレスチナの順。
一方、下位3か国は、タイ、日本、アメリカ
となっている。日本は29か国中28位


これは何を見て日本国民は判断しているのでしょうか?04/10夕方現在の〝感染者数 /死者数〟の現実の数値を見てください。例によって〝zero-risk〟を希求する日本人らしい判断ではないかと思います。例えば〝死者数〟ドイツ:2107人、日本:108人 です。感染者数は検査人数の定義が異なりますので比較できません。

世界の現状.png

日本の現状.png


3. 「ウイルスの拡散防止に役立つならば、自分の人権をある程度犠牲にしてもかまわない」という意見について、「そう思う(計)」人の割合は、30か国の平均では75%、日本では32%

「ウイルスの拡散防止に役立つならば、自分の人権をある程度犠牲にしてもかまわない」という意見について、 「そう思う(計)」の割合の大きい順に並べてみると、
上位3か国は、オーストリア、北マケドニア、イタリアの順。
一方、下位3か国は、日本、アメリカ、アゼルバイジャン
となっている。
日本は30か国中30位で、ウイルスの拡散防止のために自分の人権を犠牲にすることに対しての抵抗感が強い。

4. コロナウイルスから自身を守るために実施している予防手段について、30か国の平均でも、日本でも、「手洗いをいつもより頻繁にする」と回答した人の割合が最も多い。日本は「マスクをする」も「手洗い」と並んで多い点が特徴的

日本で割合が多い予防手段の上位3位は、「手洗いをいつもより頻繁にする」(71%)、「マスクをする」(70%)、 「家にいる/社会との交流を減らす」(50%)の順。

30か国の平均では、割合が多い予防手段の上位3位は、「手洗いをいつもより頻繁にする」(78%)、「手の除菌グッズを使用する」(54%)、「家にいる/社会との交流を減らす」(54%)の順。「マスクをする」は33%で4番目。


◆調査概要
【調査方法】面接調査、電話調査、オンライン調査
【調査対象】世界30カ国
【有効回収数】28,502人(サンプル)
【調査期間】2020年3月9日~22日(日本は2020年3月13日~16日)



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